霧雨、舞う朝。「花殺しの月」の昼 夜は雨

2024-01-20 | 映画
見逃した映画 どうしてもスクリーンで観たくって
チャンスは本日 休みの土曜日 早稲田松竹 
開演時間は早めの9時50分 チケット発売 9時10分
逆算して駅に向かう 多少余裕をもって7時50分
これを逃しちゃ チャンスが ピンチ!!!
サミー&ネミー あったか布団が そそのかす
おまけに 天気が愚図りだし 怠けるココロ けしかける

下町から高田馬場 真ん中つっこす 東京地下鉄 東西線
時間・時空を引き裂いて 向かうは 1920年代
九段下で乗り換えて 禁酒法時代のアメリカ南部オクラホマ州
ちょいとコンビニ お茶買って 準備万端 用意周到 






『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 Killers of the Flower Moon

マーティン・スコセッシ監督作品/2023年/アメリカ/206分/DCP/PG12
“「花殺しの月」の夜、先住民を標的にした連続殺人の幕が開く。”






地元の有力者である叔父のウィリアム・ヘイルを頼ってオクラホマへと移り住んだアーネスト・バークハート。
アーネストはそこで暮らす先住民族・オセージ族の女性、モリー・カイルと恋に落ち夫婦となるが、
2人の周囲で不可解な連続殺人事件が起き始める。
町が混乱と暴力に包まれる中、ワシントンD.C.から派遣された捜査官が調査に乗り出すが、
この事件の裏には驚愕の事実が隠されていた。

キングがはりめぐらせた蜘蛛の巣は、歓迎の会話ひとつで、部外者だった甥を内部者に変えた。
アーネストは、思慮のかけらもしめさずに軽犯罪、そして殺戮計画へと堕ちていく。
そのあまりの落下速度が示唆するものは、状態化した略奪の渦である。
オセージ区における白人の生活環境そのものが、実質的なギャンググラウンドなのだ。

不当に奪った金と権力がコミュニティに流れるかぎり

共謀は避けられず、誰しも潔白でいられない。









3時間26分の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』に勝手に途中休憩を入れた映画館、注意される。

上映時間3時間26分という大長編ぶりも話題のマーティン・スコセッシ監督の映画
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
世界では、同作に勝手に途中休憩を入れる映画館が現れ、
製作のアップルと配給のパラマウントが「契約違反」だとして注意を行ったという。


スコセッシ監督は本作の上映時間について
わたしたちがやったのは、全てのテンポが快適だと感じられるまで、磨きをかけ、
カットして、カットして、カットすることだった。
と推敲を重ねたといい、全てが意味ある3時間26分となっている。




















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