関西へのお詣りは、姉の義父のルーツを辿る目的がありました。
姉の義父は兵庫県の西宮で育ち、学問がしたいと若くして東京に出て、文学の道を極められました。
当時は家業を継ぐのが当然だった時代で、自分の好きな文学の道は、家業とは相容れず、裸一貫で東京に出たようです。
また、戦争の時代を生き抜いた御方だったので、大変な苦労もされたみたいだと姉が話していました。
そんな流れから、姉の義父は、西宮の話をする事が殆ど無く、姉家族は義父の育った西宮のルーツを知る事は無かったようです。
それが、あるきっかけから、ルーツを知り、ご親戚が西宮神社の太夫さんを代々されていたという話を聞きつけ、姉が子供を連れ西宮神社に行きたい、と言いはじめました。
西宮神社には、私は2回ほどお詣りした事がありました。
氣の良い美しい神社なので、私も行きたいから一緒に行こうと車を出し、早々に今月の仕事に目処をつけて、早朝に車で出発しました。
姉はここ10日ほど、帰高してたから、姉と夫と3人で高知から神戸に向かいました。
先ずは明石海峡大橋を渡って直ぐ、高速を降りたところにある和田神社へのお詣りです。

和田神社へのお詣りは今回が初めてです。
神戸に行こうと決めた時に、出雲に行く直前に、大成龍神社を教えてくれたお客様から、神戸の和田神社にお詣りして、とても良かったとの話を聞きました。
このタイミングで和田神社の事を耳にしたという事は行かなきゃと思いました。
不思議なのですが、そのお客様は私の行こうとする地の神様を前もって伝えてくれます。
神戸に行く事は言ってませんでしたから。。

御祭神は
天御中主大神
市杵島姫大神
蛭子大神
です。
主神の天御中主大神は関西地方でお祀りしている神社が極稀で、江戸時代の国学者、本居宣長が「天の真ん中に坐々て世ノ中の宇斯たる神」
また平田篤胤は「天地萬物の主宰神」と解され信仰されたご祭神です。


蛭子大神が淡路島を出て本土に上陸された最初の地が和田岬で、そこにあった森を『蛭子の森』と云い、神代の昔に蛭子大神が祀られた西摂最古の聖地です。
古く西宮神社が《産宮参り》と呼びこの地に渡御をされていたのはこの由緒によるものです。

摂末社である宮比社(みやびしゃ)の御祭神は
大山祇神、大地主神、大黒天、毘沙門天、福禄寿、寿老人、布袋様
です。

秋葉神社には
佐田比古神、忌火産靈神、天宇受賣命、大宮能咩神
高倉稲荷神社には
倉稲魂神、猿田彦命、大宮女命
が祀られていました。

可愛い埴輪が沢山ありました。
古代祭祀につかわれていたとか。。。


磐座も祀られています。

和田神社のこの松の御神木に、白蛇様が姿をあらわしたようです。
白蛇の看板がありましたね。。。


こちらには沢山の白蛇さんが奉納されていました。
白の提灯ですね。

こちらは赤提灯に龍神様。
見どころ満載の神社です。

事前に、和田神社を教えてくれたお客様より、こちらの神社では、お粥が一個200円で売ってるから買ってくると良いよと教えてもらってました。
5個買っても1,000円😆。私は5個買いました。
姉は8個。上を行きます😂
社務所でお粥ありますか?と聞くと、あまりお粥のある事を知ってる人は少ないですよと宮司さんが笑ってました。

七福神の置物は、こちらの和田神社でしか売ってませんと書いていたから、ついつい買ってしまいました。可愛い😍
本当に神様グッズには弱いのです。
無駄遣いとかしない方なのですが、神様グッズは、此処でしか買えないと思うとついつい手が伸びます。
ブランドがアレコレ欲しいと言うんじゃないから良いよ❣️と姉に言われました。
和田神社は「兵庫七福神」のひとつに指定されているようです。
七福神の宝舟を買って、帰って眺めるだけで癒されます🥰
和田神社のお隣に三石神社がありましたので、こちらも寄らせていただきました。
神功皇后がこちらに降りたのですね。
神功皇后は私の氏神様の御祭神です💖


こじんまりとした気持ちの良い神社です。






知人に三石さんという、とてもお世話になってる方がいます。
お優しい方で大好きなので、今度お会いしたら、この写真見せてあげようと思います💖