おさまる気配もみせもせず・・・

耳をすませて　さぐってみても
聞こえてこないよ　秋の声
おさまる気配は　あまりなく
ムシっと暑くて　いやな汗ふきだし
なにが　なにやら　きょうから処暑

処　処　処　っと　しょしょしょのっしょ

暦の上では　いまから　こっから
暑さおさまる　今日この頃

二十四節気の「処暑」

ひきずる日々は　知ったこっちゃないらしく
ぱらり　ぱらりっと　日めくる毎日

八月尽　夏のおわりを　待っている

ねばつく汗　熱帯夜　もういい夜　
夏はすっかり　秋ました


処暑　　「暑さが収まるころ、落ち着くころ」


暦の上に　胡坐をかいて
涼しい日々を　待っている
きょうも　只々　まっている
秒針すすんで　日が暮れて終業時間に　なるまでは
じっと　静かに　マスクをつけて
マスクの下に　汗かいて
黙　黙　黙　受話器をとって
黙　黙　黙　注文きいて

しずかに・・・

一言


まいどあり