模型製作

製作した模型を紹介していきます。

2011.4.22

2011年04月22日 | 2005年 住宅
2005年に工事が始まり2006年に完成した住宅です。
以前は兵庫県に住まわれており、退職を機に宮崎県都城市に移住をされた建主さんです。
完成写真


計画段階に作ったスタディ模型です。
敷地の中で住宅部分、庭スペース、畑部分とゾーニング分けを
この模型を使用し、どの配置が良いか検討していきました。


計画案が決まり、1/50模型を作りました。
平屋建ての長方形の平面で部屋配置は生活の中心となる部分を
南側に上手く並べたプランになっています。
右側の小屋は畑専用の倉庫を作りました。


前面道路から鳥瞰でみたところです。
道路境界に面して植栽を植えて
車2台分のカーポートを既製品で設置しています。
住宅と道路の間に植栽があるので、道路からは住宅の立面表情が
見えないぐらい木々によって隠れています。

完成写真をみてもらうとわかると思いますが、
住宅と畑の間の庭も結構なボリュームがあり
居間、和室から見える風景がとても良く
室内のインテリアもご主人のセンスがちりばめられ
居心地のよい住まいとなっております。

2011.4.22

2011年04月22日 | 2004年 住宅
前回ブログでも紹介した国富町に建つ住宅です。
別アングルの模型写真をのせます。
前回ブログ


西側玄関ポーチからみたところです。
柴設計に勤め始めた頃に作った模型ですので
今みると横格子などが不均等ですね。
時間を作って再度、作り直したい住宅の1つです。


南側からみたところです。
新緑が芽生えるこの時期は庭が緑に染まり
とても良い雰囲気になっていると思います。
完成してから6年目を迎える住宅なので
木々も成長して良い表情を作っているのではないでしょうか。


南東から鳥瞰でみたところです。
以前、伺ったときにはご主人は仕事から
昼食で家に帰ってくるときは玄関からではなく、
南側の庭を通り縁側から戻ってくると言っておられました。
普段の生活の中で植栽の変化を感じながら四季を感じれる
暮らしというのはとても、うらやましい生活です。

2011.4.16

2011年04月16日 | 2011年 住宅
今月末に施工業者さんと契約を控えた住宅模型です。
前回、紹介した模型写真から少し変更があったので修正し更新します。
前回模型

前回模型よりどこが変化したかわかるでしょうか。
変更部分は1階の外部格子を2階格子と同じ親子格子にしました。
変更後の方が立面にリズムがでて修正前より見映えがいいような気がします。
設計作業はこの作業の繰り返しであり、その検討した分だけといっても良いぐらい
いくつもの積み上げが良い住宅を提案できるのではないでしょうか。

北東側です。
西側開口部にも格子を設置しました。

1階部分は外部からの目隠しも兼ねて開口部にも親子格子を設置しており
2階部分に関しては採光確保も含めて戸袋部分だけに格子をはめています。

西側開口部に格子を設置することにより
全体的に建物のバランスが良くなったのではないでしょうか。

2011.4.16

2011年04月16日 | 2004年 住宅
2005年に完成した住宅です。
完成から5年が経ち、この季節、庭の植栽が
とても活気づき素敵な風景が広がっていると思います。
完成写真

敷地南東側から見た所です。
2つの切妻屋根が並び屋根仕上げは瓦を使用しています。
敷地南側には広い庭があり、住宅と庭との関係が良く
思わずここに住みたい!って思わせる住宅です。

東側からみたところです。
敷地東側には建主さんの実家があり
庭を介して頻繁に行き来があります。
子供が、祖父、祖母の家に行き来するのにも安心です。
建物をつくる敷地としてもとても良い立地場所だったのではないでしょうか。

南側からみたところです。
手前の建物は主寝室と納戸を配置しております。
母屋にも寝室の機能をもつ部屋があり
夏場の時期はこちらで就寝し冬場は薪ストーブのある母屋の方で。
と言った具合に季節に応じて寝分けているみたいです。

西側の玄関ポーチ部分です。
2棟の切妻屋根を同勾配で並べて
それらを玄関ポーチの下屋で繋がりを持たせています。
模型からわかるように立面バランスが非常に良くできた住宅です。
下屋部分(格子がある部分)には薪ストーブ用の薪が多く積み上げられています。
建主さん自ら木を伐採し、薪割りをしております。

日々の生活、四季の変化を楽しみながら
暮らしていける住宅があり、それらを許容できる場所がある。
そんな家作り、風景づくりを目指していきたいものです。

2011.4.11

2011年04月11日 | ~2000年 住宅
1992年に設計監理した住宅模型です。
自分が勤める前の住宅図面をみていると
今の事務所の作り方と以前の作り方の違いが
あちらこちらにみられます。
自分が図面を実際に書いていないので模型を作るのに
少し苦労しますが、図面を紐解いていくような感覚になり
いつもの模型作りとは違った意味合いの作業になります。
完成写真
この頃はまだ、屋根上の越屋根がいないですね。