さっぴいの株主優待と長期投資

現物株への投資を中心に、現物保管型純金信託、原油ETF、投資信託などをしています。

2020/03/13

2020年03月13日 | 日記
「新型コロナ暴落時」にやるべき「3つのこと」
東洋経済オンライン

株価下落…元銀行マンFP「売るべきか」という相談への回答
青山 創星2020.3.12

市場の声:日本株、ボトム圏も米株不安で下値余地
=みずほ証・三浦氏

上記の記事を読みました。

 日経平均が15,000円を下回ってももはや驚かない。中国では落ち着いてきていても、アメリカやヨーロッパで感染が広がってきているので、今後どうなるか分からない。
 来週下げる理由は思い当っても、上げ相場に転じる理由が思いつかない。

 これだけのすごい力で下げたなら、コロナの不安が解消されたときの上げ圧力はすさまじいのではとつい思ってしまう。けれど、今回のコロナの影響が上場企業の経営に重くのしかかってくるようになれば、その見通しは甘いかもしれない。

 前からこのくらい下げてほしいと思っていたので、かなり力技だけれど下げてくれてありがたいと言えばありがたい。
 何年も時間をかけてゆっくり日経平均20,000円を越していたのを、一気に逆行している。
 いままさに、みんなの記憶に残る、投資の歴史に残る下げを経験している。

 東日本大震災の時でもここまで下げていなかった。
 震災はみんなが知った時にはすでに発生してしまっていた。後はその現状から回復するしかないため、将来への見えない不安がなくてそこまで下げなかったのか。

 これからどうなるか分からない不安感が、相場を揺るがす。
 コロナの場合、自粛が必要になり、経済活動に打撃が出てきている。それだけではなく、これからの広がり方が不透明だから、悲観的になりやすいのか。
 リートが安いのはつられて安いだけなのか。テナントが景気が悪くなって賃料を払えなくなることを心配して、下げているのか。

 人間は、原爆を落とされた後だって、大空襲に遭った後だって、何もないところから、不死鳥のようによみがえってきた。
 医療技術が現代ほど発達していない時でも疫病は治まった。
 時間の問題で、コロナもきっと何とかなると信じています。

 「連日ストップ安が続いて売り場が全くない」という最悪な事態ではない。下げ圧力はかなり強いけれど、様々な理由で買いたい人がいるから売買が成立している。
 本当に悲惨なのは、売りたくても売れない状態です。

 ただ「株価が安くなってうれしい」というだけでなく、業績や業種、その会社の将来性、連続増配しているか等をみて、次は何を買うか決めようと思います。
 結構マイナスが出ていますが、現物でホールドしているのと、そう簡単にはつぶれない大きな会社の株式を保有しているため、時間が私の味方です。
 優待券は使えないといくら利回りが良くても意味がないので(転売でもしない限り)、高配当の経営が安定している銘柄を探していきます。

 過去に(投資以外で)生きるのに絶望するレベルの経験を何回かしているので、個人的には暴落は気になるけれど、将来にわたっていろいろ考えてみると、平常心を奪われるほど苦しくはない。
 感覚がマヒしていると言われたらそこまでですが。

 いつ底打ちかの見極めは難しいです。
 こういう時のためにキャッシュを残しておいてよかったです。

  投資信託もしていますが、投資信託はコツコツ長く継続してなんぼのものなので、解約等はしません。

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