丁度ぴったし400分 六時間四十分

2024-04-13 | 映画




見たい映画 見逃して 臍を噛んでの数か月
DVD 自宅で観るより でっかいスクリーン映画館
そんなこんなで二本立て おまけに モーニングショー1本
チケット販売 9時20分 どうせなら見やすい席
余裕をもって 早めに並び 3本鑑賞 気合一発
モーニングショー ¥1000 二本立て ¥1300
おつり無いよう小銭も用意 札二枚 コイン三枚 握りしめ
順番きたら大きな声で “ 大人一枚 ” いつもの 席で!!!

スクリーンから 問いかける!!!

『人が残酷さを許すとき』

観なきゃいけない 物語 おもたい話

モーニングショーから 二本立て
席は ファックの F-10番
覚悟はできてる 心配無用
400分の ランデブー
席にすわって 眼鏡をかけて スマホOFF
ブザーが鳴って はじまる物語







『絞死刑』 Death by Hanging
大島渚監督作品/1968年/日本/119分/35mm

10:00~12:00





死刑制度、民族問題、戦争責任等の矛盾を、
大胆な発想と黒いユーモアで摘出した、大島渚の代表作。

死刑囚の在日朝鮮人青年Rの絞死刑が執行されるが、Rは死ななかった。
ロープにぶら下がったまま、Rは心神喪失状態に陥ってしまう。
この状態での刑の再執行は法的に許されないため、Rの記憶を取り戻そうと、
死刑執行人たちはRの彼の犯罪や家庭環境を芝居で再現して見せる。
そのやりとりから、死刑制度の原理的な問題から在日朝鮮人差別の問題、
さらには貧困を背景とした犯罪心理がみえてくる。


Rは R君であることを 引き受けた。
お疲れさまでした。

あなたも あなたも あなたも あなたも
映画をみていた あなたも

ずーん 休憩






『月』 The Moon
石井裕也監督作品/2023年/日本/144分/DCP/PG12

12:15~14:40





そして、その日はついにやってくる。
世に問うべき大問題作が放たれる。

深い森の奥にある重度障害者施設。
ここで新しく働くことになった堂島洋子は “書けなくなった” 元・有名作家だ。
彼女を「師匠」と呼ぶ夫の昌平と、ふたりで慎ましい暮らしを営んでいる。
洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにするが、
それを訴えても聞き入れてはもらえない。
そんな世の理不尽に誰よりも憤っているのは、さとくんだった。
彼の中で増幅する正義感や使命感が、やがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく。

もはや社会派だとか、ヒューマンドラマだとか、有り体の言葉では片づけられない。
なぜならこの作品が描いている本質は、社会が、そして個人が問題に対して
“見て見ぬふり” をしてきた現実をつまびらかにしているからだ。
本作が世に放たれるーそれはすなわち、「映画」という刃が自分たちに向くということだ。
覚悟しなければならない。
そう、もう逃げられないことはわかっているから。

がんばれ〜 みんな がんばれ〜
“月” わぁ〜 ながれて
ひだりへ みぎへ

客電ついたら 便所にダッシュ
満タン 膀胱 まったなし
ラスト一本 空席なし

しまって!!! いこぉ〜

トイレ混雑 開演時間 遅れてる



『福田村事件』 September 1923
森達也監督作品/2023年/日本/137分/DCP/PG12

14:55~17:15





関東大震災から100年。いま見たことを、伝えたい。
これに目を瞑ることは、許されない。実話に基づいたかつてない日本映画。

1923年9月1日11時58分、関東大地震が発生した。
そのわずか5日後の9月6日のこと。
千葉県東葛飾郡福田村に住む自警団を含む100人以上の村人たちにより、
利根川沿いで香川から訪れた薬売りの行商団15人の内、幼児や妊婦を含む9人が殺された。
行商団は、讃岐弁で話していたことで朝鮮人と疑われ殺害されたのだ。
逮捕されたのは自警団員8人。逮捕者は実刑になったものの、
大正天皇の死去に関連する恩赦ですぐに釈放された。

これが100年の間、歴史の闇に葬られていた『福田村事件』だ。
行き交う情報に惑わされ生存への不安や恐怖に煽られたとき、集団心理は加速し、群衆は暴走する。
これは単なる過去の事件では終われない、今を生きる私たちの物語。


絞死刑119分 月144分 福田村事件137分= 400分

おっ
おっっ
おつかれさん


東西線が止まってる
帰りたいのに 帰れない















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