
樹木の実は「ムラサキシキブ」
明治以来統計を取り始めて、今年初めて人口が減少に転じると新聞で大きく報じられていた。このまま人口の減少が続くと年金財政の破綻、若年労働力の減少、医療・介護保険財政の逼迫など困ったことが起きると取り上げられていた。これらは皆、等しく国民生活に影響する問題だから看過できない。しかし片方に、人口減少による利点もあることを忘れてはならない。人口の減少の原因は出生数よりも死亡者数の方が上回るから起きる。その死亡者の多くは寿命を全うして去って行く老齢者だ。老齢者は去った後に資産を残してゆく。それらは子に受け継がれ、引いては消費の拡大の原動力となる。さらには、相続税が増加して国庫も潤う。利点の第二は、人口密度が緩和され一人一人の住環境が改善されてくる。どこかの首相に「ウサギ小屋」と呼ばれたわれらの住居が広い敷地にゆったりと構えることが出来るようになるのだ。ヨーロッパの人口密度は29人/平方キロ、アメリカ:21人、アジア:121人に対して我が国はなんと340人なのだ。少しは減った方がさばさばして良いだろうと私は思った。
高齢者王国になる気配のある日本です。
それに財産を残せる人はほんの一握り。
働き手の若者と老齢者のバランスがくずれて、高い税金を取られるだけで、とても広い家に住めそうには思えないんですけど。それに土地は一時より下がったとはいえまだまだ高値の花です。
どうもネガティブになりやすいですね私は。
待てばカイロの火より暖かい。
なんてバカなこと書いてます。
マイナス面ばかりを吹聴する政府やメディアは、プラス面は隠しておきたいんでしょうか。
これからは、ちょっとポジティブに考えるように努力しまーす。
外は今日も快晴だけれど、寒いのなんのってありゃしない。とても外出の気がおきませんよ。
六義園と聞いて、十数年前、単身赴任で高島平にいましたので、しばしば訪れたことを思い出しました。都会の真ん中に庭園とはいえ、あんな静寂があるとは、不思議に思うほどです。東京は大名邸などが多く庭園として解放されているのがとてもうらやましいです。散策には事欠かず、おかげで楽しい東京暮らしをしました。