さっぴいの株主優待と長期投資

現物株への投資を中心に、現物保管型純金信託、原油ETF、投資信託などをしています。

利確するか否かについてのイメトレ

2024年02月03日 | 日記
さっきの続きです。

特定口座・NISAや、手数料、その銘柄がなどの細かいことは考えないことにします。
例えば、600円で配当利回り5%のAという会社の株をたくさん購入する。
その株が、1年後に1,100円になるとする。


ここで、

分岐1
→Aは売らず、持ち続ける。

株価が上がっても利確せず、下げても損切りせず、配当を着々と貰い続ける。
そうすると、現在の株価に対する配当利回りは,取得時の利回りよりは落ちてしまう。 

保有していたら、株主優待新設するかもしれないし、株式分割したり、買収されたりと、株価が一段高になるイベントが起きるかもしれない。
いずれにしても、株価が上げても、利確しなければそれは幻。

また、出口戦略について。
株価が高止まりしていたら気持ちの面で売りやすい。
一方、株価が下げて含み益が出たら、人によってはそのまま損切りできず塩漬けになるかもしれない。



分岐2
→保有しているAの一部を残し、残りを段階的に売る。
例えば、100株売ったら,50,000円が利益となる。
その50,000円を元手に例えばNTTを買えば、現在の株価なら200株買える。株価Aの配当だけでなく,NTTの配当と、キャピタルゲインを狙える(必ずしも上げるとは限らないが)。これが,再投資・複利の考え方だと思う。

もともと株Aだけだったのが、A100株とNTT200株になると、視覚的に分かりやすい。



こう考えると、やはり、ある程度,利益確定してもいい気がします。

一方,今欲しい銘柄があまりないです(株高なのと、ここ最近、株式を選ぶ基準を厳しくしたため)。
株価が全体的に高い水準にあるということなので、現金を保有しつつ、株価暴落を待てばいいと思います。


と同時に、現金を大量に持っていても、現金を持っているだけでは複利の効果がないので、マーケットが暴落する兆しが出る直前まで、Aという株式を持っていてもいいような気もする。
ここでいう暴落というのは,一日600円下げるくらいの日常的な話ではなく,パニックがパニックを呼び理不尽な振るい落とし(セリクラ)が発生する,数ヶ月で日経平均が5,000〜10,000円下げるようなことを想定しています。

マーケットにひきづられて暴落したとしても、みんなが知っている好業績高配当の銘柄Aの株価が現在の株価から取得単価まで下げるには、数日くらい時間がかかるはずなので、その間に逃げられるのではないかという気がします(それでも,逃げている間に含み益は幻として消えていきますが)。

以上、考えていることです。
もっと細かくシミュレーションできるといいのですが。
(計算や想定が違っていたらすみません)


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