江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

最近気になること ―それは自転車、そして自動車―

2017-01-22 | 随想
昔から自転車にお世話になってはいるし、もちろん自動車にも・・・


最近よく乗るようになった自動車。

渋滞する中、「前の車なんか動きが遅いなあ」と思いつつ、その後ろをのろのろ。
隣はすうっと動くのに・・・

どうして!?
よく分からないので、すぐさま隣のレーンに車線変更しました。
分かりました、分かりました。

なんと、ハンドル上に新聞紙。
新聞読みながら、自動車の運転!!
びっくり仰天。

こんな車の後ろにいるとろくなことありません。
ホッ。

またある時。
新聞ではなしに、本を読みながらの運転手。
二宮金次郎の真似でしょうか・・・

これだけではありません。
歩きポケモンGOはもとより自転車に乗って、また自動車に乗ってポケモンGOゴ―・・・

こんなことを繰り返していけば必ず事故を引き起こすことになるでしょう。
重大な!!



自転車。
これは実に便利なもの。
車道も通れるし、歩道もOK。


昔、交通事故多発、交通戦争と呼ばれた頃、交通事故数削減のため、自転車が歩道を通っても良いこととなった。
その頃、自転車で車道を走っていると、警察官から「歩道に入りなさい。」という言葉。
命令!有無を言わさず、歩道に入るのを強制されたのを覚えています。
特に春、秋の交通安全週間が厳しかったです。

車は車道。
お前ら自転車は弱いんだから歩道を走っていろ、と。
とにかく歩道へ、と。

ところが、交通事故死多発がある程度収まり、歩道に追いやって安泰だったはずの自転車が何と歩行者の敵となってしまったのである。
今度は歩道で平気で飛ばしまくり、歩行者を跳ね飛ばしてしまう。
あろうことか、自転車同士で衝突事故。

歩道を走る自転車が危ないと知るや否や「自転車の本来の通り道は車道」「だから、自転車は車道を走るべし!!」とのたまわく警察。

「『ご都合主義のまかり通るのが我が国日本なのだ』と痛感した」のをよく覚えている。

自転車専用道路が必要と思ったが、その方向性は垣間見られる。
江戸川区のブルーに染められた自転車路側帯。
京葉道路亀戸駅周辺の自転車専用路側帯など。

自転車。
とっても便利。
昔は自転車を歩道に入れていたのに今は車道へとなっていることで、どちらを通っていても文句を言われることはなくなっている。

車道、歩道どちらも可。
一方通行道路も逆走可。

人力車である自転車はエコであると言える。
それは確かなことだ。

しかしその一方、交通法令違反は目に余るものがある。
赤信号を平気で無視する。
突然路地から飛び出すなど・・・

自動車に乗っているとドキッとすることがある。
大通りに出る信号が青になっているので左折しようと交差点に入ろうとすると、直前を自転車がスイーと通り過ぎる。
もう少し時間がずれると必ずやガシャン!!事故!
そんなことが去年2度ほどあった。

大草原の中にある交差点でない。
見通しのきかないところだからこその信号。
だから存在するのだ。
それを無視して突入する人は自死行為をしていると言わざるを得ない。



自転車と人。
自転車と自動車。

常に強い側が弱い側に配慮していくのは当たり前のこと。

しかし、最低限の身を守るためのルールを守らないのは許されることではない。

耳栓をして音楽を聴きながら自分一人の世界に浸り、信号を見ることもなしに交差点に突入する自転車。
どのような結果が待ち受けるかを知らずに自転車を乗り回すのは本人だけではなしに周りの人々を不幸にすると言わざるを得ない。 



<トランプは浄化―?>

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