早出の朝 下弦の月 社畜の涙

本日　日の出６時３８分
日の出より　早い出勤　今はまだ夜
うすぼんやりと明るくなって　見上げた空には　下弦の月



月蝕は地球の影に満月が「喰われ」
日蝕は新月に太陽が「喰われ」

欠けて　擦り切れ　減っていって　１５日には新月です。

下弦　新月　上弦　満月　

天高い　雲のない　小春日和に有明月

朝めし喰って　準備万端　わりかし順調なすべりだし

路肩に駐車の休憩タクシー　でっかいトラック　すき間をみつけ

御決まりのトイレ休憩　ちょいと寄り道

小走り　トイレに駆け込んで　この時期邪魔する　ズボン下

ちょい漏れ　ツツっと　内腿濡らす

僅かな温もり　排尿後尿滴下

乾けばきっと　臭いだす

小窓覗けば　秋の色　ランドセルの小学生





軽くなった膀胱と　朝のひと時　よい気候

ちょいと燥いで小走りに　両手広げて　ブーンって言うて

車に帰還の　おっさん一人

両手広げて　ブーンって言うて　全力疾走

零戦気取りの五十歳

「ニイタカヤマノボレ、１２０８（ヒトフタマルハチ）」　
きょうで７９年経ちました。

車に戻ってＣＤセレクト　
ちりーん　ちりーん　ちりーんっと　鈴の音
Starting Over　聴きながら

あたらしい朝　そんな朝



きょうで４０年
生きていれば８０歳

おれの親父っと　同じ歳

“想像してごらん”