この本↓にはびっくりしています。
"直言・本音対談"
「世界は邪悪に満ちている
だが、日本は・・・・・・。」
日下公人・高山正之(共著)
"びっくりボンや !!"
(=TVドラマ「あさが来た」のあささんの口癖ように・・・)
戦前、米国が日本に付き付け、日本の開戦のキッカケの1つになったというハルノートに関して、実は、当時の日本の首相の東條英機も、それを日本国民に知らせる気がなかった(=公開しなかった)というところに、びっくりしています。
もし、ハルノートを公開して、世界中に発表してたら、当時のアメリカは、こんな無理難題を日本に言ってきているということを、一般日本人にも米国人にも知らせることができただろうに、東條英機首相は何よりも、それを知って、日本国民はそれを飲めと言うのじゃないか、と思ってたから公開しなかったというのに、びっくりしました(^ ^;
・・・以下、少し引用・・・
日下:ええ 東條英機に「ハルノートをなんで隠しているんだ」と聞いたら、東條英機が「発表したら、日本国民がこれを飲めと言う」と答えたと言いますからね。
高山:えっ、日本国民がハルノートを飲むんですか?
日下:そう。日本国民は「ハルノートで事が済むなら、こんなありがたいことなはい」と考える。いや、私もそう思いますよ。だって、中国から撤兵せよと言っているだけなんだから。もともと日本人は撤兵したかった。しかし、東條英機は、そんなことをしたらいままで毎年四万、五万の日本兵が亡くなっているのに、その英霊に対して顏が立たないと言った。・・・
だから、外交と戦争のやり方がおかしかったと思いますよ。
・・・
この後の対談は、
”「ドイツの勝利」を信じ過ぎた戦前の日本”
と続くのですが・・・(続きは、本を買ってどうぞ。)
米国のTVドラマの「Xファイル」でも、悪役として、米国の中の戦争をさせたい連中のことがでてくるけど、そんな感じのが、本当にいるのでしょうね・・・
米国とか、外交文書とかも30年くらいで、公開するようになっているのでしょ。(=検索したら、日本も最近そういうシステムにしたらしいけど・・・)
というか、日本の外交下手が続いているようで、
いまでも、そうだから、
兎に角、何でもできるだけ早くに、公開するって決めたほうが
いろいろいいように思っています。
年次改革要望書のこととかもね。
(=アメリカから日本への年次改革要望書。
(=検索してみたら、なんと2015年度版が来ていた!)
(=日本の外務省のサイトで見れるらしいけど)
TPPも、秘密主義でしょ。どんなものであれ、
どうなっているのか、よくわからないのは、怖いから。
東京五輪のエンブレムのこととかも
密室で決められたからこそ、おかしくなったのだしね・・・
(続く)