私の知る方の中で、この方は凄いなと心から尊敬している方は実はあまり多く無いです。一方でこの方は好きだなと思う方はとてもとても沢山います。
生き方、生き様が素晴らしくて、壮絶な人生の中で身魂を輝かせ生き神様になっていると思ってる御方で浮かぶのが竪山勲さん。
とても長い動画ですがハンセン病患者の壮絶な差別の歴史の一端を知る意味でも、生き神様を拝める意味でも一見の価値はあります。
https://m.youtube.com/watch?v=qyZoQIzrAF0
最後の最後に今の社会に求めるものに
今の若い人たちに是非賢明なまなこで物事を見てほしい
真実はどこにあるんだって
本当に賢明なまなこで自分の頭でよくよく考えるってこと
と話しておられます。
私は父のように慕っているから、何回もこの動画を観ましたけど、その度に心が洗われるんです。宗教観についても、ほんまもんの宗教とは神様と自分の契約だと。
竪山さんとはじめてお逢いしたのは10年以上前。闘病中で私には仕事も生活の楽しみも何もない時でした。私がなってしまった病には、交通事故の補償が絡む悲しい背景があり、そんな病はないとして殆どの医師が治療してくれない、国に認められない患者置き去りの状況がありました。当時、多くの患者さんが放置され、苦しみぬき、適切な治療に辿り着けず寝たきりになったりして人生を苦しみと共に終えていました。
適切な治療に辿り着いたものの回復途上にあり、そんな私を心配して繋がってくれ、寝たきりだったので鹿児島から高知にも足を運んでくれました。
私は親不孝者で、病気が治ってそんな娘の様に思ってくれている父に、暫くご挨拶もできずに会うこともなく10年以上の月日が過ぎて行きました。
闘病中、よくお電話を頂いて、ハンセン病隔離病棟で行われていた奴隷の様に病人が扱われていた信じがたい当時の状況を詳しく教えてもらいました。ハンセン病に無知だったので、本当にこの日本で起こっていたことなのかと信じられませんでした。まさに患者さんの受けた被害は人生被害です。
ハンセン病国賠訴訟原告の最初の13人のお一人になって闘われ勝訴。そのおかげで私は竪山さんと知り合うことができました。縁が繋がり、お話を聴くことが出来、ハンセン病の事から始まり、イエス様のこと、空海さんのこと、いろは歌に隠された真実などなどお電話で教えてもらいました。自分はクリスチャンでも仏教徒でもなんでも無いけど手を合わさないといけない人たちが沢山いるから神仏に朝2時間は手を合わしてお祈りすると話してくれました。
あぁなんか神々しい光ってるというと、頭のことを言ったのか!!と笑って怒られたり。本当に全てが神々しいのです。
竪山さんが自分は人生をかけて3つの裁判はやり遂げないといかんと当時から仰っていました。
一つ目はハンセン病国賠訴訟です。これは国の控訴断念原告勝訴。
当時、あと二つが残っていると。
二つ目がハンセン病家族被害国賠訴訟。これも国は控訴断念原告勝訴となりました。この二つ目の裁判の時、微力ながらですが署名を送らせていただきました。
そして、最後の一つが菊池事件の裁判です。
これほど竪山さんがこの事件を冤罪だと言い切るには、本人を知り、この方の無念を俺の人生をかけて晴らすからなという、竪山さんの信念を感じます。
今月7月末まで署名活動をしていて、来月の8月10日に裁判所に提出するようです。一筆でもいいから、もし賛同してくださる方がいれば送ってあげて欲しいなと思います。
写真は竪山勲さんのFacebookのご自身の農園写真より勝手にお借りしました!