「ごめんなさすって、ちょいと見せておくんなせぇ~」
「きのうのお方、いただいてよござんすか?」
「おひかえなすって、おはつにお目にかかりやす あっっしは、こん森のペロとはっしやす」
「よござんすか、いただきやすよ?」
「長居は無用、あばよっと」
昨日と環境がガラリと変わったのでさすがのペロやん三世も遠くから眺めるばかり。
エサ皿が二体の人形の間にはさまれているのが恐ろしいのだろう。
いつもの調子で話しかけ「心配ないよ、お食べなさい」と何度もも語りかけた。
10分ほどで、ペロやんは意を決して飛び降りてきた。上のような状態で、
すぐに飛び立った。もう、このような”仕掛け”は当分の間、やりません。
北帰行まで残り3週間あるかないかだ。ペロやん三世の美しい姿を撮りたい。
イメージは頭のなかに数多くある。もう一冊のデジブックに仕上げたい。
最後の一枚のエサ皿の状態をご注目ください。力いっぱい蹴ったので大きく
傾いている。ペロやんの恐怖の大きさがおわかりでしょう。