※秋の味覚メニューは、サンマ サツマイモご飯 おでん
アイアムサム
20年ほど前に公開された時には何か抵抗があって出会えず。今回ちょっとドキドキしながら鑑賞。その理由は知的障害の父親と娘のハートフルストーリーが単に理想だけで描かれていないか不安だった。
ショーンペンの演技は素晴らしい。ダフティホフマンのレインマンを彷彿とさせた。
娘役のルーシー、可憐でなんとおしゃまな天使。若干7歳にしてこれまた素晴らしい演技力。
サムの知能はどのくらい?7歳と同等に渡り合えるくらいだから、なんとか日常生活が
送れないこともない。
スタバがかなりのインパクト。この映画でますますブレイクしたのは言うまでもないでしょう。
サムは障害者雇用かな?ホームレス女性に騙され自宅に上げてしまい、妊娠させた事から父になる気は満々。出産にも立ち会うが、退院の日、バスに乗る前に女は逃げた。幼いルーシーを捨てて。
サムは戸惑い、近所に住む中年女性アニーにヘルプミー。
アニーの援助でルーシーの育児は成功し、サムとルーシーの親子の絆は強くなる。
しかし、世間は厳しかった。知的障害者のサムから親権を奪おうとする。裁判で勝つために依頼した弁護士リタとの出会いは最初こそギクシャクしていたが、リタは次第にサムの純真さ、誠実さに打たれていく。
この弁護士役はミシェルファイファー。わ、きれい!懐かしい!大好きな女優です。
現実はもっと厳しくて大変なんだけど、これはこれでこの作品の良さ。
ほんのりと、優しい気持ちに包まれる映画です。