京はるみという役柄で、はるみは、歌手として忙しく過ごす毎日に疲れ果て、公演をドタキャンして逃亡するその途中、寅さんと出会い佐渡島へと船で渡る。
意気投合した二人は、民宿に泊まり、翌日も佐渡島の自然に触れながら旅を満喫。
そんな中、はるみのプロダクション社長や付き人らが探し当て、戻るよう説得し、はるみも渋々寅さんに別れを告げる。
しばらくして、柴又に帰った寅さんの元
へ、はるみが訪れる。
演歌歌手京はるみの登場に帝釈天通りは騒然となり、とら屋の裏庭ではるみはミニコンサートを開き、自慢のこぶしを披露する。
♪あんこ椿は恋の花を唄うはるみを観て、子どもの頃、母の代わりに行った婦人会旅行先の温泉で、都はるみのショーを観たあの日を思い出した。
ど演歌には興味のなかった私だが、ステージでスポットライトを浴び、生き生きと♪あんこ椿は恋の花を唄う都はるみはとても輝いていた。
幕の内弁当を頬張りながらあまり興味ないまま拍手をしたが、男ファンらの【みやっこ!みやっこ!】という野太い声援がウザかった覚えがある。
もう半世紀前だよ。
しかし、寅さんってほんとに平和な物語だ。帝釈天の雑用プー太郎?のげんちゃんって何者だ?チャウチャウ犬みたいにかわいくて憎めない。ほとんどセリフも出番もないのに存在感ハンパない。
寅さん観てると、毎回そのロケ地への旅がしたくなります。