宮崎県、神社巡りの旅が続きます。
天岩戸神社です。
天照大神が弟・スサノオノミコトの悪ふざけに激怒しお隠れになったとされる洞窟が、天岩戸(あまのいわと)神社のご神域です。
天岩戸神社の洞窟は本殿の裏手にあたるご神域のため、普通に参拝しても立ち入ることはできません。
ただし、社務所で申し込めば、このご神域を神職さんのお話とともに案内してもらえます。
写真とかはダメなのですが案内してもらい、説明を受けました。
そんな天照大神が洞窟から出てきてくれないと太陽が出ずに飢饉になってしまうため、八百万の神様が集まって出てこさせる方法を相談したとされるのが、天安河原(あまのやすがわら)です。
天岩戸神社のさらに奥地にあります。
パワースポットのようですが、こちらは、石がたくさん積まれていて、ちょっと怖かったです。
こちらは高千穂峡の近くにある高千穂神社です。
高千穂神社の創始はなんと1900年前で
高千穂皇神社として続日本紀にその名が見られる超古社のようです。
祭神は高千穂皇神と十社大明神。です。
高千穂皇神とは、
日向三代の皇祖神(天照大御神)と、
その配偶神の天津彦火瓊瓊杵尊・木花開耶姫命・彦火火出見尊・豊玉姫命・彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊・玉依姫命の総称らしいです。
十社大明神とは
神武天皇の兄・三毛入野命とその妻子神9柱の総称らしいです。
十社大明神の中心である三毛入野命は、高千穂一帯を荒らしていた鬼神の鬼八を退治したお方のようですね。
高千穂といえば神楽が有名のようです。
高千穂神楽は、アマテラスの岩戸隠れの際、岩戸の前で踊ったアメノウズメの舞いが起源で、発祥は不詳ながら平安時代末期から続いているといわれる伝統神事らしいですね。
神話を訪ねる宮崎の旅はおしまいおしまい。