⭕ジェットコースターの日(7月9日 記念日)
1955年(昭和30年)のこの日、日本初の本格的な「ジェットコースター」が設置された「後楽園ゆうえんち」(現:東京ドームシティアトラクションズ)が開園した。
このジェットコースターは、全長1500m、最高時速55kmであった。ジェット機にちなんで「ジェットコースター」という名前が付けられ人気となり、ジェットコースターという名称が一般的に使用されるようになった。
「後楽園ゆうえんち」は、2003年(平成15年)4月17日に遊園地全体が入場無料のフリーゲート化され、同時に「東京ドームシティアトラクションズ」という現在の名称に変更された。
2020年(令和2年)7月時点で、同遊園地には「サンダードルフィン(Thunder Dolphin)」というジェットコースターがあり、コース距離1100m、最高時速130kmとなっている。都会のビル群を駆け抜ける疾走感や、突然の急降下によるスリルを楽しむことができる。
ちなみに、「ジェットコースター(jet coaster)」は和製英語であり、英語では「ローラーコースター(roller coaster)」である。国産初、日本で現存する最古のローラーコースターは、「浅草花やしき」のもので、1953年(昭和28年)に設置された。
また、この記念日の名称は「ジェットコースターの日」のほかに「ジェットコースター記念日」という表記も見られる。