ひげ爺さんのお散歩日記

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「黒竹(クロチク)」  イネ科

2015年02月11日 19時25分54秒 | 日記
    ♪雲にそびゆる高千穂の 高根おろしに草も木も… ←♪紀元節

      「黒竹(クロチク)」 イネ科 ☆8月8日の誕生日☆
           花言葉は… 節度・節操のある



今朝の最低気温は午前6次の3.0℃。  最高気温は午後3時の12.1℃。
良く晴れ、ほぼ快晴。 風も弱まりこの時期とすれば暖かな一日でした。

今日は “建国記念の日”。 なぜ “建国記念日” ではないのかと云うと、
その記念する日が特定出来ていれば “記念日” なのですが、
現在 “建国記念の日”とされている2月11日は、神話から導き出した
「神武天皇即位の日」とされる日で、日本という国がはっきりと何月何日に出来た
とは分からないので、“記念日” と呼ばず、“記念の日”と呼ぶのだそうです。
近年、ハッピーマンデーなどと云って3連休が多くなりましたが、こうして
週の真ん中にぽつんと有る祭日… なんか得した感が有っていいですねぇ(笑。

   《朝散歩… 岸和田北部 11.1km 15,887歩 3時間》
散歩に出たのは9時、気温は8.0℃。 昨日までと打って変ってホンワカ日和。
今日はスキー用アンダーを脱ぎ、手袋は1枚、もちろん耳当ては無し。
それでも背に日を浴びると、暑いくらいでした。 ♪腕を振って 足をあげて ワンツー ワンツー
背筋をピンと伸ばし、颯爽と歩く事を心掛けました。




散歩中に見掛けた 「黒竹(クロチク)」 です。 “ハチク(淡竹)”の変種だそうです。
葉の緑に棹の黒、対比が美しく、いかにも日本庭園的な雰囲気ですね。
生えたばかりの若竹(4~5月頃)は緑色をしていて、夏頃にかけて黒くなり始め、
2年位で真っ黒になるのだそうです。
主産地は和歌山県日高町で、釣り竿や、家具の装飾に利用されるそうです。
原産地は中国で、日本には鎌倉時代に味噌と共に伝わったとされています。




上の2枚は 「亀甲竹」、互い違いにポコポコと膨らんだ亀甲模様が面白いですね。
京都辺りが産地らしく、孟宗竹の変種らしいです。
水戸黄門が諸国漫遊に持ち歩いている杖が、この 「亀甲竹」 で作られた杖だそうです。



↑この写真は 「鈴小業平竹(スズコナリヒラダケ)」 でしょうか。
葉に薄黄色の筋(斑)が入っていて、奇麗ですね。 見た目に涼しそうです。
“業平” の名は、平安時代の美男歌人 「在原業平」 に由来するそうです。


最後の写真は 「孟宗竹(モウソウチク)」、ここ泉州は筍の産地、いたる所で
見掛けます。   「孟宗竹」 の名の由来…
『孟宗は幼い頃に父を亡くし、年老いた病弱な母親を大切に養っていました。
冬のある日、病床の母親は 「竹の子が食べたい」 と言いました。
孟宗は季節外れで竹の子があるはずもないとわかっていながらも、母親のために
雪の降る中を竹林に行き、竹の子を探しました。
やはり竹の子は見つかりませんでした。 孟宗は竹にすがり、「筍を下さい」と
泣きながら天に祈りました。 すると、突然大地が割けて、そこから竹の子がたくさん
生えてきました。 孟宗は喜び、その竹の子を吸い物にして母親に食べさせました。
竹の子を食べた母親は病気も治り、長生きしました。
竹の子の美味しいこの竹は、孝行息子の故事にちなんで孟宗竹と名付けられました』

ここで “竹”と “笹” の違いは何だ? が気になり、調べてみました。
【竹は大きく笹は小さいものとして区別されていますが、簡単な見分け方は…
筍の皮が成長すると剝がれ落ちるのが竹。 いつまでも付いているのが笹】 
…だそうです。

2時前から母といつもの花壇まで散歩。 「お婆ちゃん、今は何月?」
「・・・2月」 「ほうよね~、ほいじゃぁ今日は何の日?」
「今日は何の日かいねぇ…」 「建国記念の日よ、建国記念の日」
「へぇ~」 「お婆ちゃんにゃぁ、紀元節いうたほうがよう分かるよねぇ」
「今日は紀元節ねぇ。 歌とうてみんさいや、紀元節の歌。 知っとるじゃろう?」
「♪雲にそびゆる高千穂の 高根おろしに草も木も…」 
こういう歌は良く覚えているんですよねぇ(笑。

今日の歩数   15,887歩 (♪腕を振って 足をあげて ワンツー ワンツー朝散歩)
2月総歩数  170,711歩=119.5km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数  610,758歩=427.5km