ストーリーの枠組みとしては、かつてないほど巧妙でスリルもあるのですがねえ。
何と言うか、キャストの誰にも感情移入ができないまま、なんとなあく観てしまう。
韓国ドラマあるあるの運命のいたずら、赤ちゃん取り替えと貧富の差。
過酷な運命に翻弄されつつ、愛し合うも障壁だらけの現実。
愛憎と復讐のイタチごっこ。
これでもか!ってほどの執着ぶりと手のひら返したような冷酷無残なやり方がイタイ。
作り手の脳みその中覗いてみたいよ【笑】
最初は無垢な被害者、その後豹変して加害者に転身。人の心は善と悪に支配される。
ちょいいただけないのは、50後半の女優3人が30年前の役も演じていること。あ、復讐劇の立役者のチョ・ミョンギルって「世界で一番かわいい私の娘」にも出ていましたね。
綺麗ですけどね、でもいっくらなんでも無理ありすぎじゃない?
ヒロインと御曹司のツンデレ仕掛けもなんかイライラする。
とか言いながらも、なんだか最後まで観てしまいそうな予感がします。俗者なんだなあ、私って。
※お友達からいただいた初物のぶどうです。
甘い!デラウエアを一粒一粒楽しむ幸せよ。