提案住宅模型です。
第1種低層住居地域という、住宅の建築制限が一番厳しい敷地での計画案です。
写真の案は平屋建てで、建ぺい率ぎりぎりの範囲で作っています。
建ぺい率の制限がある為に平屋建ての場合は軒先を深くとる事が
できないので立面的に外部に何かしらの工夫をすることにより、
住宅のバランスが間抜けするのを避けたいところです。
西側から見たところです。
この住宅地は全体的に西側に向けて下っています。
その為、敷地からは西側に向けての視線の抜けが期待できます。
その他の方角は隣地住宅がたっているので、外の風景を楽しむと
いうような生活は難しいように思います。
庭などの造園により、住宅内部からの風景を確保することも
可能ですが敷地内に駐車場も必要ですので庭に割り当てれる
スペースも限られてきます。
南側からみたところです。
隣地との地盤の高低差があるのが良くわかると思います。
周辺環境の事も考えると建物の高さが低く抑えられる平屋建てで
おさめたいところですが、2階建案でも高さを抑え突出して建物の
高さが高くなるということはないので、次回紹介したいと思います。
第1種低層住居地域という、住宅の建築制限が一番厳しい敷地での計画案です。
写真の案は平屋建てで、建ぺい率ぎりぎりの範囲で作っています。
建ぺい率の制限がある為に平屋建ての場合は軒先を深くとる事が
できないので立面的に外部に何かしらの工夫をすることにより、
住宅のバランスが間抜けするのを避けたいところです。
西側から見たところです。
この住宅地は全体的に西側に向けて下っています。
その為、敷地からは西側に向けての視線の抜けが期待できます。
その他の方角は隣地住宅がたっているので、外の風景を楽しむと
いうような生活は難しいように思います。
庭などの造園により、住宅内部からの風景を確保することも
可能ですが敷地内に駐車場も必要ですので庭に割り当てれる
スペースも限られてきます。
南側からみたところです。
隣地との地盤の高低差があるのが良くわかると思います。
周辺環境の事も考えると建物の高さが低く抑えられる平屋建てで
おさめたいところですが、2階建案でも高さを抑え突出して建物の
高さが高くなるということはないので、次回紹介したいと思います。
前回ブログと同じ住宅模型です。
別角度からの写真を紹介します。
前面道路に面した立面です。
手前の小屋が駐輪場となり、駐車場スペースは車2台分を
確保できるように広さを設定しています。
外部からの視線を遮る為に板塀を駐車スペースと
庭との間に設けています。
玄関アプローチと玄関ポーチ部分には下屋を設け雨の日などの
車の乗り入れの際になるべく濡れないように計画しています。
玄関から西側隣地への出入りを考慮してほしいという要望があり
玄関ポーチから西側境界にのびるスロープを設置しています。
住宅の北側には寝室、納戸、脱衣室、浴室が配置されており
小屋裏部分には2階から出入りできる小屋裏収納をとっています。
寝室前の手すりは布団干しを兼ねた手すりになります。
建物の配置は東側の庭スペースをできるだけ、確保するために
全体を西側に寄せ、居間からデッキ、庭へと視線が抜けるように配置しました。
2階屋根の天窓部分は軒先の深いベランダになっており光をベランダから
吹抜けを通り1階の居間へと差し込ませるようになっています。
自然の光や、風をいかに住宅に取り込み、取り出すかという事を機械システムを
使わずに自然の中の工夫でできるように常々考え家づくりを行っています。
別角度からの写真を紹介します。
前面道路に面した立面です。
手前の小屋が駐輪場となり、駐車場スペースは車2台分を
確保できるように広さを設定しています。
外部からの視線を遮る為に板塀を駐車スペースと
庭との間に設けています。
玄関アプローチと玄関ポーチ部分には下屋を設け雨の日などの
車の乗り入れの際になるべく濡れないように計画しています。
玄関から西側隣地への出入りを考慮してほしいという要望があり
玄関ポーチから西側境界にのびるスロープを設置しています。
住宅の北側には寝室、納戸、脱衣室、浴室が配置されており
小屋裏部分には2階から出入りできる小屋裏収納をとっています。
寝室前の手すりは布団干しを兼ねた手すりになります。
建物の配置は東側の庭スペースをできるだけ、確保するために
全体を西側に寄せ、居間からデッキ、庭へと視線が抜けるように配置しました。
2階屋根の天窓部分は軒先の深いベランダになっており光をベランダから
吹抜けを通り1階の居間へと差し込ませるようになっています。
自然の光や、風をいかに住宅に取り込み、取り出すかという事を機械システムを
使わずに自然の中の工夫でできるように常々考え家づくりを行っています。
以前、提案住宅として紹介しました住宅の別案を作りました。
プランは提案住宅2に修正を加えたプランとなっています。
提案住宅2
居間の縁側と寝室の濡縁を半屋外干場により繋がりを持たせ
住宅の南側一面にデッキがある立面になっています。
前面道路からの見た目は提案住宅2とほとんど変わりがありません。
前回提案住宅は屋根を一体で作っていましたが
今回は1階部分と2階部分の屋根を分けています。
鳥瞰写真です。
2階屋根についている天窓は居間吹抜け上部に位置し
1階屋根、下屋に設置している天窓は半屋外空間にある
干場へと光を差し込ませるように設けています。
プランは提案住宅2に修正を加えたプランとなっています。
提案住宅2
居間の縁側と寝室の濡縁を半屋外干場により繋がりを持たせ
住宅の南側一面にデッキがある立面になっています。
前面道路からの見た目は提案住宅2とほとんど変わりがありません。
前回提案住宅は屋根を一体で作っていましたが
今回は1階部分と2階部分の屋根を分けています。
鳥瞰写真です。
2階屋根についている天窓は居間吹抜け上部に位置し
1階屋根、下屋に設置している天窓は半屋外空間にある
干場へと光を差し込ませるように設けています。
2003年に設計した住宅です。
前回紹介した住宅と同じ模型です。
南側から見たところです。
軒先が一番深い部分が玄関ポーチになります。
南側の外部2階の格子部分はベランダになります。
ベランダは子供室からの出入りになっています。
長方形に近い平面に切妻の屋根を架けただけのシンプルな住宅です。
南側の1階開口部は両開き板戸がついており、外部側に板戸を開くので
その板戸がそのまま外部に露出され、立面の良いアクセントになっています。
模型ではわかりにくいのですが、実際の住宅では存在感を出しています。
西側からみたところです。
濡れ縁が設置されている部分に面して和室を設け
和室の隣は居間、食堂になっています。
居間、食堂の天井は吹き抜け天井になっており
開放感を持った空間になっています。
吹抜け部分には天窓を設置しており、室内に柔らかい日差しを
落としてくれるので、曇りなどの日でも日中は
照明をつけなくても、暗さを感じる事はありません。
2階に架かる出格子部分は子供室の窓開口部に手すりを
設けており布団干しも兼ねています。
外部からこの面を見る事はすくないですが
立面として、凹凸をつけることにより無表情に
なりがちな面に表情をつけています。
完成写真
前回紹介した住宅と同じ模型です。
南側から見たところです。
軒先が一番深い部分が玄関ポーチになります。
南側の外部2階の格子部分はベランダになります。
ベランダは子供室からの出入りになっています。
長方形に近い平面に切妻の屋根を架けただけのシンプルな住宅です。
南側の1階開口部は両開き板戸がついており、外部側に板戸を開くので
その板戸がそのまま外部に露出され、立面の良いアクセントになっています。
模型ではわかりにくいのですが、実際の住宅では存在感を出しています。
西側からみたところです。
濡れ縁が設置されている部分に面して和室を設け
和室の隣は居間、食堂になっています。
居間、食堂の天井は吹き抜け天井になっており
開放感を持った空間になっています。
吹抜け部分には天窓を設置しており、室内に柔らかい日差しを
落としてくれるので、曇りなどの日でも日中は
照明をつけなくても、暗さを感じる事はありません。
2階に架かる出格子部分は子供室の窓開口部に手すりを
設けており布団干しも兼ねています。
外部からこの面を見る事はすくないですが
立面として、凹凸をつけることにより無表情に
なりがちな面に表情をつけています。
完成写真