津野山の神様の事が知りたくて、色々調べてもわからなくて、どうしたらわかるんだろう??ともがいてたら、80代の奥様に教えてもらって、やっと辿り着いた御祭神のお名前が恵比寿様、金刀比羅様、耳の神様、荒神様でした。
田舎のお山の神様の近くの稲葉洞には龍神様が棲まわれ、河内五社神社には大山祇神様が祀られていました。
檮原町という津野町の隣の町には豊玉姫様と玉依姫様が祀られている竜宮城のような綿津見神社もあり、神話の世界に迷い込んだような気持ちになる母の故郷が大好きになりました。
それでも耳の神様だけがわからなくて、ずっと疑問に思ってたのですが、やっとこの度辿り着きました🥹🥹🥹
耳の神様は龍神様と縁があるとは教えてもらっていたのですが、ぼやっとしていて、イメージできなかったのですが、それはそれは尊い三柱の神様の事を三身の神(ミミの神)というのでした。
そして、その一柱は事代主様の奥様である勢夜陀多良姫(セヤダタラヒメ)なのです。
系図は空想もあります。。。

勢夜陀多良姫(せやだたらひめ)は
別命を
玉櫛姫(たまくしひめ)
三島溝杭姫
溝咋玉櫛媛
活玉依姫
倭迹迹日百襲姫(やまとととひももそひめ)
ともいわれます。
倭迹迹日百襲姫命は、桃太郎伝説の中では桃太郎のお姉様で、卑弥呼ではないかといわれる姫様だったのですが、恵比寿様の奥様だったのですね。
おそらく神を宿すことのできる巫女だったのでしょう。

出雲の伝説に、事代主神は美保神社(美穂津姫を祭る神社で、美穂津姫は事代主神の妻ともいわれますが、義母の可能性もあります)の場所から揖屋に住んでおられた溝咋姫のところへ諸手船で通っておられたとあります。
この場合経路は中海になりますが、この時にワニに足をかじられたという話が残っていて、鰐に化して八尋熊鰐となり、勢夜陀多良比売の元に通ったようです。
鰐🐊になってでも通わないと娶れないほど素敵な奥様だったんです。
金比羅様(クンビーラ)はもともとガンジス川に住む鰐(ワニ)が神格化したものともいわれています。
恵比寿様が鰐🐊になって妻の元へ通ったなんて🥹🥹🥹なんか感動です。
津野山にお宮が出来たことを金毘羅様がとても喜んでくださっていると山さんから聞いて、年初に香川県の金刀比羅神社に行ってきなさいと言われ、お詣りさせて頂きました💖
出口王仁三郎さんの「霊界物語」の中に出てくる神様で国常立之命をお護りしていた大道別命という神様がいらっしゃいます。
その大道別命ですが、国常立之命を邪神から護った方法が「言向け和す」とは違ったとして、結果は良かったが手法が間違っていたと、自ら国祖に頭を下げ竜宮海に飛び込んだのです。
大変な思いをして国祖をお護りしたのですが、その手法を自ら省みて、国祖に謝り、そのままその身を海に投じた尊い神様なのです🥹。
国常立之命は、その大道別命の御霊を救い、日の出神と琴比良別神にわけ、陸上と海上を護らせたとありました。
日の出の神は恵比寿様。
琴平神は金毘羅様。
鰐になった海の神、金毘羅様に乗って、日の出の神、恵比寿様が、龍神と縁のある勢夜陀多良姫の元に通ったなんて空想をしてみます🥰
恵比寿様と金毘羅様は津野山では隣山に祀られているんですね。
そして、恵比寿様の奥様である耳の神様が2柱の神様に大変失礼なことをしていると教えてくれました。。。
ミミの神様教えてくださってありがとうございました🥹
生きてる間に知れて本当に良かったです。
香川の金刀比羅神社も大物主命(日の出神)が御祭神で三穂津姫(セヤダタラヒメのお母様?)も祀られていました。
古事記によれば
三島湟咋(ミシマミゾクヒ)の娘に勢夜陀多良比売(セヤダタラヒメ)という美しい少女がいました。美和(ミワ=三輪)の大物主紳(オオモノヌシ神)が彼女を気に入り、少女が大便をしているときに、丹塗矢(ニヌリヤ=丹を塗った赤い矢)に変身して、そのトイレの水が流れる溝に流れて、少女の陰部を突きました。
また、日本書紀によれば
「事代主神(コトシロヌシノカミ)が三嶋溝橛耳神(ミシマノミゾクヒミミノカミ)の娘の玉櫛媛(タマクシヒメ)を娶って生んだ子が媛蹈韛五十鈴媛命(ヒメタタライスズヒメノミコト)といいます。この姫は国色(カオ)が優れています」事代主命は美しいセヤダタラヒメが大好きだったんでしょうね🥹
この流れで読むと、三輪山の大物主命は事代主命若しくは妻であるセヤダタラヒメ系統の三嶋の神様かもしれません。深掘りします❣️
三身の神様とは大三島の大山祇神社の神様を祖としており
三嶋湟咋耳神(賀茂建角命=八咫烏)
伊可古夜比売命(かぐや姫とも)
勢夜陀多良比売(活玉依姫命)
をいうようです。
説はありますが三嶋湟咋耳神は女神様で
三嶋湟咋耳神
勢夜陀多良姫
媛蹈鞴五十鈴媛命
三代とも日巫女でこの3女神が三身の神様かもしれないです。
三つの美しい和で輪❣️三輪✨

まだまだ続きます。