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合言葉はヒュッゲ

長すぎる

角田光代の作品といえば、真っ先に思い出すのが「八月の蝉」や「紙の月」。ドラマや映画にもなり、あまりの衝撃にのめり込んだ。

女同士の心の葛藤や親子の絆を上手く表現して文体も読みやすく引き込まれるのですが、この作品はイマイチだった。

幼少期に戦争を体験した二人の女性が大人となり再会を遂げ、シニアの未亡人となるまでの歳月を描いています。性格や人生観の違う二人の密着すぎるほどの距離と時に冷めた関係。

ちょっとミステリアスな匂いを漂わせ、思わせぶりな展開で過去と現在のエピソードを織り交ぜる手法はさすがだなと感じましたが、だんだん読み飽きるというか、この内容でこのページ数はきついです。

ガンガン飛ばし読みしてしまった。

タイトル。うーん、このタイトルかっこいいけど、でもなんかピンと来ない。

できればこの半量でスパイス効かせて締めてほしかったかな。

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