見上げちゃいけない空ならば 見下げてみたい 町の中
おっかなびっくり 家をでて おっかなそうな 映画の中へ
休みの土曜日 お昼すぎ
嫁を誘うも おっかなそうなの ノーサンキュー
ひとりで乗り込む 地下鉄が レール軋ませ走り出す
わりと空いてる大都会 密を避けて 黙 黙っと
たどり着いたは ゴジラの足元
見上げた ゴジラに 御挨拶!!!
元気にいっぱつ!!!
"おはぁぁ ごぉじぃらぁぁあああああ"
「ゲット・アウト」「アス」監督、待望の新作
“ 絶対に空を見てはいけない ”
平凡な田舎町を襲う【最悪の奇跡】とは? 予想超える驚愕スリラー
覚悟はいい? ジョーダン・ピールが描く
“ 最悪の奇跡 ” [NOPE/ノープ 上映時間:131分 ]
南カリフォルニア、ロサンゼルス近郊にある牧場。
亡き父から、この牧場を受け継いだOJは、半年前の父の事故死をいまだに信じられずにいた。
形式上は、飛行機の部品の落下による衝突死とされている。
しかし、そんな“最悪の奇跡”が起こり得るのだろうか?何より、
OJはこの事故の際に一瞬目にした飛行物体を忘れられずにいた。
牧場の共同経営者である妹エメラルドはこの飛行物体を撮影して、
“バズり動画” を世に放つことを思いつく。
やがて起こる怪奇現象の連続。
それらは真の“最悪の奇跡”の到来の序章に過ぎなかった。
『ゲット・アウト』の監督・主演コンビの最新作ということで
本作の観賞を心待ちにしている方も多いだろう。
その割に国内の業界周りが不気味な沈黙を保っているように感じられないだろうか。
『NOPE/ノープ』においては、その “警戒レベル” が非常に高い。
『NOPE/ノープ』の静けさは “意図されたもの”
それだけの衝撃性が作品に盛り込まれているという証明であり、
そのことが逆説的にコアな映画ファンの期待をあおる効果も生み出している。
「日本公開がもうすぐなのに異常なほど情報が出ていない」というのは、
かえって「絶対に言えない何かがある」と観賞欲に火をつけるのだ。
「ジョーダン・ピールがUFO映画を撮ったら何かやってくるに違いない」
ピール監督は、観客に向けてこんなメッセージを送っている。
「この映画の後に、人々が『ジョーズ』の海面を見るように、雲を見るようになることを期待している」
うつ向いて 地下に飛び込む 帰り道
雲 青空 おっかねぇぇ
それは
ノープ