朝五時半 唸りをあげる室外気

2022-02-15 | 日記




日の出 予定は 06:27 まだまだ暗い
冷気垂れ込む トイレの小窓
只今 05:30 下半身 露出して寒さに耐えて便座腰かけ
経年劣化 固くなった膀胱を ゆっくり開放 放尿 放出
静寂 断ち切る となりの家の 室外機
ガッタン ゴットン 異音響かせ 唸りだす
それを 聴いてる 便座の上 さっぶい個室

"いやに 張り切っていやがるなぁ?"

隣りの家は まだ暗い 電気もついていない部屋
エアコンだけが 擦りつけるような音をたて
無人のリヴィング 温めて 家主の起きるの待っている

きっと タイマー設定 ONにして
起き抜け 部屋を暖めて 快適な朝を構築し
さっぶい 今朝をやり過ごす 魂胆

低気圧 東に進んで 東海道沖 気圧の谷
冬型配置 キンっと冷え込む 下町路地裏
息せき切って 唸りをあげて 寝ている主人の思惑通り
無人のリヴィング 温める

室外機の 魂の叫び聴いてる 朝の便所
形古 ロートル 時代遅れっと 
五月蠅い 近所迷惑 言われているが

なんだか 邪険にできなくて・・・


お前だけの温もりを せめて 充満させてやれ!!!

ニューマシーンが 届くまで。

近所で苦情が 出る前に。





悲鳴あげてるキャブレター 針は振り切れ
残り少ないタンク ハイなガソリンぶち込んで

Blow Blow 時代遅れのマシン
Blow Blow こんなトコロで 止まるわけにはいかないぜ

この俺のスターターに着火して
アドレナリン 爆発させ Blow By Blow



" 甦れ 隣の五月蠅い 室外機 "














  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする