み~ちゃんブログ 2 by Mikoyuki

ロンドン パリ ローマ 京都 奈良 神戸 大阪 大好き 
「みこゆきのミーハー日記」の
継承版ブログです(^^)

平成最後に、何か楽しい話はないかと探してました(続き)・・別に株で損はしてないけどね(^ ^)

2019年04月29日 | いろいろな国のお話を読んで

(続き)

ツイッターでいろいろ書いてたら、暗い事しか書けなかった(^ ^;  

というか、何かいいこと、楽しいことを書いてしまうと、私をストーカー(=ベンチマーク?)している連中に即バレて、またしも何か新手の嫌がらせが始まるのではないかとメチャ怖く思っているからかもね(^ ^;

平成31年間はいろいろあったけど、そりゃ楽しいことも一杯あった。

ただ、税制については最悪で、日本の巨額の赤字、赤字と、日本国民が財務省に虐められ続けたように 思っています(^ ^;

私の株式投資の成績は 特に悪いこともなく、このところずっと、毎年、少しずつでも税金を払っています。(=黒字だよ!!)

ただ、1つ悔しく思っているのは、映画好きの私としましては、映画「フォレストガンプ」(1994公開)の最後の方で、主人公が ”友達が僕のお金を何か果物の会社の株に変えてくれた”って言うシーンがあって、齧りかけのリンゴのマークが出てきてたのを覚えてたので、私もその時に気づいて、リンゴマークの会社の株を買ってれば、物凄く儲かってたのになぁ~~なんて思うこと(^ ^;;;

ちなみに、フォレストの幼馴染の女友達のジェニーを演じたのが、ロビン・ライトという女優さんで、最近の米TVドラマシリーズ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』(2013年~)の女主人公を演じている。このドラマも怖・凄くって、米国では実際の政治にも影響を与えたのじゃないかって、思っている。金髪の女の人が夫婦ともどもいろいろやって、大統領を目指すストーリーだからね。

まぁ、いろいろなことはありますよね。

ではでは、令和になっても お気楽主婦・み~ちゃんこと

みこゆきをどうぞよろしく(^ ^)


マルコポーロの「東方見聞録」にジパングでは”美しいバラ色の真珠”がたくさんとれるとある(^ ^)

2017年02月22日 | いろいろな国のお話を読んで

けど、ナンカ不思議だったのですよね。今の日本では真珠は一般的というか、19世紀の終わりくらいに御木本幸吉氏が三重県の英虞湾で真珠の養殖に成功したので、それ以後は真珠の輸出国なのだけど、それ以前は採れたとしても天然ものなので、数は少なく、庶民にまではいきわたってはいない。

で、思い出したのは珊瑚のことで、少し前に近隣某野蛮な国の漁船が多数やってきて、日本近海でゴッソリ貴重な珊瑚を取って帰ったので、大問題になったくらいに(怒)日本では昔から赤いきれいな珊瑚が採れる。

きれいに結った漆黒の日本髪によく似合う
珊瑚玉の簪(かんざし)

「東方見聞録」にある”美しいバラ色の真珠”って、真珠のことでもあるけど、珊瑚のお数珠とか簪(かんざし)をもさしているのではないかとか思ったりしています(^ ^;

日本女性はあまり宝飾をつけないのだけど、特に、和服の着物では胸元にネックレスやブローチはつけない。

けど、日本髪の髪飾りはいろいろと豪華なのがあるですよね。歌舞伎とか見れば、それがわかる。それと、着物の帯止め(^ ^)

亡くなった祖母がきれいなピンク色(=バラ色!)の珊瑚の帯止めを持ってたのを思い出しつつ(^ ^)

<これは私のブログのこの↓記事の続きのようなことね(^ ^)
http://blog.goo.ne.jp/2miko3/e/132a9e2c03f6a7c4b79f598f8889530a
”色白で、慇懃、優雅な偶像教徒が大きな島に住んでいる。莫大な量の黄金があり、君主の宮殿は黄金で敷き詰められている。美しいバラ色の真珠がたくさんとれる”


私の「いろいろな国のお話を読んで」シリーズの続き。平安朝のこと(^ ^)

2015年11月02日 | いろいろな国のお話を読んで

キーンさんのTV番組見てたら、私の「いろいろな国のお話を読んで」シリーズを完成させたくなりました。<これの続きね>

キーンさんは紫式部(Lady Murasaki)が1000年以上も前に書いた、源氏物語(The Tale of Genji )の英訳本を読んだことから、日本文化に惹かれていったということなのです(^ ^)b

<源氏物語の文献初出は1008年(寛弘五年)>

私のあのシリーズには、日本の平安時代(8~12世紀)の華麗な王朝文化のことが抜けている。日本ではこの時代の和歌が今でも広く愛され続けています。

このあたりのことはよく知られているから、
特に、私が論評することもないと思ってました(^ ^;

平安朝きっての和漢の秀才、学問の神様、天神様こと、菅原道真公がいて、遣唐使が廃止(894年)され、国風文化が栄えた。また、優れた歌人で、日本初の勅撰和歌集「古今和歌集(905年)」の選者でもあり、日本最古の日記文学「土佐日記」を書いた紀貫之がいて「男もすなる日記といふものを女もしてみむとてするなり」と、漢文じゃなく、仮名文で書き始めたものだから、女連も触発されて、いろいろな物語や日記、随筆が出てきたという流れなのかなぁ~と思っています。

和歌の前では皆平等、男女も平等だったみたいだしね(^ ^)

紫式部の「源氏物語」と
清少納言の「枕草子」はめちゃ有名だし。

清少納言のように ”春はあけぼの”
って言い切れたら、カッコいいもんね(^ ^)

けどね、今は海外の自称先進国で、死刑の廃止とかやっているけど、この時期、日本の平安時代もかわいそうだからと、死刑を廃止したりしたのですよね。

すると、平安時代末期には盗賊が跋扈する世の中になってしまい、保元の乱や平治の乱とか、いろいろな騒乱があって、守りを任されてたけど、地下人とか言って下に見られてた武士階級が力をつけ、台頭してきたのですよね。

で、その後、日本は明治時代までずっと武家政権が続きます。

(続く)


全く、バッカみたいな話なのだけど(続き)富士山・芸者・腹切り・市中引き回しの上打ち首獄門

2015年10月09日 | いろいろな国のお話を読んで

(続き)

日本はある意味、怖い国で、19世紀末の開国当時、
来日外国人が日本の特徴であるといった、
あの「富士山、芸者、腹切り・・・」
のうちの腹切り(切腹)というのは、
何かあったら、失敗の責任者は腹を切って、
責任を取るということで(^ ^;

それほどに、いろいろなことに対して、責任者を決めて、
その責任者には責任を取らせていたということ。

江戸時代の一揆の首謀者は死罪だし、
直訴も死を覚悟してのものだった。

今でも、それを踏襲してか、TVなどのマスゴミは、何か不祥事があると、すぐに、責任者を呼び出して、さすがに、腹を切れとは言わないけれど、責任を取れ、謝罪せよと、延々と糾弾大会を開いている。

10両盗んだら、死罪。時代劇でもよく言われるように、極悪人は「市中引き回しの上打ち首獄門」

今風にいうと、エゲツナくキツイ刑法だけど、
そのお蔭で、市民は安心して暮らせて、
家の玄関に鍵をかけなくても、平気だったけどね(^ ^)

(続く)


「いろいろな国のお話を読んで」シリーズを、どうぞご覧ください(^ ^)

2015年07月27日 | いろいろな国のお話を読んで

私の「いろいろな国のお話を読んで」シリーズのリンクを完成させました。この続き物のシリーズは面白いですよ (*^_^*)
と誰も褒めてくれないから、自画自賛(^ ^;

・・・以下、どうぞご覧ください・・・

【いろいろな国のお話を読んで】その1・中国編
http://blog.goo.ne.jp/2miko3/d/20081209

【いろいろな国のお話を読んで】その2・アラビア編
http://blog.goo.ne.jp/2miko3/d/20081224

【いろいろな国のお話を読んで】その3・米国編
http://blog.goo.ne.jp/2miko3/d/20081226

【いろいろな国のお話を読んで】その4・ヨーロッパ編
http://blog.goo.ne.jp/2miko3/d/20090105

【いろいろな国のお話を読んで】その5・ヨーロッパ編(続き)
http://blog.goo.ne.jp/2miko3/d/20090107

【いろいろな国のお話を読んで】その6・日本編
(始まりは「竹取物語」)
http://blog.goo.ne.jp/2miko3/d/20090112

【いろいろな国のお話を読んで】その7・日本編
(続き 日本武尊の巻)
http://blog.goo.ne.jp/2miko3/d/20090118

【いろいろな国のお話を読んで】その8・日本編
(番外 三韓と任那について)
http://blog.goo.ne.jp/2miko3/d/20090119

【いろいろな国のお話を読んで】その9・日本編
(番外 三韓と任那についての続き)
http://blog.goo.ne.jp/2miko3/d/20090121

【いろいろな国のお話を読んで】その10・日本編
(番外 儒教について)
http://blog.goo.ne.jp/2miko3/d/20090122

【いろいろな国のお話を読んで】その11・日本編
(続き 儒教についてと軍記物語の巻)
http://blog.goo.ne.jp/2miko3/d/20090126

【いろいろな国のお話を読んで】その12・日本編
(続き「平家物語」と「太平記」、そして「太閤記」)
http://blog.goo.ne.jp/2miko3/d/20090202

【いろいろな国のお話を読んで】その13・日本編
(続き そして、江戸時代へ)
http://blog.goo.ne.jp/2miko3/d/20090218

【いろいろな国のお話を読んで】その14・日本編
(黄金の国ジパング・マルコポーロの「東方見聞録」を読んで)
http://blog.goo.ne.jp/2miko3/d/20090623

【いろいろな国のお話を読んで】番外
全く、バッカみたいな話なのだけど(続き)
「富士山・芸者・腹切り・市中引き回しの上打ち首獄門」
http://blog.goo.ne.jp/2miko3/d/20151009

・・・実は、この新しいgooのブログに移ってからは書いていないので、続きを書きたいと思いつつ、何にしようかと、迷いまくり。

明治、大正、昭和のものでは何がいいかな~~(^ ^)

<続き(2015 1102付け)>

平安朝(9~12世紀)のことを書き加えました(^ ^)

【いろいろな国のお話を読んで】シリーズの続き
その15・日本編・平安朝のこと(^ ^)

http://blog.goo.ne.jp/2miko3/d/20151102


いろいろな国のお話を読んで その14 日本編(黄金の国ジパング・マルコポーロの「東方見聞録」を読んで

2009年06月23日 | いろいろな国のお話を読んで

(続き)

日本のことが欧州に大々的に紹介されたのは、マルコポーロの「東方見聞録」が最初だと思います。また、それには「千夜一夜物語」にも出てくる、インドのダイヤモンドの谷の話も登場します。それが大航海時代をつくったというか、幻のダイヤモンドの谷の国インドや黄金の国ジパングを求めて、西や東に船団を繰り出すきっかけになったのでしょう。世界一周の旅へ、そして新大陸発見。

で、面白そうなので、本を買ってきて、読んでみました。
結構、読み応えがあって、まだ全部は読み終わっていないのですが、日本が出てくるところだけでも、ページ数は多くないのですが、内容にはとてもびっくりしました。

”色白で、慇懃、優雅な偶像教徒が大きな島に住んでいる。莫大な量の黄金があり、君主の宮殿は黄金で敷き詰められている。美しいバラ色の真珠がたくさんとれる・・・”

黄金で覆われた宮殿・・・と聞いただけで、行ってみたくなりますよね(^ ^;

マルコポーロのお父さんはヴェニス市民で貿易をしていて、その父親と兄弟がペルシャにいたときに、金タルタル(モンゴル帝国)の大汗(クビライ・ハン)の使者に出会い、大汗の都まで来るように誘われます。それで、大変な旅をして、大汗の都まで行き、実際にクビライと接見します。すると、クビライは喜び、次にはキリスト教の賢者を都まで連れてきてほしいとマルコの父達に頼みます。クビライのお母さんがキリスト教徒ということでした。結局、賢者を連れて行くことは失敗するのですが、その時にマルコは父に連れられてクビライのいる大汗の宮廷まで行きました。

そこで、聡明なマルコは世界各地の珍しい話や風俗習慣を聞くことが好きなクビライ・ハンに気に入られて、マルコはクビライの使者としてモンゴル周辺各地に出かけたり、中国地方への遠征にも同行します。中国の地方(杭州)の行政長官までしていたとか・・・1292年に父と共にヴェニスに戻ってくるまでの25年あまりのお話。

で~~~、最も驚いたのは、あの黄金の国ジパング島の莫大な財宝について耳にした大汗、皇帝クビライが、ジパング島を征服しようと思い立った、という記載があったことです。

元寇(13c The Mongol invasions of Japan )は、
「黄金の国ジパング島」の噂を聞いたせいだったの???

いろいろな理由もありますでしょうが、クビライの側近として長年寵愛されていたマルコの話だし、信頼できる気がします。

また、日本の何をもって、黄金の国ジパングということになったのか、これもちょっと不思議ですが、日本では中尊寺の金色堂のことだということにはなっていますよね。だいたい、遣隋使、遣唐使などは砂金を持って、隋や唐に渡っていますしね。日本には金がたくさんあると、中国人には思われていたのかもしれません。

まぁ、ちょっと種明かしをすると、「2ちゃんねる」の膨大な書き込み群の中に、あの「黄金の国ジパング」というのは、当時の中国人の日本に対する思いなんだよ、っていうのを見つけたからで、ちょっとだけでも「東方見聞録」のことにも触れてたこともある。

本当、いろいろ面白くって・・・(^ ^)

それに、金を薄く薄く紙のようにまで延ばして、金箔細工をするのって、日本が世界初なわけ???
でないと、外国人が驚くわけないものね。

(続く)


いろいろな国のお話を読んで その13 日本編(続き そして、江戸時代へ )

2009年02月18日 | いろいろな国のお話を読んで

(続き)

日本の文化 炸裂!!!

浮世絵 人形浄瑠璃 読み本 歌舞伎・・・・
柿右衛門などの優れた陶磁器の数々、軽い漆塗りのお椀類や
蒔絵(=漆塗りの金箔細工)を施した工芸品など・・・

日本中の米の集積地だった大坂では、世界初の米の先物取引まで始まって・・・

東海道やらの街道筋が整備されて、
「東海道中膝栗毛」 一般庶民の弥次さん喜多さんまで
浮き立つように、みんなが旅に行き始め・・・

えらいやっちゃ、えらいやっちゃと、お伊勢参り・・・(^ ^)

奥さん連中の旅の記録まで残ってて
伊勢でお土産買ったら、きちんと宅配されて、家まで届いて
飛脚がいて、というか為替で、お金を送ってもらうこともできて
京都で買った反物がきちんと遠方の家に届いて・・・

「日光を見ずして結構と言うな」なんて言葉があって、
(=ナポリを見てシね)

各地で温泉の湯治もあって(^ ^)

日本各地への航路も見つけられて
樽廻船、菱垣廻船で、日本各地の物流がよくなって

大坂ー江戸間( 天保山ー浦和?)が、50時間と少しなんて、
大きな1枚帆の帆掛け舟で、今の外洋ヨットレースみたいなことをやって
荷物を運んでみたり(=新綿番船レース)

そりゃ、みんな欧米の基準でいうと貧乏に見えたかもしれないけど
それぞれに、楽しみを見つけることができるような世界だった

それに、完全リサイクルのエコ生活

江戸には水道もあった(=井戸の中に水路を完備)

ええい、何か文句があるのか(^ ^;

豊臣秀吉の時代に、太閤検地と刀狩で
一般民の武装解除までしてるし

日本人が結構新しいもの好きで、好奇心旺盛なのは、自分の国が面白いから、他の国もきっと面白いことがあるんだろうと思った、そんな素朴な思い込みで、他の国のことを知ろうとしたからだよ。

どこぞの国みたいに、
やられてばかりなので、他の国もひどいのだろうと思いこんでいるのと、
全く違う。

いつかやり返してやるぞ、という恨みが根底にあるのとは、
全然違う・・・・

(・・・今回はちょっと書きかけ、下書きのまま(^ ^;・・・続く)


いろいろな国のお話を読んで その12 日本編(続き 「平家物語」と「太平記」、そして「太閤記」)

2009年02月02日 | いろいろな国のお話を読んで

(続き)

「平家物語」にしろ、「太平記」にしろ、読むと非常に感銘を受けるというか

読んでいると、すっかりと魅了されてしまう。

源平合戦のことを主に書いた「平家物語」では、入道平清盛が悪役(=奢れる人ね)で、それを諌める子の重盛が良い方で、そういう点ではっきりとしてて、読んでて、気持ちがいいし(^ ^)

最初に、平家を討つために京に上った、木曾の義仲なんてのは、田舎武士の礼儀を知らない狼藉もの、って散々に書かれてて

まぁ、鎧兜姿で、最後まで一緒に戦おうとした凛々しい巴御前のこともあるけど、誰か日本の女性歴史家さんが、義仲好き、とか書いてたことがあって、いろいろあるのだと私は思ったくらい・・・(^ ^;

屋島の戦いでは、那須の与一がゆらゆら揺れる沖の小船に乗った女官が試すように差し出した扇の的を、見事弓矢で射抜いてみたり

カッコいいシーンがいくつも出てくるし・・・

で、源義経の一の谷の逆落とし(=険しい崖を馬で下った)や、
壇ノ浦の八艘飛びというのもあって

平家は壇ノ浦の戦いに負けて、最後はみな海の藻屑になってしまう。

もののあはれ・・・

というか、まるで今風の反戦平和思想のようなものも入っているよね(^ ^;

「太平記」もそうで、楠木正成がすごいヒーローだけど、
最後は敗れてしまう。

それを読んでいるのと、読まないのとでは、
いろいろと、すごく評価が変わってしまうことがある(^ ^;

で~~、年代順にいうと、この2つの後は、「太閤記」かな~~

下克上の戦国時代、織田家の身分の低い足軽(最初は信長の草履番=殿のために、草履を懐で温めていたという話が出てくる)だった藤吉朗が、その忠誠と、一夜にして墨俣城(すのまたじょう)を建てたりした頭の良さ、機転の好さを殿様に認められて、大出世。
遂には、天下統一し、関白・太政大臣から、太閤にまでになるという、ジャパニーズ・ドリームの物語(^ ^)

けど、その豊臣方も、徳川家康との関ヶ原の戦い(西暦1600年)に
敗れた後は、大坂冬の陣、夏の陣を経て、滅びてしまう。

「露と落ち 露と消えにし 吾が身かな 浪速のことは 夢のまた夢」

・・・これは大阪では太閤さんと慕われる秀吉の辞世の句・・・

そして、これら戦国の世を経て、260年余りの平和な世界!

江戸時代へ~~<世界に誇っていいと私は思う(^ ^)b>

(続く)


いろいろな国のお話を読んで その11 日本編(続き 儒教についてと軍記物語の巻)

2009年01月26日 | いろいろな国のお話を読んで

(続き)

「仁、義、礼、智、忠 信、孝 悌」と書かれた8つの玉の物語、
「南總里見八犬伝」というと、NHKの連続TV人形劇 の「新 八犬伝」が思い出されます。辻村ジュサブローさんの個性的な人形たちが大活躍。
われこそは玉梓が怨霊~~って、怖い女の人の人形も出てくるし、
白い犬がぴょんぴょん走り回る。

日本には、文楽というか人形浄瑠璃の長い歴史もありますからね。
その人形劇は大人気でした。

でも、本当は、快刀村雨の話とかの方が面白いのに
「新 八犬伝」の方は、どちらかというと、怨霊話の方が目立っていました。

その以後も、八墓明神の祟りじゃ~~~って
お婆さんが言ってまわる横溝正史の「八墓村」が、何度も映画化されたり
しばらくは、祟りじゃ~~っていうのが、流行っていましたよね(^ ^;

日本の神様には祟り神もいて、怖いとみんなが思っていたからかな~~

昔のお芝居と言うと、やはり幕府の意向や政策もかかわってきてて
勧善懲悪というか、善悪や、幕府への忠義を教えるようなものが、
いいとされていたらしいです。特に、江戸時代。

日本は儒教国である、とはあまり言われないけど、

その芯の部分では、儒教の「仁、義、礼、智、信」

八犬伝風にいうと、「仁、義、礼、智、忠 信、孝 悌」を志していたと思います。

武士道の基本部分でもあるような・・・

「論語読みの論語知らず」なんて言葉もあるように
一応は、みんなが素養として論語を読んでたようですし

で、お話の世界に戻ると、
日本では、平安時代以降は幕府(=武士)の時世で、
物語も軍記ものが多くなってきます。

あの有名な冒頭・・・

祗園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
娑羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
唯春の夜の夢のごとし
たけき者も遂にはほろびぬ
偏に風の前の塵に同じ

で始まる「平家物語」と、同じく日本の代表的な軍記物である「太平記」などが出てきます。源義経の活躍を記した「義経記」も、私は好き(^ ^)
弁慶の物凄い最後も出てきます。

ちなみに、この「平家物語」の冒頭部分の続きを調べると・・・

祇園精舎鐘聲 諸行無常響有 沙羅雙樹之花之色 盛者必衰之理顕 
奢れる人も不久 只春夜如夢 猛者終亡ぬ 偏風之前塵同
遠異朝訪 秦趙高 漢王莽 梁周異 唐禄山 此等皆舊主先王政不随 
樂極 諌不思入 天下之亂事不悟 民間之愁所知士歟者 不久亡者也
近く窺本朝 承平將門 天慶純友 康和義親 平冶之信頼 奢心 猛事 取々社有士歟共 親六波羅之入道前太政大臣平朝臣清盛公申人之消息 傅承社心言・・・

・・・となってて、秦の趙高、漢の王莽、梁の周異、唐の禄山、と出てきてて、その当時の日本にも、遠い異国の王朝の話がどんどん伝わってきていることが分かります。盲目の琵琶法師によって琵琶を弾きながら語られた(=日本各地を巡って口承で伝承してきた)ということですしね(^ ^)

(続く)


いろいろな国のお話を読んで その10 日本編(番外 儒教について)

2009年01月22日 | いろいろな国のお話を読んで

(続き)

先日、NHKのTVの教育番組なんかちょっと見てたら
半島の歴史で、かの国は儒教国だと言ってた。
韓国のお札(紙幣)に使われている人の多くが儒学者らしい。

けど、今の韓国はキリスト教徒が多いんのじゃなかった?

それに、どこに信や義、礼があるのよ、とお聞きしたい。

2002年のワールドカップのサッカー
肘鉄するわ引っ張るわ蹴るわのルール無視の大乱闘サッカー
おまけに真っ赤になって応援し(=相手国にはひどい野次)

気に入らないとなると、日本の国旗を踏みにじったり、焼いたりと、やりたい放題。わざわざ、日本の首相のプラカードまで作って、それもめちゃくちゃに。最近では、日本の国鳥の雉まで、食べられちゃったもよう!!!!

自分達の思い通りにならなかったら、
他国の国旗を焼いたり、隣国の国鳥を殺して見せしめに食べたりする。
それが、自称・東方礼節の国ですか。

儒教の教義って、調べると
”儒教は、五常(仁、義、礼、智、信)という徳性を拡充することにより
五倫(父子、君臣、夫婦、長幼、朋友)関係を維持することを教える・・・”
って出てきます。

それに、更に隣の中国は、今は違う体制だし・・・

秦の始皇帝(在位・紀元前246年 - 紀元前210年)が最初だったけ?
焚書坑儒やったのでしょう。

紀元前にそんなことをしてたんじゃ、
残っている文献は少ないよね。
(=調べたら、さすがに焼かれたものは口伝でもう1度復活させたとか

いずれにせよ、中国人てすごく現実主義者なのは大昔からで、

この秦の始皇帝からして、不老不死を実現できないのならと・・・

仙人志向というか・・・・不老不死を究極の願望としていたみたいで
でも、実現できないからね。

日本人なら祈ってだめなら、あきらめちゃうけど、
連中のトップは凄い権力があるから、不老不死を実現できなかったら、研究してだめだったら、儒学者でも穴を掘って(=坑)埋めちゃうのね・・・・
(坑儒の坑ってそんな意味もあるらしい・・・

唐代末期でも、同様なのですよね。不老不死を実現できなかった僧侶を高台から突き落としたとかいう話がある。日本人僧の記録ということでは、遣唐使として唐に渡った円仁の「入唐求法巡礼行記」をちゃんと読むと面白そう。(=博物館で原本を少しだけ見たことがあるけど、きちんと残っている(^ ^)

で~~ちょっと戻って、儒教の「仁、義、礼、智、信」っていうと

私としては、時は経って、1000年以上も後のことになるけど、
日本では、江戸時代の「八犬伝」を思いだしてしまう。

「仁、義、礼、智、信」 に あと3つ、「忠 孝 悌」を加えて8つに。

「仁、義、礼、智、忠 信、孝 悌」

やはり物語の中にも、その国の真実がつまっている?

(続く)


いろいろな国のお話を読んで その9 日本編(番外 三韓と任那についての続き)

2009年01月21日 | いろいろな国のお話を読んで

(続き)

ほんとうはこんなこと書きたくなかったけど、またしも連中は日本と歴史研究を合同でやりたいとか言っているという話があったので、少し続けします。

ちょっと前から、ネットの情報を見てて、初めて知ったというか
めちゃ面白かったのは、

よく韓国は日本に仏教を伝えたとか言っているけど
(=それも、単に半島を経由して伝わったということだけだけど・・・・
その時の仏教というか、あっちから伝わったものは、
なんだか全部日本に合わなくって、
結局のところ、大化の改新のきっかけになったというか
曽我の入鹿らの成敗で、終わったということ。

そのせいで、日本はもう朝鮮半島経由のものはなくなって
つまりのところ、危ない目をしてでも、大海を渡って(=半島経由ではなく)
大陸から直接仏教の教えをもらおうとしたということ。

=大きな船を作り、遣隋使や、遣唐使を派遣したのよね(^ ^)b

まぁ、何にしろ、半島がどう言おうと
日本は、西暦894年には大陸とも縁を切って(=遣唐使の廃止)
それ以後は独自の文化を築いたわけで(^ ^)

連中のわけのわからない捏造にはもううんざりなんだ。

それに、大体もっと前の半島での白村の江の戦い(西暦663年=天智2年)で、百済を助けに行って、唐と新羅の連合軍に負けて以後、日本は半島とはほとんど文化的な交流はなかった!!!!

日本に胸をはだけた女がいたことなど1度もない!!!

・・・・で~~~

連中は、今度は日本じゃなくて、中国相手に
孔子は朝鮮人だとか
漢字は朝鮮人が作ったとか

常識はずれな捏造報道をしてて
中国人がぶち切れしている模様

カールルイスは韓国人、の上をいく発言だもんね

中国様~~~
もっとブチ切れて、
連中に本来の姿を思い知らせてくださいよ
永遠の属国には、三跪九叩頭の礼でもさせるべきです。

半島は、このところ調子に乗りすぎています。
(甘い飴や小さい倭には制御不可能でした)

南のせいで、米国のリーマンブラザーズまでが破綻
9月くらいからの超株安の原因を作りました。
北は、核兵器をちらつかせての恫喝外交!

・・・って、孔子や漢字が朝鮮起源は絶対にありえない~~って思ってたら

またしも、変な記事が出ました。
韓国のトンデモ学者が、お釈迦様まで韓国人だと発表したもよう

全く、ジョークにソースが付いた感じ(^ ^;
どうなっているのでしょうね。そんなトンデモ捏造学者のいうことを信じる人達が韓国にはいる!!!!ということでしょうか。

(続く)


いろいろな国のお話を読んで その8 日本編(番外 三韓と任那について)

2009年01月19日 | いろいろな国のお話を読んで

(続き)

番外 三韓というか古代朝鮮と、任那について

高校に入って、日本史の教科書を見て、
日本の古代に、朝鮮半島南部に「任那の日本府」という日本の飛び地があったことに、驚きました。そのことは隠されてきたというか、WW2の戦後は日本国内でも、誰もあまり言わないようにしてきたせいか、私は知りませんでした。でも、「任那の日本府(=倭府)」のことは、はっきりと日本の歴史書の「日本書紀」に書かれていますし、中国側の資料もあります。

けど、その先にもっと驚いたことは、その歴史的な事実の「任那の日本府」のことを、教科書に載せることはいけないと、韓国が内政干渉的なことを言い出して、その教科書の内容が問題になったことです。

で、その時の日本政府は、歴史的な事実は淡々と主張すればいいだけなのに、連中の脅しに屈してしまいました。その教科書は現在は使うことはできないようです(^ ^;

だいたい、南北朝鮮は共に、凄い言論統制国家で、教科書は1つのみらしく、日本のようにいろいろな考え方があることを容認している国ではないようです。資本主義の韓国でさえ、日本が好きだというサイトを立ち上げた韓国の高校生をやり玉に挙げて、そのサイトを閉鎖させたというニュースを、前に私は読んだことがあります。

そんな国と歴史を分かち合うなど不可能です。

喧嘩両成敗どころか、連中は自分達の都合にいいように、日本の歴史までも書き換えさせようとしているからです。

(続く)


いろいろな国のお話を読んで その7 日本編(続き 日本武尊の巻)

2009年01月18日 | いろいろな国のお話を読んで

(続き)

日本武尊(やまとたけるのみこと)は、
古事記の中巻、最初の英雄かな~~(^ ^) でも、悲劇の主人公~

父に命令されて、西征、東征。
けど、休む間もなく、あまりに次々と命令されるので、
伊勢で斎宮を勤められている叔母の、倭姫命(やまとひめのみこと)の元に赴いて、嘆いていると、ひめから天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)と袋を渡される。(スサノオの命がヤワタノオロチを退治したときに、尾から出てきたのが天叢雲剣)

で、東征に出発。
追っ手に火をかけられたときには、その天叢雲剣で草をなぎきって、
袋の中に入ってた火打石で迎え火を付けて、難を逃れます。
そして、逆に相手を焼き尽くしてしまう(=焼津という地名の起源)

印象的な献身の弟橘姫の話。

けど、いかに強かった日本武尊も遂には病いに倒れられてしまう。

そのときの国偲び歌が

大和は 国のまほろば 

たたなづく 青垣 山ごもれる  

大和しうるはし 

(この歌、私は泣きそうになるくらい、凄く好き!)

・・・原文では、大和(=やまと)は倭という字なんだけどね(^ ^;
でも、やはり「やまと」の漢字は「日本」もしくは、「大和」のほうがしっくりくるし、山地が70%を占める山国の日本は、山の国とかいう意味で「やまと」だったかもしれないし、そういった意味で「やまたいこく」だったかもしれないし、この辺謎だらけだから、みんなで喧々諤々かな~~

・・・小説では、ちょっと前に「天翔ける日本武尊」って本が出てて、面白いらしい。日本武尊について、詳しくはそっちを読んでみたい(^ ^)

(続く)


いろいろな国のお話を読んで その6 日本編

2009年01月12日 | いろいろな国のお話を読んで

(続き)

この流れでいくと・・・国を代表するようなお話というと・・・
日本じゃ、「竹取物語」かな~~~

日本最古の物語であるとされているのですよね(Wikipedia 参照)
平安前期のもの、9世紀頃かってね。

竹の中で見つかった光り輝くお姫様が美しく育ち、たくさんの求婚者が現れた。でも、天空からお迎えが来て、月に戻っていく・・・
すごくロマンチックでしょう(^ ^)

他にも日本には、おとぎ話や昔話もいっぱいあるよね(^ ^)

さるかに合戦とか、桃太郎、舌切り雀、かちかち山
花咲かじいさん、浦島太郎、鶴の恩返し・・・

日本の神話も大好き
だって面白いものね(^ ^)

天の岩戸の話

ヤマタノオロチの話

因幡の白兎の話 海幸山幸の話

大国主の命を助ける スセリヒメの話

大国主の命に一目ぼれして、根の国で助けたのが、スセリヒメ。蜂やムカデのいる部屋から逃れる話とか、火をかけられた話(=この時は穴の中に隠れて難をのがれる)、矢を取ってくる話(=あの魔法の絨毯のペリパヌー姫の話に似ている(^ ^)

で、もう少し代が下がって、大活躍するのが、

日本武尊(やまとたけるのみこと)

(続く)


いろいろな国のお話を読んで その5 ヨーロッパ編(続き)

2009年01月07日 | いろいろな国のお話を読んで

(続き)

で~~~、宗教のことはあまりわからないので、ちょっと置いといて・・・

仏でいうと、
三銃士と続きのダルタルニャン物語とか、
岩窟王・モンテ・クリスト伯の話が
めちゃ面白い。

大デュマの息子の「椿姫」も面白いけど、「岩窟王」にはかなわない?
オペラとしての方が有名でしょうしね。

で、もう一気に現代に近くなって
英国の 「小公女」、「秘密の花園」、「小公子」(これは米国の話?)
私はこの3つのお話が大好きだった。

「嵐が丘」もあるけど、あれは大人っぽいでしょ

で、次はシャーロックホームズものに、アガサクリスティーの推理小説
今のハリーポッター・シリーズ。

他には、
最初は映画からだったけど、私は、「メアリーポピンズ」の本も大好きで
今でも読み返してみたいと思うほど
どういうのかな~、夢みたいな面白い話がつまっている感じで
お茶にいって、楽しくて、笑い続けてると宙に浮かんしまうのだけど、
帰る時間が来て、悲しくなると、ストンとみんな地上に落ちてしまうんだ・・・
悪いことが起こったのは、ベットの反対側から降りたせいだ・・・って

児童文学にしておくのはもったいないほどの
楽しさがあって、いい本です。

(続く)