わたしの父は、癌で闘病中です。
不思議と痛みはなく、この間も病院に付き添いました。
病院の帰り道、母の車を待っていると、父がしんみりと、
母や周りの人に迷惑をかけていると言いました。
わたしは、全然違うと言いました。
お父さんが死ぬ時、わたしたち家族の歴史が、なんか終わってしまう気がするから、
それがとても寂しい。そして、お父さんの存在感が、母を支えて、わたしたちの気持ちも
支えてくれている。お父さんは今でも、わたしたちの大黒柱だと言いました。
家に帰り、お風呂に入っている次男にそのことを伝えました。
お風呂から出てきて、フリチンのまま、頭をゴシゴシとふきながら、彼はこう言いました。
「おじいちゃんが生きているってことが、
おばあちゃんに元気と勇気を与えているんじゃん。
おじいちゃんはね、生きていることが奇蹟なんだよ。
その、おじいちゃんが生きている奇蹟に、みんな元気をもらっているんだよ。」
わたしはその言葉を聞き、一瞬ポカンとしましたが、
そのあとすぐに、心がポカポカになりました。
「そうだよね、ゆうちゃん。
おじいちゃんが生きていることが、おばあちゃんの元気なんだよね。」
「そうだよ!」
最近、下ネタを連発したり、先生から電話がかかってきたり、
期末テストで時間が足りない、ワークが終わらないともがいている君。
あなたを産んで、良かった。
おじいちゃん、本当に喜んでいたよ。おばあちゃんもだよ。
ゆぅちゃん、この場をかりて、お礼を言うね。
本当に有難う。いつか読んでくれるかな^-^
******************************************
父が長年書いてきた、児童文学の数々です。
これからもアップしていきますので、
読んでいただけたら本人含め、わたしたちも嬉しいです^-^
小林昭夫の世界
https://ameblo.jp/kaminariogi5555/
不思議と痛みはなく、この間も病院に付き添いました。
病院の帰り道、母の車を待っていると、父がしんみりと、
母や周りの人に迷惑をかけていると言いました。
わたしは、全然違うと言いました。
お父さんが死ぬ時、わたしたち家族の歴史が、なんか終わってしまう気がするから、
それがとても寂しい。そして、お父さんの存在感が、母を支えて、わたしたちの気持ちも
支えてくれている。お父さんは今でも、わたしたちの大黒柱だと言いました。
家に帰り、お風呂に入っている次男にそのことを伝えました。
お風呂から出てきて、フリチンのまま、頭をゴシゴシとふきながら、彼はこう言いました。
「おじいちゃんが生きているってことが、
おばあちゃんに元気と勇気を与えているんじゃん。
おじいちゃんはね、生きていることが奇蹟なんだよ。
その、おじいちゃんが生きている奇蹟に、みんな元気をもらっているんだよ。」
わたしはその言葉を聞き、一瞬ポカンとしましたが、
そのあとすぐに、心がポカポカになりました。
「そうだよね、ゆうちゃん。
おじいちゃんが生きていることが、おばあちゃんの元気なんだよね。」
「そうだよ!」
最近、下ネタを連発したり、先生から電話がかかってきたり、
期末テストで時間が足りない、ワークが終わらないともがいている君。
あなたを産んで、良かった。
おじいちゃん、本当に喜んでいたよ。おばあちゃんもだよ。
ゆぅちゃん、この場をかりて、お礼を言うね。
本当に有難う。いつか読んでくれるかな^-^
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これからもアップしていきますので、
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