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お山にお宮がたちました

四国八十八箇所お遍路 第四十番札所 観自在寺

愛媛県は「菩提の道場」と云われているようです。
菩提とは「道」「知」「覚」を意味します。「修行の道場」と呼ばれる高知県を終え、後半に入る愛媛はあらゆる煩悩を断ち切って菩提の域に達するための場と言われています。

第40番札所観自在寺は、愛媛県最初の霊場で、一番札所霊山寺からもっとも遠くにあり、「四国霊場の裏関所」とも呼ばれているようです。

こちらでは
昭和53年、十二支守り本尊として
千手観音菩薩(子年)
虚空蔵菩薩(丑・寅年)
文殊菩薩(卯年)
普賢菩薩(辰・巳年)
勢至菩薩(午年)
大日如来(未・申年)
不動明王(酉年)
阿弥陀如来(戌・亥年)
の八体の石像が彫刻され、自分の干支の守り本尊にお水を掛けて、願いを込めることができるようです。

私は千手観音菩薩様にお水をかけました。


一、親子孫と三(さ)かえる
一、お金がかえる
一、福がかえる
一、病気が引(ひき)かえる
と栄(さかえ)かえるの石像に刻まれていました。
親子蛙が可愛いかったです。

御本尊 薬師如来
本尊真言 おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
ご詠歌 心願(しんがん)や自在の春に花咲きて 浮世のがれて住むやけだもの

寺伝によれば平安時代初期の大同2年(807年)平城天皇の勅願によって、空海(弘法大師)は、一本の霊木から本尊の薬師如来、脇持の阿弥陀如来、十一面観世音菩薩を刻み安置して開創したと伝えられている。このとき残った霊木に庶民の病根を除く祈願をし「南無阿弥陀仏」と彫ったと云われる。なお、その版木により晒し木綿に押印された宝印守を購入することができる。また、平城天皇は勅額「平城山」を下賜し、当地に行幸したと云われ、一切経と大般若経を奉納を奉納し、毎年勅使を遣わして護摩供の秘法を修したとされている。
以上Wikipediaより

こちらが本堂です。  


薬師如来像です。

当山鎮守篠山大権現とあります。


とても立派な大師堂です。
弘法大師尊像、脇侍に不動、愛染明王をお祀りしているほか、回廊には四国八十八ヶ所のお砂を敷き詰めており、大師一代の尊像を安置しているようです。


寶聚殿八角堂 宝物展示室には本尊文殊菩薩、外壁には七福神が彫られた七枚のレリーフ像が設置されているようです。

山門の上を見上げると真ん中に亀がいる可愛らしい干支方位盤がありました。
ほっこりしました。


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