【吉備津彦命と温羅伝説】
吉備津彦命(きびつひこのみこと)は、古代日本の皇族で、第7代孝霊天皇の皇子です。彼は四道将軍の一人として西道に派遣され、吉備国(現在の岡山県)を平定しました。
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吉備津彦命と鬼ノ城の鬼、温羅(うら)との関わりは、桃太郎伝説の元になったとされています。温羅は吉備国を荒らしていた鬼で、吉備津彦命は彼を討伐しました。温羅は鬼ノ城(岡山県総社市)に住んでいたとされ、吉備津彦命は犬飼健命、楽々森彦命、留玉臣命という家来と共に温羅を討ち取りました。
この伝説が桃太郎の物語の元になったと言われています。桃太郎が犬、猿、雉を連れて鬼退治に行く話は、吉備津彦命が家来と共に温羅を討伐した話に由来していると考えられています。
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桃太郎伝説は、岡山県を中心に広く知られており、吉備津神社などの関連地も多く存在します。