タイ女性との結婚

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タイ女性との結婚26 ネアンデルタール人

2012-10-21 13:40:20 | 日記
中国女性たちの怒りは、すでに沸点に達しつつあった・・

こんな暗闇の住宅街の狭い路地で繰り広げられる 中国女性たちのケタタマシイ怒りの罵声は、

あきらかに平穏に暮らしていはずのここの日本人住民を不安に陥れるのには、十分な音量であったりする

それにしても、こんな喧騒な状態の中で、この状況をタダ耳澄まして家の中で隠れ、聴き入っているここの近所の日本人というものに、

俺は何か悲しい物を感じざるをえなかった。

昔は、こんな、喧騒な状態になった時は、近所でも勇ましいおっちゃんや兄ちゃんが出てきて、何らかの形で仲介に入ったものだった。

近所のおばちゃんとか、そんなもめ事になった時の仲介者という近所とのつながりというものがあったから、我々はある意味、

この人たちの前では、善悪の彼岸というものを感じ、理性と道徳というものを彼らの中に感じ、この日本という、

この近所社会というものに精神的にも肉体的にも我々は帰依してきた部分があったものだった。

まして相手が不条理な物を語る中国人もなれば、余計に彼らに対して、

怒号の怒りを発して、立ち向かっていく元気な日本人が近所には何人もいたはずであった

しかし、今は我々の同志たる日本人は沈黙して、この事の成り行きを沈黙して、姿も形も見せずに静観するのみであった

俺はこの状況にある種、どうでもいいと静観しつつも、このあきらかに同志たる日本人である俺の哀れな状況に対して、

彼ら日本人の御近所さんたちの声援というか、日本人たる何かの声がほしいところであったりした。


このまま、中国女性に殺されるのはかまわないけれど・・

最後最後の瞬間まで、日本人の声を聞かず、中国人たちの怒号の声の中で、殺されてしまうのだけは、とても哀れのように感じられたからだ

俺は必死になって日本人の姿を探し求めた。

中国人たちの怒号の渦巻く中で、

ひっそりと闇の中で沈黙し、まる核兵器で死滅してしまったゴーストタウンのような住宅街の中で、

必死になって日本人の姿を俺は探し求めた。

俺はそんな思いのまま、反射的に後ろを振り返った 

すると、驚くべき光景を俺は見た

そこには、以前とは随分と変わり果てたとはいえ、一目見て

千年前から我々と存在していたのではないか?と思う懐かしさを持ち合わせた 日本人たるm氏が静かに俺を見て微笑みながら佇んでいた

随分とやせ細り、髪の毛の色、以前のように黒髪でなく、真っ白けではあったものの、それは紛れもなくm氏であった


懐かしさと、こんな中国人たちの意味不明の罵声を浴びながら、まるで異国の地で言葉の伝わらない孤独と心細さの中で、

久しぶりに出会った同胞と出会った と言う思いのまま 俺は 思わず彼の名前を呼んだ 

 
mさん!

 俺をm氏は見るなり、少し顔を苦笑し、何か俺に言おとした 

 
しかし、俺はその彼の言葉を待たずして、彼との再会の興奮のあまりか、この中国人たちの謎の喧騒の状態に騒然とした思いのまま、

 なぜだか、こんな言葉を発してしまった・・

 

 いったいこれはどういうことなんですか?

彼女ら中国人女性は我々の何を怒っているのですか?


しかし、よくよくこの場の状況を考えると、中国女性たちの怒りの罵声は俺にではなく、俺の後ろに突如、現れたm氏に浴びせられていたものだった

彼女ら中国人女性は明らかに俺にではなく、俺の後ろに突然現れたm氏に怒りの罵声を浴びせていたのだった

彼はそんな中国女性の喧騒の中・・俺の なぜなんですか?という言葉や中国女性たちの罵声の言葉を振り切るように・・無言のまま

突然俺の方から逆に向いて、足を引きずりながら、その場を立ち去ろうとした・・

彼は糖尿病のせいか、人工透析の影響からか・・足が少し不自由な状態のようだった・・その姿が見ていて俺は彼が哀れでしかたがなかった・・

そんな中国女性たちがその場を立ち去ろうとしているm氏を見て、タドタドシイ日本語で俺にこう言った



おっちゃんは逃げようとしている 捕まえて!



俺は彼女らの言葉を聞いて思った


逃げる?何から?

彼は何をしたのか?

彼はなぜこのように中国女性たちから罵声を受けなければならないのか?


そして、彼はなぜ逃げようしているのか?

中国人から、この俺から、なぜt彼は、逃げ去ろうとしているのか?


俺はその 彼の 逃げる という意味を理解できないまま、その場に立ち尽くし、彼の逃げる様を目で追っていく・・

そして彼がこの場から、逃げていく理由と言うものを考えてみた・・


中国人をうまく利用して成功してみせる・・ 

そんな言葉を俺の前に得意げに話していたあの自信化で誇り高い彼が・・

今、金もなく、職もなく、糖尿病で瀕死の状態であり、そのうえ冷蔵庫も、洗濯機もテレビも中国人にたちに奪い去られようとしている

そんな現場に俺がいること 彼と同じように日本人でありながら、中国妻をめとり、彼女らの食事によって、糖尿病になり果ててしまった同志たる俺

彼は俺にどのように話ができただろう?

以前のように、苦笑しながら、こういう状況なったとしても、私は中国人を利用しているのだ と俺に自慢げに説明するのだろうか?

そんな話はとても、この状況からしたらできるものではなかった この状況は明らかに彼にとっては、中国人たちに反対に利用つくされ、落ち果てていく、滅びゆく日本人でしかなかった

彼はやはり俺に会うのが恥ずかしいのであろうか?

そのために俺の前から、彼が利用すると言っていた中国人達の前から、そんな馬鹿にしきっていた中国人から、

逆に追われるように獣を追いかけるように、中国語で罵声を浴びせられて足を引きずりながら、我々の前から、逃げ出していく・・

彼はどうしてしまったのだろう?

誇り高い彼はどこに行こうとするのか?

しかし・・彼の気持ち・・彼の哀れな後ろすかだを見ていると・・なんとなく彼と同じ日本人、同じ中高年になってしまった俺にはわかる気がしてきた・・





 早く捕まえて おっちゃんは悪い人!


そんな彼女らのたとたどしい日本語に追い立てられるように、m氏はどんどんと速度を速めて、その場から逃げだしていく・・


早く 早く おっちゃんを捕まえて・・と彼女ら中国女性は俺にせきたてるように命令する 

本当の意味で、彼を捕まえなければならない理由がわからないまま 彼が本当に彼女ら中国人女性からいわれる 悪い人なのか?

そんな理由に疑念を抱きつつも、

俺は習慣的、彼女らの言われるまま、我々から逃げるm氏を捕まえるべく、車に乗り込み、彼を追跡しようとする

 車に乗って、エンジンをかける、

そのタイミングの時にフロントガラスの向こうに必死で足をひきずり遠くへ消え走り去ろうとしているm氏の後ろ姿が見えた・・

まるで弓か銃か何かで足を撃たれた獣のように、不自由に足を引きずり細い住宅の路地に逃げ去っていく彼の姿・・

その後ろ姿を見て、俺は何か悲しい気持ちに追い込まれて、反射的に車のエンジンをかけるのをやめてしまった  


そしてこんな事を何故だか思った・・

 
 大昔、我々の先祖たる人間たちに絶滅させられてしまったされるネアンデルタール人・・

 そんな彼らも・・我々先祖の人間たちに・・

こんな風に追い追われて殺されて絶滅してしまったのだろうか?



その場の心境として不必要な疑問であり、なぜその時、そういう思いになったのか?いまだにその俺の気持ちはわからない・・


ただ、思いとして言えるのは彼、m氏も俺も同じ日本人だということであった・・

滅びゆく日本人たち 中高年・・力持ちで、人間よりも優しい心を持っていたとされるネアンデルタール人

そんなネアンデルタール人のように我々日本人も中国人によって、滅亡していくのだろうか



 そんなな思いがm氏の逃げ去る後ろ姿をみているとセンチメンタルな思いとしてあったのかもしれない・・

m氏はどんどんと遠ざかっていく・・彼の姿が俺の視界からぼやけていくのがわかった・・

その姿が幻なのか、ほろびゆく同胞の中高年の悲しい姿に涙を流し、その涙で薄れてぼやけていく俺の視野のせいなのか・・・

でも、その彼が俺の視界から消えてしまった時・・

同時に、俺の中から彼が死んでしまい存在しなくなってしまった事は確かであった・・彼はもういなくなってしまった



中国女性たちは不満そうに、そんなもの言わず、涙にくれて彼を目で追い続ける俺を取り囲むように黙って見つめていた・・

そこには少なからずも、彼ら中国人の異人に対する思い、尊敬され経済力のあるはずの結婚相手として、

だましだますパートナとしての誇り高い日本人に対する最後の武士の情けの沈黙の様な気がした。



しかし、そんな彼女らの同情に対して、それに反発するかのように、俺は彼女らに己の不条理な涙を見せられまいとして、タオルで顔をゴシゴシと押し付けた・・

そして俺はそのまま泣き続ける事しかできなかった・・

でも、決してそんな涙にぬれた俺の顔を中国人たちには見せまいと俺は俺の心の中にある何かに誓っていた・・


続く

タイ女性との結婚25 狂人日記

2012-09-16 07:42:36 | 日記

目の前で繰り広げられている、中国人たちの怒りは不条理なくらい絶望的な状況にさえ思われた 

我々日本人はこれから先もこの中国人たちの怒りと、あの強烈な、

にんにく臭い口臭と共存して関わっていかなければならないのか?

明らかに怒りのままに目を充血させ、叫ぶ中国女性

あの俺が、死んでしまえ 流産してしまえ と呪文をとなえていた・・ 対象の 妊婦の中国女性は、

もはや女性としての機能を停止したかのように、

両腕を握り締め、猿人のように泣き叫んでいた・・

こんな中国女性の怒りの姿は見たことは無かった

 我々日本人男性から見て、彼女らの怒りに満ちたに醜い情景など、見たいという願望がなく、想像すらしたくない事である 

我々は中国女性の美しさや若さに惹かれ、彼女らと結婚した。

我々からすれば、この醜い怒り彼女らの情景など、まっぴらごめん という感じがしてくる 

一種の契約違反ではないか?そんなことを言ってみたくなるくらい この怒りの情景とは日本人男性からすれば危惧な出来事のように思えてくる 

結婚する前から、こんな喧騒な表情の中国女性を見たとたら、誰もが中国女性との結婚に躊躇したことだろう 

そんな躊躇させない為に彼女らは中国人女性はしたたかに我々をだます算段をしてきたのであった

 それにしても、この彼女らの怒りの姿とは、昔テレビで見た中国の女子バレボールチームが来日して日本チームを破ったとき、

その、あの頃エースアタッカとして活躍した、常に何かを叫び、

怒りの表情で何かを訴えていたロウヘイという女性選手に似ていなくも無かった 

あの頃、俺たちが、丁度中学生かその頃にテレビで見ていた日本バーレボールチームと戦う中国女性の怒りの形相の選手の顔や姿を見ていると、何者かに対して怒りをぶちまけ、常に叫んでいる性的に何も魅力も感じない猿人化した女性たちという印象しか感じなかった

 中国女性のバーレが強かったというより、

そんな、けたたましいサルのように叫ぶ中国女性の姿をテレビで見て、

その当時、中学生だった俺のレベルの低い思考からして、

ただ単に嘲笑の対象か異国の程度の低いパホォーマとしか感じられなかった 

その光景が五十近い年齢に達した俺の前に再び生々しい光景として、俺の前に存在している 

今その彼女らの生の怒りの姿を見て取るとき、

中学生時のウブな主観にしかもちあわせていなかった俺の、あの頃の中国女性を見る目線とは違って、

今、五十近い年齢の俺の彼女らを見る目線で見る

この中国女性の怒りの姿とは、だいぶ変わってきているように思えてくる 

その今の目線で見るとき、綺麗であった中国女性も、醜く見て取られ、生身として、現実の生きている自己を表象とするとき、それは、一種の闘争本能の表れのようは躍動感が感じられてくるような気がする 

それは、生きているという、なんの矛盾の無い彼女らの正当な表現方法のように感じられた 

昔、俺が中国妻と結婚したとき、彼女が夜中にお腹が空くといって、

冷蔵庫の中にあった、古いキュウリを生のまま齧って食べていた光景 

その夜中の暗闇の中で、彼女のキュウリをボリボリと鰓の張ったアゴを懸命に動かし、

ひたすらキュウリを夢中で食べている彼女の闇の中で蠢く後ろ姿を見て、

俺は彼女に得体の知れない不気味な生命力を感じたことがあった

 綺麗であった中国妻のその不気味な生命力とは、

俺が彼女に抱いていた、一種の美しい中国妻としてのイメージと相反するものとして幻滅対象として、

我々の中に感じられたものだが・・しかし、今、目の前で展開している中国女性の怒り

俺が見て取れるこの彼女ら中国女性の怒りの表現、叫びも、

ある種、彼女ら中国女性の持つ・・日本女性には無い

俺が妻に感じた、得体の知れない不気味な生命力と同一なもの表現として俺には感じられた 

それは、日本人が美徳としてきた、無常観、空 日本人しか理解し得ない感情のものとは相容れない 

異民族的な臭気であった


どうなるのだろう? と、僕らはみんな自分に尋ねてみる

この異民族たちの存在の重荷と苦しみをどれだけの間僕らは耐えられるだろう?

皇帝の宮殿は彼ら異民族を誘惑して、この国に入れた しかし、今度は追い払うことができないのだ

門は閉じられている 前はいつも華やかに行進していて出入りしていた衛兵は、格子窓の後ろから出てこない。

彼ら異民族から、祖国を救うのは、僕ら市民にまかされている。しかし、そういう任務は僕らには向かない

、そんなことができると自慢したことはなった。それは、誤解だ、そうして、そのために僕らは滅びるのだ

 
カフカの短編小説で、一枚の古文書という小説があるが、其の小説の最後に書かれていた文章である 

遠い昔あるくにが異民族の進入され、言語の通じない彼らにホンロウされ、

其の国の皇帝も衛兵も、彼ら異民族にたいしてなすすべもなく、

彼らとの接触としいうものはすべて市民まかせで、国はいつのまにかその異民族に振り回されて、
衰退して滅亡していくという物語であったが、

この小説の状況と今、日本において行われている中国人の怒りと半日運動というものは、この小説の状況そのままだと感じ入ってしまう 

ある意味、日本、日本人というものに理解されずも、我々市民が彼らの状況に手をこまねているあいだに、

彼らのもつ生命力によって、知らず知らずのうちに異民族である中国人、彼らに日本が振り回され、精神的にも経済的にも支配されてしまっているという状況になりつつあるような感じになくない気がしてくる 

市民がそんな不安を感じている間、皇帝は何をしていたのか? 言い換えれば、政府は何をしていたのか?

この小説で懸念されていた不安な指摘は、今の我々の目の前で行われている中国人たちの

我々に対する怒りに対しての我々の現代の困惑の懸念と同じだと思う

俺は小さい頃から中国の文化、人間に対して尊敬と愛着を感じていた しかし、今は無い

どうしてこうなってしまったのだろう?

彼ら中国人の言うように、我々が本当悪かったのだろうか?

中国の小説家で魯迅という人がいた、俺の尊敬する中国の小説家である

彼の小説で 狂人日記という小説があった

昔の半植民地化された民族として惨めで誇りも奪われた、あの当時の中国の生活、体制というものを

狂人の目をとおして、痛烈にあの時代の中国社会を非難した小説だったが・・

今こうやって、俺が中国人を非難することは、ある意味、狂人の業かもしれない

あの狂人日記の主人公が最後に書き繋げていたこと・・

俺も今、狂人の目を通して、今の中国の半日の喧騒と日本の衰退に対して、こう叫びたい


 子供たちを救え!


続く


タイ女性との結婚24 諸行無常 

2012-08-27 23:06:44 | 日記
 
つるとかめがすべった・・・・・流産してしまえ!死んでしまえ 


それを言語として発してしまっている俺の中の無意識にしろ、意識的にしろ、

それは想像するに、言葉として彼女たちを一瞬して喧騒な状態にしてしまうには、十分な恐ろしい意味を持ち合わせている呪文であるには違いなかった 

たとえそうはっきりと、日本語で、お前ら中国人など・・流産してしまえ!死んでしまえ と伝えていなかったとしても・・・

潜在的にこの つるとかめがすべった と言う意味合いが、そんな恐ろしい意味合いをもっているとするならば・・

確かに、その呪文以外にこの彼女ら謎の怒りの原因はありえないと思われた・・

中国女性を流産させてしまえ  彼女らなんか死んでしまえばいい

その言葉を発した俺と言う人間・・・

それが俺の無意識化の本音であり、俺の本当に望んでいる結果であるならば・・・・

そう思うと、自分がいつのまにか、普段意識していなかった、職場の女性に恋をしていることに気づき、その彼女に恋をしてしまう自分自身に改めて気づかされたように、驚くような気持ちになる

思えば中国女性・・・俺そのもの中国女性と結婚した今までの出来事を思うと、

この恐ろしい呪文が俺の心の中で無意識に発せられてしまっても当然だという思いがしてくる

彼女ら中国女性と結婚しなければ、俺は糖尿病になることもなく、

今まで一生懸命働いてコツコツと貯めてきた貯蓄も彼女らの物品や見栄のために形を変え奪われることも無く、

自然に穏やかに未婚の中年男性のささやかな生活の糧になっているはずであった 

彼女ら中国女性・・その存在に出会わなければ・・今となれば無駄に終わってしまう仮定の話ではあるが・・

中国女性・・

それまで女性との付き合いというものを知らない我々のような中年になっても結婚できない日本人男性にたくみに忍び寄り、

好きでもない日本人男性に貴方を愛してますと、ぬけぬけと言い切り、

そんな歯の浮いた話に我々中高年をだまし、ついに彼女らの目的どおり日本人と結婚し、そこから得られる報酬・・

日本で働くための永住ビザと国際的強い日本の円・・その報酬を祖国の中国の家族に送り届けるために

自らの裸体をその河豚者の日本人男性を委ねて、一時的にせよ 日本人の良き妻として潜伏した状態での彼女ら日本人と結婚した中国人女性たち

 しかし、彼女らの本音としては、決して心まで我々にしたがっているのではなく、

昔、流行歌で歌われていた詩にあったように、

誰に抱かれたとしても、あんたを忘れはしない 言葉かえればこういうことになる

日本人男性身体を抱かれてたとしても、私は中国人としての自覚と意識を決して忘れない 

 そんな言葉が日本人と結婚した中国女性から聞こえてくるような気がしてくる 

そのことは、彼女ら中国人女性と結婚した経験ある日本男性なら、すべての人に共通認識として感じざるを得ない気がする・・

その意識とは、まるで男女が性行為を終えて、本当の意味でスキンシップをとりえない、身体と身体の一部分だけ男女の間に隔てられ、愛の行為が終わったとしても、お互いのぬくもりが伝わらない金属の板が彼女の身体に貼り付けられているような感覚・・・

本当の意味でつながらない何かを、我々日本人男性は彼女らと生活していて、そんな微妙な何かを彼女らに、感じざるを得ないのである 

そんな彼女らと本当の意味で、つながりえない と俺は感じて

 中国女性を流産させよ  彼女たちに死を与えよ と俺は本当に真意として彼女らに言ったのだろうか?

そんな不確かな自分の思いの中で、この中国女性たちのこの険悪な情景はなんとしたものだろうか と思えてくる 

 しかし・・そんなことも・・

 もう、どうでもいい と

こんな不条理な喧騒の場であっても、おかしな話ではあるのだが、俺はある意味何者かに対して開き直ったような気持ちになって、そう思った

俺が・・この俺が・・彼女たち中国女性を 殺してしまえと 俺の潜在意識の中で叫び声をあげているのなら・・

いや、その言葉が直接彼女らに伝わる意味ではない言葉、我々、日本人が子供頃、興じていた歌 

 つるとカメがすべった・・・

 うしろのしょうめんだあれ?    

確かに言葉として日本語として彼女ら中国女性に、直接、死んでしまえ 流産してしまえ と言葉的、伝わらなくても・・

そのことを俺は心の底から無意識にせよ 意識するにせよ 俺が中国女性に対して、そう思い感じ、それが真理だと思っているのなら・・

彼女たち中国女性との関係にしがみついてる俺の今の現状 中国女性の妻をもち、中国女性の多くいる会社の中で、自分は存在しつづける そんな自分をとりあえずは清算してみるべきだと思えてくるのであった 

そう思うと俺は何事からも自由であり解放された気持ちになって、彼女たち中国女性の喧騒も叫びも怒りも、

彼女ら日本人男性に対する冷酷な目線も、

態度も、中国人独特の日本人にはないコミニティも、すべてが無である という気持ちにさせられてくる

そしてこんな風に俺は考えるのだった


俺もmさんのように俺も中国妻と別れ・・・本当の日本人に戻るべきだ と

 我々が認識している自然を愛する気持ち、桜が散る時の季節のうつろいの哀愁、そんな自然に対する無常感  そんな、あわれな情感に我々日本人は美意識を持ってきた 

 もし、mさんが愛し愛されていたと誤解していた中国妻と別れ、すべてのもの・・

電化製品、プライド、お金、名誉 健康な肉体・・そのすべてを無くし、中国女性たちに おつちゃんは無い人と、蔑まれたとしても・・

これ全て無常であり、うつろいゆく ものである すべては永遠に所有することはできず、すべて消えゆくものである 

そういう感覚からもっと考えてみる

世界の人が驚嘆したでき事・・我々が震災で多くの人命、財産を失ったとしても、その被災した日本人の秩序ある行動、冷静な物の考えというものに世界中の人々は称賛してきた

そんな日本人は自然のすることに対して天災に対して、あきらめの気持ちがある 神様がなさらる事なら仕方がない そんな日本人しかわからない仏教からくる無常感がある

日本人にしか理解できない哲学 諸行無常 平家物語でもこのテーマが唱えられてきた 日本人としての愛すべくこの思考 無常感 

この感覚を我々は持ち合わせている限り、中国人には 負け得ない何かがあると思われた 

この無常感を愛する資質を俺たち日本人が持っている限り、我々は何もなくても誇りを持って生きていけるだろう

何も無い そうあるべき事を当然であることだと理解すること・・すべてが空であること・・・すべてが空であることを理解した時、人間は初めて美を知り、自由を体感する

なんでも自分の関わったものは持ちかえり、奪い取っていく 自分の都合だけで・・生きることしか考えない・・そんな中国人には永遠にわかりえない日本人の美意識というもの・・・

それを日本人は持っている

そう思うと、今、俺に対する喧騒態度の中国女性に対し憐れみの気持ちすら感じ、自然と俺は彼女らを見て頬笑む・・

俺がほほ笑むのに反応するかのように怒りの叫び声をあげながら、彼女ら中国女性がどんどんと俺の方に近づいてきている気がした


まるでカミュの小説 異邦人の主人公のムルソのように・・

俺はこの瞬間に生きていることに幸福を感じ・・・

ムルソのラストの文章を暗唱するかのように・・

俺に向かってくる怒り狂うそんな彼女ら中国女性を見て、呟くのだった


一切がはたされ、私がより孤独で無い事を感じるため・・


憎悪の叫びをあげて、大勢の見物人が集まり、私を迎えてもらいたい



私の処刑の日に・・・


これが私に残された今の最後の望みである と


続く


タイ女性との結婚23 籠女

2012-07-08 09:27:36 | 日記
m氏の妻は明らかに怒っているようだった・・・

俺には、彼女がなぜあんなにも怒っているのか分からない・・

それに、彼女と共に我々の前に現れるはずのm氏はどうしたのだろう?一向に現れる気配はない・・

何かが狂い始めているという予感がしてきた  この雰囲気はただ事ではない

しかし、彼女の怒りの原因はどうもm氏の動向から来るものだという事は、推察はできた

でも、彼女の怒りの原因と言うものが、この状況から読み取ることはできない

彼女たち中国女性は・・俺には、とても、この雰囲気の中で日本人の男性から理解できる感じのものではないように思われた

そして理解しようと努めてきたものが、俺の中から消えつつあるようにも感じられた

 怒りのm氏の妻を中国女性の同僚たちが、自然と円になって取り囲み、スクラムを組みm氏の妻の・・

それは、その光景と言うものに見慣れていない我々日本人からすれば、何かを叫んでいるようにしか思えない・・

そんな叫びに近い言葉になっているm氏の妻の早口の中国語を、彼女の同僚の中国人女性が、彼女の口臭を吸いとらんばかりにみんな興奮した表情で聞き入っている・・

彼女の叫び声がドンドンとテーションが上がっていくごとに、そんな中国女性たちの円の輪に隙が無くなっていく・・

そんな中国女性たちの輪で、m氏の妻は俺の視界から見えなっていく

彼女ら中国女性によって、そんな日本人からの視線を遮るバリアーみたいなもの・・・

そんな円の中、彼女の叫び声だけが、その中国人女性たちの輪の向こうから聞こえてくる・・


日本人たる俺から、そんな彼女の狂気な情景をまるで見せまいとするかのように・・



その彼女らの円の輪は、隙間をなくしていき、ますます強固に頑丈になっていくように思われた



そんな彼女らの中国女性たちの強固な円の輪を見ていると・・なぜだか、昔、我々が子供の時よく遊んだ 

  
  かごめ かごめ 


と言う遊びの子供たちが輪をくんだ情景と良く似ている・・・と俺は思った  


そんな情景を懐かしみ 彼女ら中国女性たちのスクラムの輪の情景を可笑しむ・・・

そして、こんな言葉で昔、我々日本人の子供はよく遊んだものだった と 

昔その遊びに興じていた懐かしい言葉を俺は必至に思いだしていた・・

 
   かごめかごめ

   籠の中の鳥は

   いついつ出会う?

   夜明けの晩に
 
   鶴と亀と滑った

   後ろの正面だあれ?



、我々五十歳前後の日本人は誰もがよく子供の時、そんな言葉を唱えながら、子供同士で輪になってまわりながら遊んだものだった・・

男の子も女の子も・・入り混じって、こんな意味のわからない歌を興じながら日の暮れるまで遊んでいたものであった

そうだった・・あの頃・・俺たちがこんな遊びに興じていた子供のころは、こんなにも多くの中国人は日本にはいなかった・・

そして、こんな中国人たちの喧騒な光景とも無縁だった 俺たちが子供のころ、

周りにいる近所の人はみんな穏やかな日本人ばかりのはずだった・・

将来、まさか、こんな俺たちがこんな今、歳をとって、こんな叫び声をあげている中国人の妻を娶るとは想像もつかなかっただろう 

もっと、普通に日本人と結婚して・・

そう、あの子供のとき・・

将来は近所でよく遊んでいたリッチャンと言う女の子と将来結婚しょうよ と 言ったことがあったっけ 

その彼女は今どうなってしまったんだろう?もう、いい歳のおばさんになっているはずだけど・・

あの頃は俺たちは何も悩みのない純情な子供だった 

今から考えると、あの頃はすべて夢のようだった 

こんな中高年になって、夢も意味もない人間になり果てているとは・・

そして、俺もm氏も、叫び声をあげる中国女性と結婚して、糖尿病になって、離婚して、冷蔵庫も洗濯機もテレビも彼ら中国人たちに奪われ、

日本人としてのプライドも男性としての意地も誇りもなくし、人工透析をうけながら・・

徐々にこの世から消えさってしまう存在であることも、そんな未来であることも、

あの頃、無邪気な日本人の子供である我々は想像もつかなかっだろう・・

我々はどこで、どう道を間違ってしまったものだろうか?

もう、あの頃の気持ちに帰れないものなのだろうか?



つるとカメがすべった・・・

うしろのしょうめんだあれ?



俺はそんな思いに浸りながら、彼女ら中国人たちの円になった光景を見つめながら、懐かしさのあまり、

そんな、忘れされていた言葉を、静かに、呟いた・・

そんな俺のつぶやきが終わったと同時に、中国人女性の円の輪の中の一人の中国人女性がヒョッと首を出して、俺の方を見て、

 中国語でこう叫びだした


  ターニマーニ!

(中国語で英語のファックマザーと同じ意味)

  彼女はこう叫んでいた・・


彼女はあきらかに俺の方を見て怒り叫んでいる・・・

まるで身に覚えのない無実の罪をきせられて、目を大きく見晴らし、驚いている被告人のように・・

俺は、何事だ?言わんばかりに・・あらためて彼女たちを見つめる・・いったい俺の何が、気に入らないのだろう?

すると、そのその一人の中国女性の汚い中国言葉に気勢されたように、彼女らの頑丈な円を輪をくんでいた姿勢をバラシて

 彼女たち・・

 中国女性たちが・・

一斉に俺の方を見て、何かに気付いたかのように、まるで、猿のように怒り騒ぎ出した・・

彼女らも口々に

ターニマーニ シッ チョービ と

中国語で悪い意味を意味する言葉を俺に投げかけだした・・

なんなだこれは?と俺は、とにかくこの雰囲気にのまれないように・・

自分の顔の表情だけは、この状況においてもとりあえず、ポーカフェイスでいようと、とっさに思った 

でも、なんのために?

俺は何も彼女らに罵声をうけるような行動はしていないはずであった・・

 何かの間違いであることは確かなはずであった・・

しかし、そんな不条理な状況であっても、彼女たちの悪い中国語の意味だけは、はっきりと理解できる日本人 

 俺はそんな日本人であった


実は、俺は今の俺の中国妻からいつも、喧嘩のたびに、同じような、ターニマーニ シッ チョービ 

これらの言葉を俺の中国妻から悪い中国語を投げかけられていた 

だから、その彼女らが発する悪い中国語の一つ一つが変に懐かしく聞き覚えのある言葉であったりした・・

だから、猿のように騒ぎたてながら、彼女ら中国女性の俺に対する中国語の罵声の一つ一つが、俺は本当は中国人だったのではないか? と

疑うほど、日本人である俺の身に突き刺さるかのように、なぜだかその罵声が応えてくる・・



彼女たち中国女性たちの怒りはどんどんとエスカレートしていく・・・

一人一人怒りに満ちた表情だ・・特に、そんな中で、m氏の妻の目には明らかに殺意に似た憎しみの目で俺を見ている

俺にはどういう事なのかわからない 彼女らの元から、発射される、この俺に対して浴びさられている悪い中国語はどういうことなのだろう?


そして、彼女ら中国女性はなぜ俺に怒りをぶっけるのだろう?





この状況を理解すべく、解明すべく 彼女ら中国女性の気持ちを必死になって考えてみる

そして、俺は心の中で、いろんな彼女らの怒りの原因を推察し考えだしていた




 つるとカメがすべった・・・

 うしろのしょうめんだあれ?
  

俺は 確かに、彼女ら中国女性たちが、怒りの言葉を発する前に、この言葉を呟いた・・  

この言葉だけは彼女らの耳には、ひよっとしたら聞きとれたかもしれない・・


彼女たちの前で俺が発した言葉とはそんな言葉しかなかったはずであった・・

この我々、日本人子供の頃が興じていた遊びの歌の一節にたいして、彼女ら中国女性はあきらかに怒りを表している


  彼女らの怒りの原因たぶんこの言葉なのだろうか? しかし、なぜ?

                    
  つるとカメがすべった   うしろのしょうめんだあれ?


日本語をうまく理解できない中国女性が、この日本人でも意味不明だと思える子供遊びの歌のセリフを聞いて・・

それにすぐ反応して俺に怒りを発してくる とは思えない

しかし・・この言葉に対して怒りを持つということ・・・それについて、

俺はいろんな意味 解釈についても・・考えてみる必要に応じれていた 

そうでなければ、彼女ら中国人女性たちの怒りの本質も理解できず、この喧騒の状況の謎の解決の糸口さえも見出せないと思われた


そんな思いを考え、俺はハッと・・

この かごめかごめの歌 のセリフに対する、ある意味の解釈について、昔読んだ講釈の本にそれについて書かれていた話を思い出した

 たしか、その本には、こう書かれていたようだった・・



「かごめ」の意味は籠女と書いてお腹に籠を抱いているような女=妊婦を示し、


「かごの中の鳥」とはお腹の中にいる子供を示す


 つるとかめがすべった・・ その妊婦の流産 死を意味する


  ・・・・・・・・


俺は、彼女ら中国人女性の中に若い妊婦の女性がいたことを俺は思いだした・・

妊婦であるがため、重たい物も持てない、引越しも手伝えない  ただ、この引越しの場が中国人が沢山たむろしている場であるが為、

中国人の集い・・お祭り気分でこの場に来ている働けない妊婦の中国女性

俺は心の中で、妊婦の中国女性をそう愚弄したはずであった・・これが中国人である と


その愚弄した妊婦の中国女性の存在を思い出すと同時に、この言葉の深い真意や俺の不用意な気持ちの意味を考え、

俺の顔は徐々に上気し顔が熱を帯びたかのように、赤くなってきている

そんな状態のまま、俺の頭の中はあやふやながらも、混乱している中から、

彼女らの中国女性の俺に対する怒りの本質の一つの答えを見出したような気がしてきた・・

その答えとは・・

ひよっとしたら俺は・・彼女たち中国女性・・その若い妊婦に対して・・

 

 流産してしまえ! 死んでしまえ・・ 

 
 と 言ったのではないか?  と

  

 続く