このところ、ずっと写真のヒットがなかった
いつもよりは下流にある雑木林に隠れて北風を避けていた
いつの間にか私も”大砲族”になっていて、今日も飛来する野鳥を狙っている
モズのペアを早々とゲットして、「これで我慢かな」と思っていた矢先
林をかき分けながら、デジスコを担いだご老人が近付いてきた
「収穫はありましたか?」と私が声をかける
「ホオジロガモを撮りましたよ」と言ってモニターで見せてくれる
かつて見たことがないトリだ!
さっそく詳しい場所を聞き出して、荷物を担いで駆けだした
浅瀬をジャブジャブ渡って本流に出る
川岸を、ゴツゴツした石を避けながら、カメラを抱えて走る
双眼鏡で隈無く探したが居ない
もう駄目だな、と諦めかけたときに上流からスイスイと泳いでやって来た
流れは速い
ホオジロガモの雌です
雌が先頭を泳ぐのは番の常だ
これぞホオジロの雄
雌のすぐ後をしずしずと進む
頭の濃緑色は光を反射してキラキラと輝く
四月~五月にカムチャッカやシベリアで繁殖して、冬に日本に渡ってくるが
その数はとても少ないそうだ
しかも、海を好むそうだから、54キロの内陸部のここ羽村の多摩川で見るのはチョット”奇跡”に近い
雄の顔をみて”ホオジロガモ”と命名したのでしょう。そのものズバリですね。
写真に撮れたことはラッキーでした。今日も何百枚と撮影しましたが、天気が悪かったので色が今一つです。メダカのニュースもサジオモダカのニュースもとても嬉しいことです。人々が一致協力して、環境を保護すれば、多くの生き物が棲めるようになりますね。
そう、ホオジロガモとは雄をみて名付けたのでしょう。その名の通りです。今日もこの時間までホオジロガモを眺めてきました。彼らはカイツブリのように深く潜ります。カルガモのように逆立ちするだけではなくて、体全体が水の中へと消えてしまいます。顔を出す場所の見当がつきません。それだけ深く潜っているのでしょう。メダカの復活ですか。私は見逃しました。このあたりの多摩川は、自然が一杯です。それに加えてご近所の人たちが、河原を掃除しております。ですから、野鳥にとってはよい環境なのでしょう。
もう、懸命に走りましたから、水の冷たさは感じませんでした。撮り終わってから、膝から下が寒くて寒くて、クシャミが連発です。どうしても野性の動物は、人間が近づくと逃げます。ですから、遠く離れたところからカメラを構える必要があります。それのために、テレプラスを使用しています。ただ、画質が悪くなるんですよ。
その甲斐あって、お見せできる写真が撮れました。
その名の通り、雄の頬は白くて丸い部分がありますね。雌にはそれがありません。
そう、観察力が鋭いですね、このカモはカイツブリのように水に潜って餌をとります。ですから、通常の状態で体の半分以上が水に浸かっています。体が重いのでしょう。その点では、他のカモとは違います。
レディーファーストかどうかは、もう少し詳しく時間をかけて観察しないと、その点はちょっと断言できません。迂闊な発言でした。
雄の頬の処に白い模様があるのですね。
海好きのホオジロガモが遠くの多摩川まで来たなんてラッキーでしたね。
多摩川で野生のメダカが見つかったり、井の頭公園で
「サジオモダカ」(水生植物)が半世紀ぶりに姿を現したりと温暖化で希望もなくなってしまったのかと
思いきや、まだまだ嬉しいニュースも入ってきます。
今まで気づきませんでした。これから気をつけて見てみることにします。
雄は頬白そのものですね。
初めて見るカモさんなのでちょっと検索して調べてみたら、他のカモ類と同様植物も食べるけど小魚や甲殻類も食べるとありました。
昨日テレビで多摩川に野生のメダカが復活した様子を見ました。自然豊かな多摩川に戻りつつあるからこそこの貴重なホオジロガモもやってきたのかもしれませんね。
貴重なカモの場所を教えてくれたデジスコ老人に出会えたこともラッキーでしたが、寒風吹きすさぶ中、浅瀬をジャブジャブと渡り河原を走ったpoloさんの逞しい体力と、珍しい頬白ガモの鮮明な写真に拍手です。
テレプラスって何だろうと思いました。以前にも書かれていたことがあるような・・・。
これも検索して調べてみたら、望遠レンズを補助するレンズのことなんですね。
それで、下のアオサギも肉眼でははっきり視認できないほどの位置からも大きく写せることができるのですね。
すごく臨場感があって、思わず息を呑んで先を読み急ぎました。
その甲斐あって、珍しいカモをお撮りになれてよかったですね!!
それもつがいでですもの(^^)
水鳥たちの名前はまだどうも覚えられないのですが、
このホオジロガモは頭の形が面白いですね。
それに、泳ぐときは意外と胸の高いところまで水が来るもの
なんだなぁと、初めて気付きました。
つがいの鳥はレディーファーストなのですね。これも初めて知りました。
偶然ですね。同じ様な時間に同じ種類のカモを見ていたんですねぇ。私はこれを見るのが初めてだから、少々驚きました。それらしい場所を探すのに、重い荷物を持って走りましたから、いい運動になりました。今日は生憎曇っているけれど、もう一度同じ場所を探して来るつもりです。なんとかして、ミコアイサを見付けたいと思っています。
4時半ごろ帰宅、夕食を取ってコンピューターの前に座ったところです。ただ今6時。
このホオジロガモも今日見た鳥の中に入っています。
英語ではCommon Goldeneye
学名は Bucephala clangula
です。
日本は半日早いので同じ時間とは言えないですが偶然にもpoloさんが見ていた鳥を同じような時間に見ていたんですよ。
写真の撮れる近さではないし私は大砲を持っていませんから写真はありませんが、その他色々学んで、日和も良かったし満足した一日でした。
番ではね、必ず雌が先に立ちます。大きな群になると、それは見ることが出来ませんが。
仰有るとおり、雄の方が遙かに派手(綺麗)です。オシドリなんかはその典型ですよ。
名前の通りですね。
寒い中を駆けた甲斐があったというものでしょう。
番では 雌が先に行くということを 初めて知りました
やはり 雄のほうが 綺麗ですね
奇跡に近い 貴重な画像を ありがとうございました
そう!私としては、今日の撮影はクリーンヒットだと思います。確かに、マガモなどは数が多くて番を特定するのは難しいですね。明日も同じ場所へ行ってみようと思っています。本当はミコアイサに会いたいのだけれど。
数が少ないだけにいつも番で付かず離れずの距離を置いて仲良しですね。マガモなどはどれとどれが番か?って分からないくらいに数多いですものね。
カメラの性能の良さとpoloさんの技で素晴らしい映像を見せて頂きました。
ペアーで泳ぐ姿はいいものですね。