今日の開梱は、90歳近くの、身寄りのないおばあちゃんの家でした。
古いアパートで、ヘルパーさんが立ちあい、ダンボールを開けていきました。
おばあちゃんは身体が悪いらしくて、わたしたちに指示する他は、横になっておられました。
玄関に入ると、遠くの布団から、少し起き上がって、
わたしに笑いかけてくれました。
とても優しいお顔でした。
そのお顔が、お仕事が終わった今も、頭から離れない。
ただ、優しいだけではない。
強いのとも、違う。
弱弱しいのとも違う。
わたしは、仕事をしながら、その時突然、
ご先祖供養という言葉が浮かびました。
この、懐かしい、優しい微笑みは、
わたしの上にいる、沢山のおじいちゃんおばあちゃんが笑った時の
顔と重なるんじゃないかなと思って。
会ったことがない・・詳しくは時間の差で会えなかった人々。
でも、きっとこういう顔で笑って、生きて、命を私たちに繋げてくれた。
なんかね、有難いなって思ったんです。
そしてね、
もう1つ、
お蔭さまを知っている人の微笑みなんだなって。
順風満帆で生きた人でも、
寂しい時は来るんですよね。
それは、この仕事していると、いやでも目にするんです。
じゅんぐりじゅんぐりに、みんな同じようなところを辿ることも知りました。
でもその時にね、
ひねくれた顔で生きるか、
お蔭さまの笑顔で生きるか、
その違いって、自分の足跡を、泥だらけにするか、綺麗にするかの違いでも
あるみたいな気がして。
今日のおばあちゃんは間違いなく、
歩いた跡が、ふわふわだったと思う。
独りで生きていると、自分の力で生きていると、
何の支障も無く、お金もきちんと入ってくる人は思うでしょう。
それもある視点では当たりだと思う。
でも、人の手を借りながらも、
お蔭さまの笑顔で優しく、布団の上で生きている人も
神様は同じくらい、それよかもっと優しく
見てるのかもしれないなって思ったの。
とれみにょん姉さんの新刊の131pにね、
人は一人では生きられない
って項目があるの。
その文章を読んだ後の、おばあちゃんの微笑みだったから、
よけいそう思ったんだね。
お蔭さまって、わたし、考えてなかったなあ。
それよか、主人を支えて、子供のお世話して、
自分がいなくちゃ大変でしょって生きていた。
まぁそれもそうなんだけどね。
でも、それじゃ、優しい笑顔は出せないんだよね。
優しい笑顔は、お蔭さまの心から出るんだね。
生かされている。満たされている。
それは、自分の力じゃなくって、
名前も、顔も知らない、
沢山のこの、地球上のみんなが、
少しずつ、出来ることを寄せ集めて
この社会があるってことを、
ここにきて、やっと感じ始めています。
あの微笑みで。
あの微笑みが、
教えてくれました。
ありがとう。おばあちゃん。
長生きしてね!!
古いアパートで、ヘルパーさんが立ちあい、ダンボールを開けていきました。
おばあちゃんは身体が悪いらしくて、わたしたちに指示する他は、横になっておられました。
玄関に入ると、遠くの布団から、少し起き上がって、
わたしに笑いかけてくれました。
とても優しいお顔でした。
そのお顔が、お仕事が終わった今も、頭から離れない。
ただ、優しいだけではない。
強いのとも、違う。
弱弱しいのとも違う。
わたしは、仕事をしながら、その時突然、
ご先祖供養という言葉が浮かびました。
この、懐かしい、優しい微笑みは、
わたしの上にいる、沢山のおじいちゃんおばあちゃんが笑った時の
顔と重なるんじゃないかなと思って。
会ったことがない・・詳しくは時間の差で会えなかった人々。
でも、きっとこういう顔で笑って、生きて、命を私たちに繋げてくれた。
なんかね、有難いなって思ったんです。
そしてね、
もう1つ、
お蔭さまを知っている人の微笑みなんだなって。
順風満帆で生きた人でも、
寂しい時は来るんですよね。
それは、この仕事していると、いやでも目にするんです。
じゅんぐりじゅんぐりに、みんな同じようなところを辿ることも知りました。
でもその時にね、
ひねくれた顔で生きるか、
お蔭さまの笑顔で生きるか、
その違いって、自分の足跡を、泥だらけにするか、綺麗にするかの違いでも
あるみたいな気がして。
今日のおばあちゃんは間違いなく、
歩いた跡が、ふわふわだったと思う。
独りで生きていると、自分の力で生きていると、
何の支障も無く、お金もきちんと入ってくる人は思うでしょう。
それもある視点では当たりだと思う。
でも、人の手を借りながらも、
お蔭さまの笑顔で優しく、布団の上で生きている人も
神様は同じくらい、それよかもっと優しく
見てるのかもしれないなって思ったの。
とれみにょん姉さんの新刊の131pにね、
人は一人では生きられない
って項目があるの。
その文章を読んだ後の、おばあちゃんの微笑みだったから、
よけいそう思ったんだね。
お蔭さまって、わたし、考えてなかったなあ。
それよか、主人を支えて、子供のお世話して、
自分がいなくちゃ大変でしょって生きていた。
まぁそれもそうなんだけどね。
でも、それじゃ、優しい笑顔は出せないんだよね。
優しい笑顔は、お蔭さまの心から出るんだね。
生かされている。満たされている。
それは、自分の力じゃなくって、
名前も、顔も知らない、
沢山のこの、地球上のみんなが、
少しずつ、出来ることを寄せ集めて
この社会があるってことを、
ここにきて、やっと感じ始めています。
あの微笑みで。
あの微笑みが、
教えてくれました。
ありがとう。おばあちゃん。
長生きしてね!!