キビタキ
一汁一菜という言葉をご存知でしょうか。私達戦時中の人間はすべて
毎食一汁一菜の生活をしておりました。一汁とは味噌汁またはすまし汁の
ことを指し、一菜とは一種類のオカズを指します。たいていオカズは
漬物でした。来る日も来る日もこの食生活ですから平均寿命は短く、大抵
40~50歳で亡くなるのでした。今回、なぜこのようなことを書くのか
といえば、近頃の私の生活で”意外な発見”があったからです。
わけあって妻が一週間入院していたので、二人の娘が私の生活を助けて
くれはしましたが、食べることは自分でせざるを得ませんでした。
一菜はパック売りのコンビニおかず、一汁の味噌汁を作るのが面倒だから
牛乳で間に合わせたので、あわせて一汁一菜となりますね。
さて、ご飯なのですが娘が炊いてくれたご飯をまとめておにぎりとして
冷蔵庫から一個ずつ出してチンしていただく。
オカズは買い置きして冷蔵庫から取り出してその都度食べることとした。
妻の料理とはその質において天と地ほどの差があるが”ご飯の美味しいこと
と言ったら比較にならなかった。昔、”ご飯をオカズにしてご飯を食べる
からね!”というセリフを聞いたことがあるがそのとおりだった。
なぜこんなにご飯が美味しいのか不思議でならない。
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