ただいま午後5時。
名古屋市長選の開票が3時間後から行われる。
当選有力候補者は二名と言われている。
名古屋市長から衆院選に鞍替えして当選した日本保守党
河村隆君が後継者として指名した前・名古屋市副市長の
「広沢一郎君」(60歳)。もちろん日本保守党からの推薦を
受けている。
もう一人は国民民主党・参議院議員だった「大塚耕平君」
(65歳)。自民・公明・立憲・国民と、名古屋県知事の
大村君からも応援を受けている。
大塚耕平君が立候補すると知った時、(えっ? どうして?)と
不思議に思った。
参議院から衆議院に鞍替えできない事情があるからか、と
先ずは想像した。参議院は格下と言われているからね。
次に想像したのは、国民民主党に入党していることを内心
では後悔していて、年齢的にも名古屋市長の方がいい、と
判断したのかもしれないということ。
勿論ネームバリューも全国区だから、「当選」を確信しての
立候補であろう。
大塚君が立憲民主党には行かず、国民民主党に行った
ことを私は今でも残念に思うし、国民民主党を離れるなら
ば名古屋市長になってほしい、と願っている。
普通に考えれば、やはり当選して当たり前の存在である。
ところが、名古屋でも不思議な現象が・・・。
候補者が行動できぬ時間帯のSNS現象が凄いらしい。
これはSNS動員を動かせるおカネの問題と、善悪判断を
無視した選挙運動をするか、しないか、の問題である。
つまり、兵庫県知事選と似たような問題が起きているかも
しれない、ということ。
話は少しずれるが、都知事選の時も、衆院選の時も、兵庫県
知事選の時も、私は投票率が上がることを期待した。
それは、投票する人が増えれば増えるほど国民の民度は
高まる筈だから、と想っていたからだ。
ところが、その考えは大きな間違いだった。
先ずは衆院選の結果を見て、それを理解したのだった。
投票率は上がらなかったのに、自民党が大きく議席数を
減らしたからである。自民党支持者が離反したのである。
投票率が上がった兵庫県知事選の結果も私の考えを打ち
砕いた。
投票率が上がった結果が、知性・理性ではなく、安っぽい
感情に流された人々が多く出現したに過ぎない、と私個人
は見ているのだ。それも愚かな立候補者の誘導によって。
しかも滑稽なのは、愚かな立花孝志君の行動を、維新の
会の幹事長・藤田君は、「民主主義の中で認められること。
立花さんは物凄く賢い人」と会見の場で発言した。
でも私は、賢い人には二種類あって、立花君は「ズル賢い人」
としか見えない。
犯罪者にたまに見られるじゃないですか。
そんなに賢いのに、どうして犯罪ではなく真っ当な仕事に
生かさないのかって人。それが立花孝志君という人だ。
あっ、立花孝志君は只今執行猶予中の身だから、本物の
犯罪者だった(嗤)