(ちょっとだけ続き)
調べてたら、今映画館でロードショー公開されている
映画「人類資金」の原作も、
「亡国のイージス」の原作者の福井晴敏さんの同名小説でした。
時間ができたら、見にいってみようっと(^ ^)
(ちょっとだけ続き)
調べてたら、今映画館でロードショー公開されている
映画「人類資金」の原作も、
「亡国のイージス」の原作者の福井晴敏さんの同名小説でした。
時間ができたら、見にいってみようっと(^ ^)
(続き)
今は、あまり表には出てこないけど、何か凄いことが起こっていると、それが後になってTVドラマや映画の題材になっていることがあるような気がしています。
2chでも、何か人目を引く事件が起こるたびに、冗談半分でしょうけど、「映画化決定」とかのAAがでますでしょ(^ ^;
・・・少し話は変わりますが・・・
先日、TVでトム・クルーズの「ミッションインポシブル3」(2006年製作)の放送がありました。通称”ラビットフット”という、何かよくわからないものを、みんなが血眼になって探してて、凄い陰謀があったりします。
映画の「亡国のイージス」(2005年公開)にも中身が何かよくわからない”グソー”というのが出てきてて、形状がそれに少し似てて怖い物らしいのですが、それも”ラビットフット”の正体もよく説明されないままで、終わってしまいます。で、そんな怖い物って何だろうかって疑問が残りました。
けど、最近の中東問題で、シリアが何か化学兵器を使ったとか、貯蔵しているとかで、実際に国際問題になり、揉めてたことを思い出すと、その辺のことが映画になってたのかも~~と思い、ちょっと本当に怖くなってたりします(^ ^;;;
TVや映画の中で見るだけなら、面白いのですけどね。
・・・というわけで、国内ものにしては、スケールの大きな映像が出てきて、日本の海の美しさに感激した映画 「亡国のイージス」。せんごく伍長が大活躍。これの原作もお勧めです(^ ^)
映画を見ただけでは、背景とかがよく分からないことがあったので、原作の福井晴敏氏の同名小説(1999年刊行)を読んだら、いろいろと説明されてて、めちゃ面白かったので(^ ^)
けど、日本のこの手のものって、どうしても悲壮感が漂い、カラッとした明るさが少ないのですよね(^ ^;
日本でも、米国の「インデペンデンス・デイ」や、せめて「バトルシップ」のような、相手はエイリアンとはいえ、”悪漢はぶっ飛ばすぞ~~~”って、”やった~~、俺達最高!!!”という、小説や映画が出てくる日がくることを願っています(^ ^)
自虐史観なんて、クソッ食らえ!!!!
ってことで(^ ^;;;
(ちょっとだけ続きあり)
(続き)
シャーロック・ホームズのシリーズやアルセーヌ・ルパンのシリーズも、子供向けのシリーズ本もあったので、たくさん読みました。それらは、日本でも相当人気があって、今もホームズのTVドラマが再放送されたりしていますし、ルパンは、ルパン3世が日本のアニメの中で大活躍(^ ^)
私はルパンの「奇巌城 ( L'aiguille Creuse)」の巻が大好きでした。
・・羊皮紙に書かれた暗号の解読とか、ルイ14世の財宝とか(^ ^)大人になってから、再度本を探したほど。
国内、江戸川乱歩の子供向けに書かれた「少年探偵団」シリーズでいうと、黄金の仏像が狙われた話とかが、抜群に面白かったのだけど、読んだ当時、私は黄金の仏像とか、個人で持っている人がいるのかしら・・と思ったりしていました。
今は、日本のお寺の仏像とか、文化財が本当に窃盗にあってて、すごい数の仏像なんかがなくなってるって、TVでも放送してたから、びっくりです。
・・・そんなものを盗むなど、なんと罰当たりな!!!
というのが、普通の日本人の感覚なので、きっと外国系の人達のせいなのでしょうけどね(怒
・・・・という感じで、推理小説も、実はかなり
書かれた当時の世相を反映しているわけで・・・
映画の「湖面につきささった二本の足」の映像が衝撃的な
横溝正史さんの「犬神家の一族」でも、スケキヨさんが仮面を被って、相続問題でもめるお屋敷の家族会議の場面にでてきたのも、あれは南方からの復員兵で、戦争で顔に傷を負ったという設定でした。
家族は復員を待ちわび、ラジオで放送される復員してきた人達の名前を熱心に聞いていた・・・っていう設定。
今は・・・
外国のものの方が面白いのは、外国での方が
凄いことが起こっているせいかも、って思ってたりしています。
今は、スウェーデンの推理小説家「ヘニング・マンケル」の
ミステリーを読んでいます(^ ^)
最初に、CWAゴールドダガー受賞作品という
「目くらましの道」を読んだら、面白くって、
分厚い文庫本上下2巻なのだけど、読み出したらやめられない。
次に読んでるのは「ファイヤーウォール」これも上下2巻
警察小説というか、スウェーデンの刑事ヴァランダー・シリーズで、
事件の内容がかなりショッキングだったりするのだけど、
こちらではよくわからない北欧の人達の日常がでてきたりして
興味深いです。
冬が長いせいか、昔から傭兵となって海外へ出ている人も多いとか
移民が増えて、そのせいで犯罪が増えているとか、
排斥運動もあり、いろいろ複雑・・・間違った移民政策(???)とかね。
また、子供の未来というか・・・
ティーンエイジャーが犯罪に巻き込まれてるようなことが
多くなっているようで・・・
ヴァランダー自身も娘さんとの関係がおかしくなってて
いろいろ悩む様子が出てきます。
私は小さい頃、江戸川乱歩の「少年探偵団」を読んだ時くらいから、
ずっと推理小説のファンで、アガサ・クリスティーさんのやらいろいろ、外国の作家さんのものもたくさん読んでいます。海外の翻訳ミステリー小説も面白いですよね。
国内では、横溝正史さん以後、超とつくくらい面白くって、人気が出て、
ドラマや映画化までいくような、推理小説が少ないのが
さみしいくらい(^ ^;
都会に出かけても、お店の店名が読めない(^ ^;
どう読むのかわからなくて、発音もできないことがあります。
英語とかだと、まだ私は慣れている方だとは思いますが、それでも、
その他の言語のときもあるし、気取った名前をつけてあったりしたら
全く読めない。表示も横文字が多かったり・・・
そんなことで、物は売れるのか?
と思うときがあります。
昔、割と有名な作家さんのシリーズが
文庫本の背表紙の英語表示をカタカナに替えたら、
売れ出した、という話を思い出して・・・
原題 「So Far from the Bamboo Grove 」
「竹林はるか遠く」のことを調べてたら、いろいろと出てきて、
その中に、この漫画 「凍りの掌(こおりのて)」のことが出てきました。
「凍りの掌 シベリア抑留記」(おざわゆき著/小池書院)
去年(2012年)の第16回文化庁メディア芸術祭の「マンガ部門新人賞」受賞作品。やさしいタッチで描かれていて、読みやすいのですが、内容は相当悲惨です。
零下30度での石炭の露天掘りなど、劣悪な条件下の強制労働。
極寒の中、飢餓状態で仲間がたくさん亡くなり・・・
(=凍りの掌=仲間を埋葬する時、手はすでに氷の塊のようだった・・・)
「竹林はるか遠く」の中にも出てくるような満州開拓団からの義勇隊の
16歳にもならない少年の哀れな最後も出てきます。
1945年8月9日、
日ソ中立条約を無視し、極東ソ連軍が突如侵攻開始してきた!
半数が亡くなったという地獄のキヴダ収容所など、ラーゲルのこと。
その上、ダモイ(=帰国)する前には「アクチブ(活動分子?)」による洗脳教育があり、吊し上げがあり・・・赤化民主化に同調しないと帰国できないらしい・・・
当時、大学予科の学生だった著者のお父様の実話。
終戦の年、昭和20年1月に徴兵され、満州へ。そこで、1発の実弾も撃たないまま、終戦を迎える。しかし、そのまま何も知らされないまま、武装解除させられ、ソ連軍にシベリアへ連行される。そこで、強制労働(抑留)。日本に帰国できたのは、4年後の昭和24年11月・・・
戦争とは、どういうものか、あの地域とはどのようなところなのか、
考えるのには丁度いい、素晴らしい作品だと思います。
「ちばてつや」さんの推薦文も素晴らしいので、ここで紹介(^ ^)
”暖かく、やさしいタッチのマンガ表現なのに
そこには「シベリア抑留」という氷点下の地獄絵が
深く、リアルに、静かに語られている。
日本人が決して忘れてはいけない暗く悲しい67年前の真実。
次世代を担う若者たちには何としても
読んで貰いたい衝撃の1冊”
(続き)
この本へのアマゾンの書評が数が多く、また凄いって、
これも話題になってて・・・
私が読んで、ちょっとひっかかった著者の呼ばれ方、当時11歳の年の離れた次女だったせいらしいけど、「小っちゃいの」という言い方は、元々の英語じゃ「Little One 」ということ。その書評で知りました。英語原文を読んだ人もいるのね(^ ^)
けど、「小っちゃいの」という呼び方には相当違和感があります(^ ^;
文中の日本語は相当丁寧で、家庭内での呼びかけ方も
お父様、お母様、お姉様、お兄様でしょ。
今ではあまり見られない(!!?)ような上品な日本語なので、そこだけが変。
私は本当は 「おチビさん」とか「おチビちゃん」とか
そんな呼び方だったのじゃないか、と思い、脳内変換して読んでました。
「ちび」というのは、今では差別語になるのでしょうか???
何かにひっかかる???
それで、日本語を差し替えさせられた可能性もあるような・・・
日本じゃ、小さくて可愛いという意味で、チビちゃんとか
言ったりもするのにね!!
言葉狩りとか、日本人は相当言論弾圧されているように思います。
それに、もっというと、米国とかでは逆に、リトルというと、昔(!?)、あまりいい言い方ではないらしくて・・・奴隷の名前がリトルとかだったとかね。よくは、わかりませんが、その辺も微妙な問題を含んでいるように、思いました。
・・ディズニーアニメのキャラに、可愛いネズミの女の子のミニーマウスというのがいるでしょ。それを思うと、英語翻訳では、リトル ワン よりは、ミニーカワシマ とかの方が合っているかも??と、思いました。地の米国人に聞いてみたい・・・
・・・それにしても・・・27年間も邦訳がでなかったせいか・・・
この本は終戦日を迎えるこの8月に読むのにも適しているし、
間一髪で助かる場面も多々あり、とてもドラマティックなので、
TVドラマ化、映画化、漫画化・・・とか、映像化するにも
やりがいがありそうなのに、誰もやってない!!!
シベリア抑留の検証番組や、満州からの引き揚げのスペシャル番組みたいなのは
(=「旧満州・葫蘆島への道」とか、めちゃ可哀そうだった・・・)
NHKは放送しているけど、朝鮮半島からの引き揚げ体験のものは、
ほとんどなかったように思います。
誰か、映像化をやってほしいなぁ~~~
それができない限り、この日本はまだ戦後の暗い影を
引きずっている、ということでしょうからね・・・
(続き)
この本には、日本のこともいいことばかり書いてあるわけでもない。
最初の方に、家に憲兵がやってきて、金属を供出するように
強要する場面が出てくる。鉄、銅、銀、それから金も・・・
敗戦直前の1945年当時の話で、弾丸を作る材料にも不足してきているからということ。
これは、日本国内でもやったのですよね。
資源の少ない日本じゃ仕方がなかった。
うちの祖母(=明治30年代生まれ)も、戦時下、
隣り組のような人達がやってきて、各家を回り、
お宅のような家ならこのくらいはあるでしょう・・・とか
言われて、いろいろ出さされた、と言ってた。
ダイヤモンドも供出させられたって、(=多分、祖母の婚約指輪)
祖母は怒ってたというか、悲しい目をしてた。
終戦後に、誰からの供出か、分かったような大きなダイヤモンドは
元の持ち主に返されたそうなのだけど、
祖母の出したようなもの(小さなダイヤ?)は返されなかった。
だから、余計に悔しかったのかも・・・
いや本当、みんなひどい目にあっていたのだ。
疎開してたから助かったけど、元々の家は焼かれ、町は焼け野原になり、
食べるものにも不自由し・・・
【追加説明】
当時の政府の名誉のためにもいうと、
私も小さい頃にTVで見たことがあるのだけど、
一般人から供出された貴重品の一部は返還されている。
もちろん、そのまま返されなかった人の方が多いと思うけどね(^ ^;
(続き)
この日本人の戦争体験記の出版は、
ネットで話題になってたので、私は知ったのですが、
最初は、「竹の森はるか」という邦題で紹介されてました。
発行日も、6月の予定だったのに、7月に延びた。
発行日が伸びたのは、アマゾンなどでの予約が増えたため、
と、言われてましたが、邦題の変更とかで、検索してもでてこないとか
やはり、某K国のからの横槍がひどかったのか、と疑いました。
大体、米国で1986年に刊行されたものなのに、
日本人の書いた、感動的な日本人の事実に基づく体験記なのに、
今年、2013年まで、27年間も無視され続けた。
内外で、Kの国の被害ばかりが強調され続けているのは
このように、日本人の真実は伏せられて、某国の嘘の主張ばかりが
まかりとおったせいのように思う。
それに、家族全員が亡くなってしまったような人達もいて、
被害を訴えようにも、それができなかったように、思う。
あまりにもひどい目にあった人はそれを言うことができない!
(=最悪、殺されていて、死人に口なし状態。)
これは、戦争とはどういうものか、
考えるよいキッカケになる本だと思いました。
原題 「So Far from the Bamboo Grove 」
”1986年にアメリカで刊行後、数々の賞を受賞。
中学校の教材として採択された感動秘話。”という本、「竹の森遠く」の
日本語版がやっと、この日本でも発売されたというので、買ってきました。
邦訳の題名は「竹林はるか遠く」と変化してました(^ ^;
本の帯によると・・・終戦直後の朝鮮半島と日本で、日本人引き揚げ者が味わった。壮絶な体験を赤裸々に綴る、息もつかせぬ、愛と涙のサバイバルストーリー・・・ということです。
本当、読み出したらとまらなくなる感じで、引き込まれます。
満州や半島で日本人が終戦時に、トンでもなく陰惨な目にあったことは、
五木寛之さんの引き揚げ当時のことを書いたご本でも知っていたのですが
(=五木さんのお母様はそれが原因で亡くなられた。)
この本でも、涙なくしては読めないようなカワイソウな話が
たくさんでてきます。
それでも、臨機応変、気丈に対処した擁子さんたちは凄いし、
後半、日本に帰ってきてから、擁子さんのお母様が
家よりも何よりも、擁子さんたちへの教育を優先されたことにも
驚かされます。まずは女学校にいれた!
子供達は三人とも生き残ったことに感動します。
・・・下手をすると、某K国の「親日派のための弁明」という本の中の
”和夫一家惨殺事件”(=日本語版では削除されたらしい。ググッてみてね)
のように、家族全員、女の子共々亡くなる可能性があったわけで、
擁子さん達が間一髪で、サバイバルできて、本当によかったと思いました。
(続き)
私は、昔のTVシリーズの「Xファイル」が面白く思い、解説書付きの
DVDシリーズが隔週刊で出た時には買い込んで、ほとんど全部を見ました。
実は、内容も画面のトーンもかなり暗くって、米国内の陰謀説に基づくものもたくさんあります。けど、それは同じ英語圏であるからわかりにくいのですが、米国ではなく(!)、カナダのTV局が作ったものだったからみたいで、最後の方で、製作場所がハリウッドに移ったら、ちょっと雰囲気が明るくなりました。
でも、元々カナダの大臣もかなり変人がいるみたいで、
あのUFOとか、まるで嘘だと思っているのかと思ったら、
ネット上ですが、地球外なんとかがいるとか、発言した人がいて、
びっくりしたことがあります。
(=あれは一部カナダの公式見解も入っている??)
で、何が言いたいのか、というと、このシリーズは
若い男女の誘拐、とかの未解決の事件簿(=米国のXファイル)が
元なのですが、とにかくうまくカモフラージュしているけど・・・
そして、まさか、とは思うでしょうが、
特に、アジアとは太平洋を隔てて、遠くにいるカナダや米国人には・・・
米国は、朝鮮戦争の当事者であって、その悪影響がある
ということなのです。バックには、R国?
日本海側での、日本の女子中学生や、若い男女の失踪、
日本では、それがUFOの仕業であると考えた人などいません。
北朝鮮の仕業だと疑っていて、実際そうでした。
なぜ、日本と同じく拉致被害者が米国にもいるのに、
米国側がきちんとそれを発表しないのか、とても不思議です。
(=米国にも、事実Kの国に拉致誘拐された人が多くいる!)
(=まさか、UFOによる誘拐だと信じているのではないでしょうね!!)
・・・なんて、思ってたら、最近の日本の週刊誌ネタですが、
実は、94年に米国は一度、北朝鮮を爆撃しようとしたことがある、
という話が出てきました。
これも、このTVシリーズのエピソードには出てきています。
このとき、日本と韓国が泣いて、止めたって・・・(怒
本当かしら、と疑うようなことですが、一部は事実なのでしょうね。
日本もそうだったけど、米国もずっと隠していることがある。
・・・なんてことが推測できるから、このシリーズが面白かったのです(^ ^)
真実は公表した方がすっきりしていいのにね。
(続く)
もちろん映画も大好き。
けど、今でこそ、日本映画も頑張っているけど、
黒澤作品以後は、あまり日本映画にいいのがなかったので、
家のTVではともかく、映画館で見るのは、主に外国の映画でした。
で~~、最近までの動きを見ていると、
というか、いつも湧き上がる疑問というのが、
例えば、「スターウォーズ」の銀河帝国の成り立ち、とか、
「マトリックス」の設定。
欧米の人達の考える未来の世界って、
誰か、非常に強い人が出てきて、それが世界制覇する
というものみたい・・・って
昔のローマ帝国が基準なのかな~~~?
それって、願望???と疑い・・・
現実に戻ると、
ネット上にはいろいろと、陰謀説も出てきています。
面白いのもあるので、読んだりもしていますけど(^ ^;
最近、海外の治安がめちゃ悪くなって、
紛争地帯が増えていますよね。
何か変だと思ってたら、その辺の理由として、
ソ連が崩壊して、米国の情報機関が暇(?)になり、
次のターゲットとして、日本などとの経済戦争に
手を出し始めた・・・というのもあって、
昔の牛肉・オレンジとか、自動車・・・が思い出されます。
ソ連などと遣り合ってた、凄腕の人達が、今度は、
日本相手にやってきたら、そりゃ丸腰の日本は勝てませんって(^ ^;
日本にはスパイ防止法さえない!!!
(=これも、反日勢に立法を阻止された?)
碌な、情報機関もない!!!
TVシリーズの「Xファイル」に出てくる凸凹三人組の業界紙のライター達に
「日本は情報漏れを起こしたことがないのだ!
なぜならば、秘密を持っている情報機関がないから・・・」
とか、言わせているくらい(^ ^;
(=あの三人組の話はめちゃ面白かった。最後は悲惨だったけど・・)
このへん、いつもどうかしてほしいと、思っています。
といって、派手な007よりは、より本物に近いと思われる、
英国のスパイもののTVシリーズとか見てたら、
冷戦の時代のようなことはもうこりこりだ、と言っているわりには、ドラマの
スプークスにしろ、殺し合いが多く、これも登場人物がよく殺されるのです。
すご~~く、怖い。あれって、本当なのでしょうかしらね・・・
月刊誌 「WiLL」3月号の
花田編集長の田原総一郎さんへのインタビュー記事が面白くって、
主に、去年12月に出版された田原さんの自伝
『堀の上を走れ』についてのことなのですが、、ナンカ凄い(^ ^;
で~、ふら~~~っと、本屋さんに出かけて、
たくさん本を買ってきました。
・「堀の上を走れ」 by 田原総一郎
・「新聞の経済記事は読むな、バカになる」 by 日下公人・渡邉哲也
・「学校では教えてくれない日本史の授業」 by 井沢元彦
・「動乱のインテリジェンス」 by 佐藤優・手嶋龍一
・「五番目の女(上・下)」 by ヘニング・マンケル
最後のヘニング・マンケルさんの本は帯によると、
”北欧警察小説の金字塔”
”全世界で4000万部突破のCWA賞受賞作シリーズの6作目”
ということで、海外ではTVドラマになっているものもあるというので、
他の作品も買いたかったのですが、流石に重くって断念(^ ^;
(=文庫本でも凄い量というか、凄い厚さがあって・・・)
で、少し読み始めたら、この作品、最初からアルジェリアは出てくるし、スエーデンの抱える今の問題もでてくるし、まだ全部読んだわけじゃないけど、スリラー風味もあるしで、興味シンシン(^ ^;
いろいろ面白くって、今は本に夢中です(^ ^)
(続き)
この本は、非常に詳しく日本のことをリポートしてて、
旅の行程以外にも、人口とか、特産品、地理に気候、宿屋の様子とかもあって、悪いところも、はっきりと書いています。
当時(1878年)の日本のことがわかって、興味深いです。
そして、今まで私は、なぜ欧米が日本よりも中国よりだったのか、と
ずっと、疑問だったのですが・・・
この本を読んでも、わかるように、
明治時代の日本政府は、外国人を優遇しているし、
庶民レベルでも、友好関係にあった。
昭和の時代に入って、満州のことなどで日中がもめはじめ、
WW2に向けて、某A新聞とかが、戦争を煽ったとかの話がある。
けど、基本、日本人自体は反欧米ではなかった。
その辺を、例えば、米国の某キッシンジャー氏とかが、太平洋戦争敗戦後、
日本人の態度が180度変化したとか言っているみたいだけど、
そうじゃなくて、戦争させたい連中にいいように利用されただけで、
元々、日本人は平和を望んでいたし、
米国は大きな国だという認識もあったので、
そんな国と戦争をしたいとは、誰も思ってなかった。
ましてや戦争しても勝てるとは、
誰も、思っていなかったはずなんだ!!!!
それなのに、反日国に
ABCD包囲網(=米、英、中、蘭)で、石油の輸入を阻止されてしまい、
最後通牒のようなハルノートをつきつけられて、
日本は、やむなく開戦を決意した。
(=あれは、自衛の為の戦争だったのだ、ということ・・・)
そして、なぜ米国が日本よりも中国よりだったのか、
という疑問について・・・
ここ最近のTVの歴史物特集などを見てたら、WW2前の
宋姉妹(=父親はメソジスト教会の宣教師)の米国でのロビー活動やら、
いろいろ出てきて、ある程度はそういうことだったのか、とわかってきて・・・
結局のところ、宗教的なこともからむというか、宣教師達が
日本よりも、中国(=この時は清国)の方が信者が多くなって、
布教活動もしやすい(=いい国だ)と判断したからじゃないか・・・
(・・・属国化しやすいというか・・・)
な~んて、思ったりしています・・・(^ ^;
(続く)
(続き)
日本の明治の初めに来日した英国人女性の紀行文で
1878年(明治11年)4月から12月まで滞在。
蝦夷(北海道)にまで、行っている。
原作の題名にもなっているように、
まだ、西洋人には未踏の地であった東北地方へ行くことを計画し、
通訳兼お供を探し、そのお供の日本人男性と二人で北海道まで、
1400マイル(約2240km)にも及ぶ、大旅行をした。
牧師の娘さんだったとかで、半分は布教のためでもあり、
それの下準備的な調査もかねていたのでしょうけど、
来日当時、47歳だったということにも驚かされます。
また、当時の日本は明治維新後の改革期で、先端の技術を学ぶために、多くのお雇い西洋人を入れていた時期だったので、あちこち行きやすかったのかもしれません。
まぁ、凄い田舎へも行くのですから、いろいろと不便があったみたいです。
けど、浮浪者もいず、充分に統治され、治安がよく、
人々は親切とあります。
英国人女性2人で伊勢神宮まで行っても、安全だったとあります。
奈良の長谷寺にも行っているというのにも、感激。
”名残惜しさを覚えた”とあります(^ ^)b
そこから先は、いろいろと複雑なのですが・・・
ネット上でも言われていますが、
日本に来た宣教師的な人達は、悩むのだそうです。
自分達は未開の原住民に、進んだ宗教の福音を与えるつもりなのに、
日本人は、宗教(=この場合はキリスト教ね)がなくても、
充分、道徳的で、わけ隔てなく親切で、治安もよく、何も問題がない。
だから、女史も当時の3400万人の日本人をキリスト教にするのは
難しいと考えた、との記載がある。どうしたらよいのかと牧師さんに手紙で聞いている・・・
やはり布教に来ているというか・・・
「汝あまねく世に出でて神のあらゆる創造物に福音を説け」
という、主の命令文があるそうです。
女史は、日本は宗教心のことも、いろいろと調べています。
(この彼女のいうところの宗教心とは、キリスト教へのことだけをさすみたいですけどね・・・)だから、こちらからみたら、向こうの宗教(=キリスト教)こそはすごいというか・・・
まぁ、とにかく、日本はもうすでに、
宗教がテーブルの上のご馳走であった時期ではなくなっている、
とは、分析されているのですが・・・