発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

4089.~コミュニケーション、第一歩~

4089.~コミュニケーション、第一歩~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「気持ちを伝える」(5月21日)

おはようございます。花小金井教室の小山です。

T君と、学習しています。

前回のブログで、お話しましたが、少し変化があったので、その後の様子をお話しさせていただきます。

たんたんと、授業を行なっていく中で、どう、T君と、コミュニケーションを取るかということが、

学習を進めることと共に、もう一つの講師の課題となっていました。

授業では、毎回まず、1時間の授業の予定表をT君と、共有するのですが、

ある日、その予定表に、珍しく、何かを書き込んでいました、

「かばはいやだ」。

前回まで、国語の読解問題で、「かば」のお話を読んでいました。

その課題が、イヤだと言う意思表示でした。

どうして、イヤなのか、までは、その時点ではわかりませんでしたが、

T君が気持ちを言葉で、伝えてくれたのは初めてのことだったので、

とても、嬉しくなって、急遽、課題を「春の花」に、変更しました。

「かば」がなぜイヤなのかは、又新しい課題となりましたが、

T君との、距離が少し縮まったように、思えた出来事でした。

 

◇ワンポイント・メッセージ

T君、「かば」のお話しはイヤだったのですね。でも、明確なコミュニケーションの第一歩。話せば分かってもらえる相手である、と講師を認めることができたのでしょうか。これは、大きな一歩です。来週の授業での対応が楽しみですね。

 

発達支援教室Elephas(エレファース) 

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