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合言葉はヒュッゲ

映画 ビューティフルマインド

録りだめしていたもの本日鑑賞。

う〜ん!ラッセル・クロウがかわいカッコいい!

ラッセル・クロウは、「ロビンフット」でファンになりました。レミゼラブルでは、ジャベール役を熱演したものの、歌が下手すぎと悪評でしたが、ビューテフルマインドでは、ノーベル賞受賞数学者ジョン・ナッシュの生涯、若い頃から老人になるまでを演じていました。

老け方がすごい。20年前の映画なので、30代後半でしょうか。今より痩せていてハンサムです。

天才と呼ばれる人は、おおよそ何かしらの病を抱えていますが、ナッシュは統合失調症。怠薬をしていたせいもあるけど、幻覚の度合いがハンパなく、常に3人の人物が登場しては彼を妄想の世界へ誘っていた。

一人は小さな女の子、ルームメイトとなった友人、そして、機密組織の司令塔の中年男役としてエドハリス登場。

エドハリス恐るべし!幻覚妄想の人物とはいえ、すごい存在感です。

人の脳は不思議です。人付き合いが苦手な彼の中に住む3人は、彼を惑わせながらもよき理解者、味方でもあった。

だからこそ、長年消えずに現れていたのでしょうか。大学で教え子だった女子生徒が後に妻となりますが、妻は懸命に彼を支え続けました。これはとても幸せな事。一般的には、統合失調症が悪化してから家庭は崩壊する事が多い。

当時は服薬に加え電気治療が主だったのか
な。強い電気を2か月ほぼ毎日かけられ鎮静。思わず目を背けてしまいました。切ない。

闘病とともに自身の研究を怠らず、長年の努力の賜物が94年のノーベル経済学賞受賞。スピーチでは「愛の方程式の中にこそ本当の解がある」という言葉を壇上から妻に贈っていました。

支える人あってこその受賞なんですね。

この映画は統合失調症について、丁寧な視点で描いています。それだけに観ていて心が洗われました。秀逸ですね。
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