雄一郎の半生

こんな人生もあるのですね。ノンフィクションの半生記
全ては、書けませんが。。。

元女房の悪行

2021年04月20日 06時00分00秒 | 日記

雄一郎の半生

母は、糖尿病が悪化して
恐らく、脳だけではなく全身の
血管ももろくなっていたのだろう。
次第に話も、のどの筋肉が弱り
思うように発声が出来なくなって
いった。
それを良いことに、N子は
悪行の限りを行う。
母の老齢年金の搾取や
母の指輪や、ネックレス等を
質屋に入れて、現金化する。
自分達の預貯金の解約など。
通帳のページをうまく破いて、
発覚されないように工夫も
していた。
それに加えて、自分の弟が
生前、楽しみに収集していた
切手まで売って現金化していた。
全く、人間にあるまじき行いを
平気でしていたのだ。
 
これらのことは、離婚をする頃に
分るのだが、その頃母は
自分が、帰ってくるとブラシを
玄関脇の部屋でたたいて、音を出す
事が度々あった。
「どうしたんだい」と声をかけると
言葉にならない声で
「○りちゃん、お金。
○りちゃん、お金。
○りちゃんお金。」
を繰返す。何のことかと
N子に尋ねると
おかあさんは、毎日部屋
から出ずに居るので、ストレスが
貯まっているんじゃないの」
とだけ、実際は、母はN子に
「死んでも金を使った事を言うな。」と
口止めされていたのだ。
そんな母は孫の事を思い、
自分には知らせることが
出来なかったようだった。
しかし、あまりにひどい
N子の金銭の使い込みに
知らせたのだろう。
この事は、母が
亡くなってから、うまく
動かない手で書いた、
走り書きが何枚か見つかり、そこに
かれていた内容で分った。
 
移り住んだ地区の隣保班は、
10棟あったが、そんな行いは、
近所の人にもわかっていたのだろう。
離婚してから、隣の家の主人から
聞かされたことだが、我が家は
村八分にされていたそうだ。
その頃は、確かに近所の人たちに
挨拶すると、初めは会釈をしてくれて
いたが段々、会釈もしてくれなく
なっていた。何か変だなー。
とは思っていたが、こういった事が
原因だったのだ。
 
 
次回につづく