私とは一回り以上年が離れた友達がいる。いや、この際「居た」と言った方が良いのかもしれない。彼等は3人仲間で、学生時代からの仲良しグループだ。30数年前に、彼等は中古トラックを改造して、全部独力でキャンパーを作り上げた。みな大学生だった。夏休みを利用して北海道を隈無く回った。私は社会人だったから同行できなかった。それぞれ家庭を持ってからも交遊は続いた。「おい、お前」の仲だ。傍目に微笑ましくも、羨ましくも思うほどの間柄だった。それが、今年の2月とても寒い日にそのうちの一人が急逝した。残る二人が受けた衝撃は計り知れない。当初はただ呆然としていた。
一昨日お盆の送り火の日に、二人は亡き友の戒名を書いたお札を持って近隣の名所旧跡を車で巡ったとのこと。帰りに立ち寄ってくれて「友」を連れての供養行脚のいちいちを報告してくれた。途中、昼食をとるべく寄ったソバ屋でのことだが、実に不思議なことが起きたという。車を止めてエンジンを切り、二人が店に入った。田舎の小さな店だ。他に誰も客は居ない、がらんとしている。二人が席に着くと店の女性が「何人ですか」と聞いたという。何人もなにも二人しか居ないじゃないか、と思ったけれど「二人です」と答えたそうだ。わたしなら、ギョットしてあたりを見回したことだろう。彼女には3人目の人影が見えたに違いない。<写真は去年の我が家での盆飾り>
一昨日お盆の送り火の日に、二人は亡き友の戒名を書いたお札を持って近隣の名所旧跡を車で巡ったとのこと。帰りに立ち寄ってくれて「友」を連れての供養行脚のいちいちを報告してくれた。途中、昼食をとるべく寄ったソバ屋でのことだが、実に不思議なことが起きたという。車を止めてエンジンを切り、二人が店に入った。田舎の小さな店だ。他に誰も客は居ない、がらんとしている。二人が席に着くと店の女性が「何人ですか」と聞いたという。何人もなにも二人しか居ないじゃないか、と思ったけれど「二人です」と答えたそうだ。わたしなら、ギョットしてあたりを見回したことだろう。彼女には3人目の人影が見えたに違いない。<写真は去年の我が家での盆飾り>
関東はお盆ですね。こちらは月遅れの8月がご先祖様の供養です。
その方、家族以外の友達のところにも、帰っていらした。いい繋がりだったのですね。
お盆時季になるととかく世間では、霊魂の有無が問われますね。人それぞれなんでしょうが、私は信じております。理由はと問われるはっきりと答えられませんが、過去に何度かその経験があるからです。こちらのお盆は来月ですから、真心籠めてお迎え致します。
右の画の行灯は時代物のようですね。
燈油でしたら雰囲気がもっと出ましたね。
何故か、このような経験がないので、信じる信じないという前の問題になります。