スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

光と陰

2006-01-31 12:30:30 | 社会
繁栄の象徴、六本木ヒルズの森タワー
昼夜24時間、時代の先端を走る人たちが跋扈している
一本数十万円のシャンペンをポンポンと開けて祝杯を上げる
超高級乗用車が滑るように走る走る走る

ブルーテントを強制退去させられた私は縁石の上で寝るしかないのだ
防寒具で覆われているけれど、この時期寒気は骨を刺す
なんとかしてくれ!毎日パンの耳ばかりじゃやりきれない
外国を助けるのはいいけれど、私も泣いているのだ


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13 コメント

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昨日、大阪城公園で (anikobe)
2006-01-31 14:10:38
ブルーテントの強制撤去がありましたね。

ニュースを見ていて、あの人達、これからどこに行くのかしらと思いました。

公共の施設があってもそこに行きたくないと言う声もあるでしょう。

行きたくないと言うのを我侭と捉えずに荷、原因を探る細やかさこそが、今の行政に一番求めたいことかもしれないなぁと、その時思いました。

景観の美化も大事なら、一人一人の本当の願いも大事。

古に丘の上に立って、

「民の竈は賑わいにけり」と立ち上る煙突からの煙は、食することの豊かさを象徴するものと喜んだ、そんな優しさが、為政者にほしいものです。
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六本木ヒルズ族 (あまもり)
2006-01-31 15:17:53
その昔六本木族というのがありましたが、ヒルズ族とは比べものになりません。六本木族は金持ちのぼんぼん。ヒルズ族はその金を動かすアイティとかいう動物。

この巨大なのっぽタワーにカネゴン(ウルトラQに登場する怪獣)たちが棲息しているのですね。

彼らのやり方が悪いとはいいません。現代社会を象徴するひとつの方法でしょうから。でも私には縁のないところですね。ほんまほんま。

東京はまだ雪が残っているのですね。

表と裏の象徴的な写真に深く考えさせられます。

大阪の扇町公園と靱公園のホームレス撤去。行政の形だけの援助政策も問題ですが、ブルーシートに占拠されている扇町公園は一番行きたくない公園でもあるのです。
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anikobeさん、こんばんは (polo181)
2006-01-31 16:37:48
コメントを有難う。この問題は複雑でひとくくりに述べることはできません。しかし3万人近いホームレスは先進国では一位でしょう。もうすこしきめ細かな支援が必要だと思います。政府開発援助金(ODA)は一兆円を超える。政治家には優しさがありません。彼等に働く気を起こさせ自立への道を開いてあげるべきです。たとえ彼等の側に原因があったとしても、この写真のように放置するのは良くありませんね。聞けば韓国人が炊き出しを行っているとか。もし本当だとすれば、言うべき言葉がありません。
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あまもりさん、こんばんは (polo181)
2006-01-31 16:54:40
コメントを有難う。カネゴンですか。猛烈なスピードで貧富の差が広がっているように思います。これを放置してはいけません。先日、東京都は4年間でカラスが半減したと胸を張って発表していたが、私は笑ってしまった。要するにアホですね。連中は。それらが地方へ散らばっただけで、減ったのではありません。ホームレスは全国で3万弱います。東京や大阪では追い出しを行っていますね。カラスの場合と同じことです。政治に優しさや思い遣りがありません。物心付いて60年以上も生きていますが、いまだにこれぞ政治家だと言える人に出会っていません。
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追伸 (polo181)
2006-01-31 16:58:12
写真は今月23日に撮影したものです。いまは雪はありません。
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光と影・・・うまい! (sakura)
2006-01-31 21:02:22
今日の光と影の題名も良い。比較した写真が又良い。

皆様のコメントも良い。拍手!
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sakuraさん、こんばんは (polo181)
2006-01-31 21:39:18
コメントを有難う。拍手を有難う。八ヶ岳に山荘を持っています。東京を追われたに違いないカラス共が大挙してゴミを荒らしています。大都会を追われたホームレスも地方都市へと散らばることでしょう。
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悲しい画ですね (熊子)
2006-01-31 22:44:14
いろんな理由があって今のこの姿なんでしょうね。大阪の強制撤去は手にビデオまで持って抗議する騒ぎでしたね。不景気がこうして青テントを増やすのか、本人の堕情な気持ちがこうさせるのか、いろんなプロセツの結果なんでしょうね。追いやられても別の場所に行き、ますます膨張するきっかけを作ってしまいますね。誰でも苦労なく生きていきたい、楽をしたい、自由になりたい、、、したいしたい病はみんなの心にもありますね。しかし、どうか一人でもまた光を浴びれるように生きていって欲しいです。
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熊子さん、こんばんは (polo181)
2006-01-31 23:00:54
コメントを有難う。「貧乏人は麦を食え」と言った政治家がいる。これを今風に言い換えれば、「ホームレスはパンの耳を食え」となります。働きたいけれど、老齢であることや病気を抱えているなどの身体的理由で、働けない。アル中で定まった職業に就けないなどなど、やむを得ない理由から働けない人は救済すべきです。ただ、根っからの怠惰で放浪癖のある人には、それではいけないと教育や説得を行うべきです。いかなる事情があろうとも、政治はこの問題を放置してはいけない。と、私は思います。昔、新宿の繁華街で私にお金を乞うた3人の青年を自宅に連れてきて約1年かけて再教育をしました。現在一人は外科医になり、一人は料理人になった。三人目は妻の宝石類を盗んで逃げた。それでも、もし若ければ同じことをするだろうね。
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すごい功績ですね (熊子)
2006-01-31 23:30:32
誰にでもできることではありません。普通なら関わりたくないから無視して通り過ぎます。それなのに自宅に招き入れて人間としての生きた方を教えた。そして復活していった若者達。私も今の道に進む前に青少年関係の道に進むべきかを悩んだ時期がありました。若輩者の熊子には荷が重過ぎて加齢と共に人間味を増したときには関わりたいと歩いています。人を救済するって強い信念が必要ですね。熊子の微力ではまだまだですが、制度を上手に利用し、かつ行政に訴えていく、その繰り返しの毎日です。
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