タイ女性との結婚

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タイ女性との結婚15 童貞

2012-02-19 14:10:01 | 日記
2011年10月7日 いよいよタイに行くことになる タイ国際航空 TG673便 2011/10/07 00:30 大阪 (関西国際空港) 出発

入管を終えて、バンコク行きのゲートの待合所の売店でワンカップ大関を買って、待合で俺はチビチビと飲んでいる 思えばタイ行き、お見合いを決めてタイ行く決めてから随分と早かった


元々、不精だった俺が、こんなにも、自分が身軽に行動をおこし、タイ行きの航空券を手配し、仕事の休みもコンビニの店長にも告げ、銀行にも市役所にも行き、タイ行きのタイ人とのお見合いが成立した時に支払われる現金二十万円を用意し、戸籍謄本を用意し、お見合いするタイ女性たち(今回は四人)のお土産を買ったり・・

タイ行きまでの一週間というものそんな準備、作業に追われ、この関空のバンコク行きの深夜のゲートの待合室で自分がワンカッブ大関を飲んでいるという情景が、なにか自分にしみじみとこの一週間、御苦労さんと慰労して上げている そんな意味合いという感じがしなくもなかった 
ふだん、日本酒なんか飲まないのに・・今日、この日に限って、ワンカップ大関であるという自分の異変の情景がなんとなく可笑しかった

しかし、見ると、こんな深夜のタイ、バンコク行きの飛行機の待合で、何人かの五十、六十歳になるかのオッサンどもが、たむろして、俺と同じようにワンカップを飲んでいる人たちが多くいたりする 

スルメとかオカキとか、そんなものをアテにして、薄汚い黄色い歯をのぞかせながら、酒で顔を赤らめて、深夜のバンコク行きの待合室で彼らの舌の音だけが鳴り響いている 

そんな彼らの会話の内容に耳をかたむけてみる 

おまえ日本円ここで両替したんか?バーツは関西空港で両替するより、バンコクでする方が手数料がやすんやで~おまえそんなもしらんかったんか?ながいこと、タイでタイ女のアソコの汁ばかり舐めつくしてからに(笑)そんな事しらんでどうするんや?

そう卑猥な笑いを浮かべながらワンカップオッサンの一人が連れに言った

それを聞き、もうひとりのワンカップ連れが答える


そやかて、いうても、向こうのタイ女はこう言うとったで 今は円高やからバーツでもらうより円でくれたほうが嬉しい言うんや、せやから、俺はタイ女には一万円わたしてるんや そのほうがジャンクサクなくてええねん 

すると、もう一人のワンカップのオッサンが目を見張り、こう言った

一万円?アホかおまえ?一万円もタイ女にわたしてからに・・もったいないがな 二千バーツで十分やんけ 二千もわたしたら、口だけでもいかしてくれるぞ お前どんなタイ女抱いてるんや?

と言うと、谺のよう速さで、もう一人ワンカップ連れが答える

そうか二千でな・・そら知らんかった そんな安くてやってくれるところお前しってるんやな 

俺もつれてってくれ でも、一万もわたしたら、一晩中やらしてくれるぞ そやそや、薬飲んどかなアカンな シリアス錠、バイアグラはその時だけやけど、シリアス錠は三日三晩大丈夫やど(笑)ぬいても、そっくり返ってるわ(笑)

すると、またまた、驚きの表情でワンカップオッサンが答える

ほんまか?俺はバイアグラしか持ってないがな~俺にも一錠シリアス錠くれや

というと、ワンカップの連れは迷惑そうな表情をうかべ、こう答える

あほか?これ一錠三千円もするんやど そんな、やすやすタダでやれるか と

ワンカップの酒を一口、口に含み、一人のワンカップオッサンが慣れた感覚で、シリアス錠を飲む


そんなタイ女を買いに行くワンカップオッサン達の卑猥な会話情景を聞いていると、まるで釣りをする明日の朝まづめを楽しみに夜釣りのオッサン客たちのワクワクした遠足気分と同じような情景と変わらない気がした 

ワンカップ片手に、明日は六十センチのグレを釣ってやるんだと、酔っぱらって活き込んでいるオッサンと同じような情景

そう思うと、俺もこのワンカップ人たちと同じようなものだと  自分自身を笑いたくなってきた 日本に嫁さん見つかればが、こんなところでワンカップ大関片手にこんな深夜のバンコク行きの待合室にいることもなかったし、こんなオッサンどもと一期一会で、この場で出会いめぐり合うこともなかっただろう

一万円で一晩日本人のオッサンと寝る それだけでも一日いくら働いても、日本円で五百円の賃金しかもらえないタイ女性からしたら我慢できるものなのだろう まして日本人男性とお見合いが成立して結婚することになれば、一度に六十万ものお金がタイ女性に転がり込んでくる そんな情景を想像すると貧乏なタイ女性からしたら日本人は悪く言えば良いカモかもしれない 

そんなカモだとわかっていても、タイに、タイ女性に見合いして、タイ女性と結婚してもらわなければならない自分と、ワンカップ片手に卑猥な夜釣りの客とかしたタイ女性買いのオッサンとは目的は違うにしても、はたから見れば、同類とみなされても仕方がない気がした 

そういえば、こんな仮にも国際空港の売店でワンカップ大関を売っていることが、なんとなく冷静に考えれば、不自然な光景だと思われる

 しかし思うに、売店の需要として、いつのまにかこんなタイ女性をお金で買いに行く そんな低思考な客なニーズに答えるには、このワンカップはとても似つかわしいような気がしてきた 

俺もそんなワンカップを飲んでいる そう思うと笑うしかなかった 

たぶんワンカップを売っている売店のおばちゃんは、俺もワンカップおっさんどもも似たような人種だと思ってワンカップを売りわたしている

 そんな風に自分が思われてしまっているのではないか?と妙な罪悪感と恥ずかしさを感じたりする

でも、俺はちがう 俺は釘を抜きに行くんだ!そう、タイシルクの女性を助けるために・・

そう自分に言い聞かせ、彼等とは人種が違う と自分の中で気持ちの違いを自分の中で納得させようとしていた



そんな思いにふけっていると、一人のワンカップのおっさんが俺を自分らと同類と思ったのか、俺に話しかけてきた 

あんたもタイかね 行き先はバンコクか?バンコクも洪水が心配だが、どこか泊まる予定の場所とかあるのかね?

 俺は答える 

僕はコンケーンです タイ女性とお見合いに行きます だからバンコクでは泊りません コンケーンで泊まります と

不必要な話題ではあったが、なんか、お前らタイ女買いのオッサン俺は違うんだ!と区別する気持ちもあって、そうお見合い目的だということを言っておきたかった気持ちが強く、そんな勢いづいて、そう答えてしまう自分がそこにはいた

 そんな俺のなんとなく刺々しい答えを聞いて、そして、そんな不必要な タイ女性とお見合いします という俺の話を聞いて、ワンカップのおっさんはもう一人のワンカップのおっさんに俺を指差しこう言った

  童貞ちゃん 発見! 

そう酔っぱらった口調で俺を見て笑った ワンカップオッサンの連れ共もそんな指差された俺を見てドット笑った

俺もそう言われて苦笑するしかなかった 

なぜだか、その童貞という意味が変に初めてタイに行く俺からしたら、変に的を得ているような気がしてならなかったからだ

 そしてこう思った

 上手く言い当てたものだ そう俺はタイ女からしたら童貞にしか思われないだろう

お見合いに行こうが、釘を抜きに行こうが、タイに女に会いに行くのはかわりない セックスしないだけで、タイ女性に向かう気持ちはこのワンカップのおっさんたちとは変わりはしない

タイに行くのは初めて それは俺はピュアな目的であるだけ、それは一種の今は童貞に違いなかった そのうち俺自身、タイの女性たち、タイの風土、日本にないタイのおおらかな自由な気分を味わっていくと、童貞でなくなり、いつのまにか、こんな深夜にワンカップ片手にタイ女を買いに行くことだけがタイに行く本当の真理だと気がつくオッサンに変貌してしまっているのかもしれなかった 

今度タイに行く時、俺の気持ちはどう変わってしまうだろう?と

そういう自分の今のピュアな気持ちが変わってしまうものだろうか?と今、童貞の俺は感じたりする 

こんなピュア気分でタイに行く自分が次のタイ行きがあるとすれば、そのピュアな気持ちのまま俺は存在するものだろうか?と 同時にそう思ったりした

ワンカップの連れどもも、そんな俺を見て笑っている

そんな笑いの場にふと気がつくと、バンコク行き  TG673便 2011/10/07 00:30 ゲートがいつのまにか開いてしまっていた 

俺はいつまでも笑みをうかべながら、ワンカップオッサンどもの笑いの場を後にしながら、タイに童貞を失いに行くために、おもむろに飛行機に乗り込んだ

続く

タイ女性との結婚14

2012-02-03 21:28:48 | 日記

H氏のメールの文面を追ってみる メールにはこう書かれていた

彼女は二年くらい前にうちのサイトのお客さんとお見合いしたことがあったのですが、相手の方の日本人は年齢は六十歳とかなり彼女とはかなり歳の離れた男性の方で、歳が離れすぎているので、どうかな?という感じのお見合いでしたが、

それでも彼女は日本人と結婚できるなら、これだけ歳の離れた人でも良いという事で、見合いをしてみて、男性も彼女の事を気に入り、とりあえず婚約というところまで話はすすんだのですが、男性の方が彼女の家を訪問してみたいという話になって・・

そうそう、この彼女のタイシルク編みの写真も、その彼女の家を訪問した時僕が写したものなんですが・・

男性も彼女の仕事のこまやかさに感心し、彼女のことを随分と気に行っていたようなんですが、彼女がタイシルク編みの作業をやめて、ふと何かに気をとられるように、スッとタイシルクの鍋の蚕の虫を一口パクッと口の中にいれて食べてしまったのです 

彼女にしてはそれが日常の些細な普段通りの出来事にすぎなかったのですが、お見合いしていた男性はその光景を見たとたん顔を青ざめて、その場から逃げるようにして、僕を誘って早く帰りましょうと言うんですね 

そんな彼を見て、僕はとりあえず彼を車にのせて、その場からは立ち去りましたが、彼から、いったい何があったのですか?と事情を聴くと、

彼は小さい頃田舎の実家が農家をやっていて、彼の家族が久しぶりに来たというので、ごちそうを振舞おうと、自分の家で飼っていた鶏を潰して今晩のおかずにしょうとしたのですが、その鶏の殺し方というのは生きたまま首をはねるという残酷な方法で、彼は子供時、その実家で行われた鶏が首のないまま、血を吹き出しながら、羽をバダバタとさせながらクルクル走り回るショッキングな光景がトラウマとなって、それ以来、残酷な食事の光景というものが耐えられないという事情から彼の異変みたいもの 彼女の何気ない虫を生きたまま食するという光景が彼の幼いころのトラウマをよみがえらせてしまい、それが原因となって、このタイシルク編みの女性との婚約を破棄し、その男性は日本に帰国してしまった事情があるんですよ 

この虫を食するという彼女の姿さえなかったら、彼女は彼と結婚していたんだろうと思いますが・・

でも、ひょんなことで人生というものは一変してしまうものですね

 彼女には彼が婚約を破棄した理由については話しませんでしたが、そんな虫を食する女性が気持ち悪いから結婚できないという理由は彼女に話せる訳ではないですからね 

彼女からしたら、そんな理由というものはとても、信じられない事だと感じるだろし、そんな断る理由は子供だましな嘘だと感じたでしょう 

それぐらい彼女の生まれ育ってたいる村では虫を食するということが日常すぎるということなんだと思えたりするんですね

僕もそれだけの理由で婚約を破棄したとは思えないですね この男性の六十くらいの年代の田舎の方の日本人も昔はイナゴやセミとか醤油かけて焼いてジャンジャン食べていた世相だったそうですし・・・

そう考えるとこの男性はただ、彼女が虫を食するというだけで、婚約を破棄したという事でもないような気がするんですね

やはり国際結婚、タイ女性との結婚というものは世間一般的にいうと勇気のいることなんだと思います 

その よしタイ女性と結婚するぞ という一番ののぼりつめた気持ちの時というものは何かに後押しされてある程度男性側の気持ちが支配されている状態でなければ、とてもタイ女性、国際結婚をやっていこう という気持ちには日本人は、なれないものだと思ったりするんですね 

業者の僕がそう言ってしまうとおかしな話ですが、たとえばタイ女性が随分と若くて綺麗で日本男性がメロメロになってしまっている状態なら、話はどんどんと進んでいって婚約結婚という風に盲目的に進むかと思いますが、こういう、それほど綺麗でもない、ただ単に純朴な田舎の女性というキャラだけでは、いくら男性との年齢差を気にしない女性であったとしても、一つのツマズキでお見合い婚約という流れはフッと揺れるロウソクの火のように消えてしまうものだったりするのですね
 

それだけ、国際結婚 タイ女性との結婚は日本人男性からしたら決断のいる作業なのですね 

世間の目もある、会社でなんといわれるだろう? 親戚はどう思うだろう? 

結局 何々君はタイ人と結婚か めでたしめでたし と嫌みの一つの言われて、チャンチャンと終わってしまうというのが国際結婚なんです

 本当の意味で祝福されない結婚 日本人女性と結婚できなかった可哀想な輩

一般の世間体から引き離された特殊な戸籍、ある意味 それはアウトローな人間になってしまうということを覚悟したうえで、国際結婚、タイ女性との結婚に向き合うということなんですね 

虫を食する事だけなら、たいした断りの理由ではないのです 

どこかで、このタイシルクの女性との婚約を破棄した男性も、そんなアウトローなものに向き合う勇気と言うものがなくなってしまったという事なんだと僕は推察したりと思ったりします

 
oさんはどうですか?そういう世間というものを背に向けて、アウトローなものに向き合って生きていく覚悟というものがありますか?

タイ人の彼女が虫を食べていたとしても、彼女を愛してあげることができますか?

彼女が永遠に日本語を覚えられず、いつまでもコミニケーションがとれない状態であっても、彼女に微笑んであげることができますか?

タイ女性であったとしても、本当に身体目的ではなく心から彼女らの気持ちをくみ取り愛してあげることができますか?

そういう勇気があるのなら、タイ行きの航空券の手配お願いします 僕たちはいつでもOさんの来るのを待っています 御自分の幸せを考え、一時の感情感傷に左右されず、冷静に御自分の判断を見つめて、行動される事を僕は願います

と彼のメールには書かれていた

 
 虫を食する・・・ 

 それだけの理由でタイ女性との婚約を破棄する男性の気持ちもわからぬわけでもなかった

 誰しもが幸せになりたいに決まっている 普通に日本女性と恋をして、結婚できる という流れであれば、日本女性が虫を食べようが、カンガールを食べようが、そんな理由で婚約を破棄するものでもないように思われる 

我々は日本女性と結婚できないアウトローなものでしかないのだ・・

 それを思うと自分にはどんな展開になろうともタイ女性と結婚する宿命と言うのか、必然であるという流れにしか感じられない・・

それに自分の決断というものは明らかに決まっていた あの釘の刺さった柱を写真で見て以来、俺の気持ちにはなにも揺るぎはない・・・タイに行く 彼女に会う 彼女と婚約するという意思というものは決まっている 航空券の予約も済ませてある 

そうだ!俺はタイに行くぞ それ以外に俺に何がある? 俺の気持ちは決まっている タイに行くんだ!


続く