春を背負って 2014年公開 監督 木村大作
日本映画界を代表する名カメラマンであり初監督作『劔岳 点の記』が絶賛された木村大作による人間ドラマ。
笹本稜平の小説を原作に、これまでの生活を捨て亡き父が遺した山小屋を継いだ青年と、それぞれに居場所を求め小屋に集う人々との交流や家族の絆を描く。
山での暮らしや父を知る人々と接するうちに成長していく主人公を、松山ケンイチが熱演。
共演には蒼井優、小林薫、豊川悦司ら実力派がそろう。
立山連峰で長期ロケを行い山々の光景を映し出した映像は圧巻。
カンフーハッスル 2004年公開 監督 チャウ・シンチー
『少林サッカー』の大ヒットにより香港だけでなく日本でも人気に火がついた、チャウ・シンチーの監督、脚本、主演を務める最新作。
60から70年代のカンフー映画にオマージュを捧げ、その時代に大活躍していたユン・ワーやチウ・チーリン、そしてあのブルース・リャンを迎え“ありえない”というほど従来のアクションを超越したカンフー映画を作りあげた。
シンチーの幼少時代の記憶を映像化したアパート“豚小屋砦”は要チェック。
劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』がより分かる 奇跡の共闘戦線!7人の強者たち!!
劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』 2019年公開 監督 大塚隆史
尾田栄一郎の原作による人気アニメ「ONE PIECE ワンピース」の放送20周年を記念した劇場版。
世界中の海賊たちが集う祭典を舞台に、宝をめぐって火花を散らすモンキー・D・ルフィら麦わらの一味やさまざまな海賊が描かれる。
ルフィ役の田中真弓をはじめ、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江らおなじみの声優たちに加え、ゲスト声優としてユースケ・サンタマリア、指原莉乃、山里亮太が参加した。
キャタピラー 2010年公開 監督 若松孝二
映画『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』など独特の視点で問題作を発表し続ける若松孝二監督が、戦争の愚かさと悲しみを描いた反戦ドラマ。
太平洋戦争のさなかに手足を失って帰還した傷病兵とその妻の姿を描く。
四肢を失い、顔は焼けただれた姿となって戦場から戻る久蔵に大西信満。
その久蔵を看病するシゲ子を寺島しのぶが演じ、第60回ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した。
正義のための戦争などないという若松監督の痛切な思いが、過激な描写で語られていく。
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