岡山新報デジタル

メディアや新聞が伝えない真実の日本や本当の歴史、色々な物事の裏側や正体・特殊情報を伝える岡山新報デジタル。

岡山新報デジタル【今日は何の日】

2023-03-02 07:12:44 | 日記
⭕後楽園開園記念日(3月2日 記念日)
1884年(明治17年)3月、岡山県岡山市にある「後楽園」が開園し、一般に公開された。記念式典が行われた3月2日を岡山県が「開園記念日」に制定。

後楽園について
江戸時代初期、岡山藩2代藩主・池田綱政(いけだ つなまさ)によって造営されたもので、1687年(貞享4年)に着工し、14年の歳月をかけ1700年(元禄13年)に完成した。岡山市内を流れる旭川をはさみ、岡山城の対岸の中州に位置する。藩主が賓客をもてなした建物・延養亭(えんようてい)を中心とした池泉回遊式の庭園で岡山城や周辺の山を借景としている。



江戸時代には延養亭を「茶屋屋敷」、城の背後にあることから庭園を「後園」または「御後園」と呼んでいた。1871年(明治4年)、園内を一般開放するにあたって、岡山藩10代藩主・池田章政(いけだ あきまさ)は、これを「後楽園」と改めた。

「後楽園」の名称は、中国・宋の范仲淹(はん ちゅうえん)が著した『岳陽楼記』にある「先憂後楽」(「天下を以て己が任となし、天下の憂いに先んじて憂え、天下の楽しみにおくれて楽しむ」)に由来する。1884年(明治17年)3月、池田家から岡山県の所有となり、一般に公開された。2000年(平成12年)、築庭300周年を迎えた。

総面積は133,000平方メートルで、東京ドームの約3倍である。国の特別名勝に指定されており、石川県金沢市の「兼六園」、茨城県水戸市の「偕楽園」とともに優れた景勝を持つ「日本三名園」の一つとされる。「後楽園」の入園料は大人410円、シニア(65歳以上)140円であるが、この日は開園記念日として入園無料となっている。