水子供養と アセンションに向けての意識改革ブログ

命の大切さとともに
ライトボディのことや
意識改革 霊的なことについて
かなりディープな内容になります

詩 ワルツ

2015-02-28 08:28:08 | 
ワルツ

あーだこーだおしゃべりしながら
体中に水滴をつけながら
みっちゃんが素っ裸で
リビングに入ってきました

「バスタオルまぁだー!」
素っ裸のけいごくんが
つづいて出てきました

「ゆうくんの頭洗ってー」
ふりちんのゆきおくんが
トコトコ出てきました

ちょこっとパソコンに座りたかったんだけど
まだまだ甘い虹のかかるリビングです

秋の鈴虫が
負けじと鳴き
観葉植物には
カマキリが2匹
抱き合ったまま動きません

今が一番良いときよと
通りすがりのおばちゃんに言われました
髪振り乱す時期が過ぎ
言いたいことを
まあるい口をして言うあなたたちと

いつまで
バランスの悪いワルツを
踊れるのでしょう

時間は待ってくれず
あっさりと舞台は回る

だから今
書きたいのです
ワルツが終わっても
この詩を読むたび
心のワルツが始まるように・・・
(平成二十年十一月)

みっちゃんからのお手紙

2015-02-27 09:49:20 | 
みっちゃんからのお手紙

お風呂に入る前に
けい兄ちゃんのお尻を
ママがふざけて触っているのを
みっちゃんは ふくれて見ていました

ご飯になって
卵どんぶりをよそうママに
「それ今日幼稚園で食べたんだけど! 」

カチンときたママは
「じゃあもう食べなくてよろしい」と
みっちゃんの分だけ
よそいませんでした

「いただきます」をして
みっちゃんだけ 隣の部屋で
絵を描いています
けい兄ちゃんが
「おかあさんのバカって書いてるよ」
と言いました

黙って食べていたら
みっちゃんが つと立って
お手紙を渡しました

お花畑に満面で笑う女の子
大きな文字で
「おかあさん だいすき」
きの文字が反対です みっちゃん
ママはみっちゃんを足ごと抱っこして

「ママもみっちゃん大好きだよ! 」

やっと やっと
ごはんの味がしました


詩  おいもとみっちゃん

2015-02-25 18:35:29 | 
おいもとみっちゃん

こうしてね 葉っぱさんに向って
毎日 綺麗だね 元気だねと言ってあげると
葉っぱは元気にピンピンするんだよ

そうか!
目を輝かせて圭吾くんは
観葉植物を拭いているわたしのところへやってきて
葉っぱをいいこいいこしました

そうか!
お兄ちゃんにつづいてこっちに走ってきたみっちゃんは
しゃがみこんでいます・・・

どうしたみっちゃん?

みっちゃんは 泥がついた
さつまいもを
一生懸命撫でています

ハハハハハ!
圭吾君の弾けるような笑い声と
みっちゃんのニカッとした笑顔

散らかった部屋も
輝きました

         (平成十八年十二月)

クローバーの葉の気持ち

2015-02-22 13:39:48 | 
クローバーの葉の気持ち

うららかな日に
クローバーのもとへ
小さな男の子が近づいてきました
小さく柔らかな手で
クローバーを摘み
小走りに家に入りました

ママに渡すんだ
喜ぶかな
喜ぶだろうな
男の子の柔らかな手と
真綿のような気持ちが
クローバーの気持ちも包んで・・

遠くなる意識の中で
クローバーは笑って
さらに
青く光りました

ママ
ヨロコンデクレルカナ

今も家に咲く
一輪のクローバーの気持ち
ママはしっかり
受け止めたよ・・・

          (平成二十年五月)

あの頃は、本当に子供たちも、色々と摘んでは帰ってきてくれました。
今は真っ黒な靴下など、洗濯物がお土産です(笑)
でも、しっかり育ってくれることが何よりの親孝行ですね(^-^)

詩 カマキリ

2015-02-20 16:36:06 | 
カマキリ

虫好きの圭吾くんが
茶色くて大きいカマキリを
観葉植物の葉の上に住まわせました

思いきり嫌な顔をして
ブーブー言うママを見て
悲しそうに圭吾くんが
目を伏せました

何気なく見上げたカマキリ
コショコショ手を動かして
首をかしげる
いじらしい仕草に
思わずママは

「一生懸命で圭吾くんみたい。
かわいいね。」

向こうからキラキラした目をして
やってきた圭吾くん
カマキリを大事そうに手の中に入れて
「かわいいでしょう。」と
大きな前歯をのぞかせました

うまくものが伝えられなくて
でもママが大好きで
虫に愛情を注ぐ圭吾くんが
ママは大好きです
いつまでも
小さきものを大事にしていってください
そしてママも
あなたのように
自分より小さき者たちを
大事にしていきます

あなたに約束したい
ママより・・・


(平成二十年八月)







今、息子は中二です。中二病であり、ドラゴンボールのように、口を開くと強くなりたいと言っています。




でも、この圭吾も、今の圭吾も、本質は同じ。全く変わっていないことに、今更ながら気づく母でした(*´∀`*)

詩  いたたた・・・

2015-02-19 06:39:43 | 
いたたた ・・・

友人宅の玄関で
ガシンと頭をぶつけた
誰もいなかった
誰もいないから
痛みと自分だけ
シンとした白い時間の中で

神様
何か
私に至らない点があったのでしょうね

昨日もおとといもペシンと叩いた
圭吾の頭
幸生の頭
このぐらい痛かったのかな・・

上を見ると
サンサンと降り注ぐ光
おてんとぉ様は
いつでもわたしを見てるけど

気づかせてくれることはあっても
叱ったりすることはないんだね
気づいたから
ちょっと優しくなるわたしがいる

たんこぶを
そっと撫でました

(平成二十年十一月)

詩  200まで

2015-02-18 09:04:17 | 
二百まで

「京子お姉ちゃんとパパがいないと
なんだか暗いね」

夕食のときに圭吾が言った言葉に
わたしはうろたえました

お客様が帰って
いつもの我が家
早くしなさいと急かした夕食

傷つきながら
その通りかもねと
謙虚に受け止めようと思ったとき
いきなり圭吾が言いました

「お母さん
二百歳まで生きてね」

こんなママでもいいのかな
怒った顔でご飯食べてるママでも
いいのかな

口々に
二百歳まで生きてねという子供たちに
背中を撫でてもらってるような
そんな気持ちになりました

「ああ。いいよ!!
二百まで生きるよ」と
男らしく応えるわたしがいて

時間が限られていることも
知りました・・・

未来に行くことも出来ない
過去に生きることも出来ない
今しかない
今も過ぎ去ります

叱ってばかりのママです
でも
自分が死ぬまで
一緒にいて欲しいと
無条件で言ってくれた

日々
無条件の愛を
目の前で見せてもらっています

花が咲いたよ
摘んできたよ
学校からお野菜とってきたよ
美味しい?ママ
綺麗でしょ?ママ
ママ大好き

あなたがたの愛に
半分も応えられてないかもしれないね

せめて

二百まで生きるよ
大きな手と
枯れた手になるかもしれない
でも
最後まで
しっかり握ろう

二百まで・・・    



‘(平成二十年十一月)

詩 ・・・の中に

2015-02-17 07:08:21 | 
・・の中に

君はさっきから
膨れっ面がなおらない
頬に水滴を残しながら
泣きつかれて
目の前の渋滞
車だけを見つめている

ボクは
ダンプに囲まれた車の中
君の濡れた頬にさわる
君は驚いた目でボクを見上げて
ボクは鼻と鼻をくっつけて
それから優しく
君のプックリした唇に
キスした後 頬を重ねた
君の頬がばら色になり
嘘のように笑いながら
ママ大好きを繰り返す

愛の中に恋が住む
いつかはわたしの手から出て行く君

気持ちの綱引きの恋など
人と人としての心からの
尊敬ある抱擁の前には
すっぽり包まれて
溶けてしまう

ママ嫌いのコトバの裏に
ママ大好きが潜む
嫌いという言葉は
ボクが君を強く抱きしめただけで
君が片手で握りつぶす

嫌いの中に愛が住む

綱引きのように引っ張り合うけど
嫌いは
愛の胸に飛び込むことを
心から願いながら
思い切り
綱をひっぱるのかもしれない


(平成二十年十一月)

詩  みっちゃんの涙

2015-02-16 15:12:46 | 
娘が小さい時に書いた詩です。

みっちゃんの涙

ドラエモンスペシャルで
ドラエモンが
帰ってしまったのでした

そのつかの間
ノビタはドラエモンとの思い出に浸ります・・
素敵な音楽にあわせて
ママはお好み焼きをほおばっていました

向こうを向いているみっちゃんが
ティッシュをかじりながら
涙を拭いています
心臓がトクンと鳴ったママは
後ろからそっと近づき
みっちゃんをのぞきました

目を濡らしたみっちゃんが
テレビを見つめながら
ママに寄りかかってきてくれました

アニメを見て
こんなに泣けるようになったんだね・・・
ママは遠慮なくみっちゃんを抱きしめます
「素晴らしいねみっちゃん。
泣くみっちゃんが素晴らしいぞ!」
つられて益々泣くみっちゃんです

この感覚を
死ぬまで持っていってね
ちょっとのことでも
人の為に泣いてあげられた
あなたの
最初の涙を
ママは忘れません・・・