江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

武漢の突貫工事を思い出すが、、、

2021-08-17 | 随想
コロナウイルスの感染拡大が止まらない。
昨日(8/15)の日曜日の東京の新規感染者数は、4295人で、全国では連日の2万人超えである。

しかも「いつでも誰でも医療を受けられる=国民皆保険」の国でありながら、適切な医療を受けられず放置されている人が「自宅療養」と「入院調整中」をあわせて、3万5000人以上いる。

「自宅療養」というカテゴリーになっているが、これは事実上「自宅放置」である。
これを医療崩壊と呼ばずしてなんとするのか。

こうした状況は、予想されていたことだ。
にも関わらず、この国の政府:菅首相は「オリンピック開催」というギャンブルに出たのである。
このギャンブルに賭けたのは「国民のいのちと健康」にほかならない。
彼の思惑とは違って「支持率回復」というリターンはあまりなさそうだが。


さて、思い出すのは「コロナウイルス」の世界的流行が始まった去年、中国の武漢では、1ヶ月あまりの突貫工事でコロナ専門病院を作ったというニュースだ。
爆発的に感染者が増えることに、既存の医療体制では間に合わないという判断があったのだろう。

感染者を見つけて隔離するとともに、軽症なうちに治療して重症者を極力出さないようにすることが大事だということなのだと、日本のお粗末な現状を見て納得する。

こうした事例が1年前にあるのに、この国の政府はそうした対策ができないのはなぜなのか。
それこそ多くの人達が「オリンピックの選手村を使え」と意見を出していたし、それ以外にも、自衛隊の駐屯地にテントを張ったり、プレハブ住宅やトレーラーハウスを設置して、軽症者を集中的に治療する施設を作ることもできたはずだ。
もしも法律上こうしたことができないというなら、それこそ、国会を開催して新たな法律を整備するなり、既存の法律を改正すればよい。

パルスオキシメーターの配布にしても、状況が悪化してからバタバタと対応しているから、現場では必要数を配布できていないと言う事態になっているようだ。
1年以上もあったのだから、メーターとスマホを連動させて、血中酸素飽和度が低下したら、ケアセンターに自動的に連絡が行くようなシステムを作ることだってできたのではないか?
(ココアの例もあるから、システムがバグだらけで使い物にならなかった可能性もないとは言えないけれど)

とにかく、有権者たる私たちは、この政府のポンコツぶりと、国民の命を軽視してはばからない姿勢をしっかりと目に焼き付けておこう。


-K.H-


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