オナガガモの雄
時期的なものかそれとも、交雑種なのか、胸から首に伸び上がる白い線が見られない
体形や尾羽の特徴からオナガガモと言えるが、どうも今一つ自信がありません
井の頭公園(いのがしら)で撮影しました
JR中央線吉祥寺(きちじょうじ)駅から歩いて5分
オナガガモの雌
体は一回り小さい
たとえばカルガモのようにカップルが一緒にくついて泳ぐけれど
この、オナガガモは必ずしもそうではない
むしろ、雄は雄同士、雌は雌同士で群がっているように思える
私は個人的にはこの地味な雌の方が気に入っている
北からのお客様は、営巣地であるシベリアから数千キロも飛んで渡ってきたにもかかわらず
みなとても元気だ これの他にキンクロハジロ、ハシビロガモ、ヒドリガモが来ていた
今日はとても愉快なことがありました
帰途について商店街を歩いていると、ハシブトガラスがごく低い電線に留まって
「ワンワン、ウー ワンワン、ウー」と犬の鳴き声そっくりに繰り返している
どこかのイヌの真似をしているのだろうかと思って、しばらく見ていると
遠くで本物のイヌの鳴き声がする
それの鳴き声がなんと「ワンワン、ウー」なのだ
そこで私が、「ワンワン、ウー」と真似をしてみた
彼は、あっけにとられて黙ってしまった
私は折角楽しんでいたのを、封じてしまったなとの罪悪感に襲われて
お詫びの印にと、ビスケットを一枚石塀の上に乗せた
彼は、ヒョイッと羽ばたいてそれを食べる
「アバヨ」と声をかけて歩き出すと、彼はヒラリと飛んで私の先回りをする
もう一枚、ビスケットを石塀の上に乗せる
そんなことを3回繰り返して、私は人混みの中に紛れ混んだのだった
新宿御苑でも同じ様な体験があります
彼らは実に愛嬌がある
白い帯が首の側面から後頭部に切れこんでいますが、写真の雄は、夏の非繁殖期の羽がまだ冬場の完全な繁殖羽に変わっていない状態のエクリプスではないでしょうか。後頭部に僅かに白が見えていますね。
メスの色合いと柄は私も好きです。
水鳥ではっきり分かったのがサギ。
その他のカモさんはこれからまたpoloさんのページで復習します。
ごめんなさい覚えられずに。
オナガガモは人間になつくのですね~
餌を先回りして待つ。
可愛いですね~
尾っぽが他のカモより長いのですか?
全く区別が出来なくなりました。
カラスも面白いのですね。犬の鳴き声を真似するなんて凄いです。poloさんにあえたお陰でビスケット2枚もご馳走になれました。
いよいよ冬鳥の到来ですか。また美しい毛並みを見せてくれる冬鳥をpoloさん図鑑で沢山見られるのをたのしみにしています。
オナガガモもヒドリガモも人慣れしますよ。ただ、ハシビロガモはよりつきません。
そうですよ、シッポを見てください。すぐに区別がつきます。
カラスはとても利口なトリです。まるで、イヌの吠え声のようにして遊んでいました。不思議ですね、新宿御苑でもそうでしたが、すぐに友達になります。そして、餌をおねだりするようになります。
オナガガモの雄はpoloさんの仰る通り幼鳥かもしれません。
エクリプスの詳しいことはmonma2004さんがお答えされるでしょうが、私の知っているのでは、
成鳥の雄が、夏から冬、あるいは冬から夏の繁殖期以外の時に羽が入れ替わる。その一時期、雌のように地味な羽色に近くなることがある。それをエクリプスというのだと覚えました。
ワンワンウーのカラスとpoloさん、もう面白くて楽しくて。
カラスも舌の厚い鳥でインコのように物真似ができると聞いたことがありますが、犬の鳴き声を真似て遊んでいる様子が人間の子供のようです。
poloさんがワンワンウーと言った時、びっくりしたカラスの写真も撮ってほしかった~。無理なことは分かっていますけど(笑)
美しすぎる?!私の写真を誉めて下さって、とても嬉しいです。トリについて知らない人のために、多少はお役に立てばなぁと考えて、できるだけ丁寧に撮影しています。
ワンワン・ウーと吠えるカラスは、手が届くほどの場所にいました。でも、通行人の誰一人として興味を示さず、私一人が”彼”と対話をすることができました。私が吠えたワンワン・ウーに”彼”は明らかに反応しました。可愛いですねぇ。すでに電車に乗るべくカメラはリュックの中でしたから、撮ることはできず、あの綺麗な光沢のある黒をお見せできないのが残念です。
前に行ったとき、うちの近所の池に比べてオナガガモの数が多いなと感じたことがあります。
カラスは何故イヌの鳴きまねをしていたのでしょう。面白いですね。
さ~て、あのカラス、何故イヌの鳴き声を真似していたのか、それはわかりませんが、とても上手に真似ていました。”精神的”に余裕があったのかも知れません。
これから♀を巡るバトルが始まりそうですね。
いつも綺麗な画像で、細かい所までよく分かります。
1 ウィキペディア(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Eclipse
Eclipse(エクリプス)とは、日食、蝕を意味する英語。語源はギリシャ語で「力を失う」ことを意味するεκλειπσισ(ékleipsis)からラテン語を経て英語に取り込まれた。
2 ウィキペディア(Wikipedia)
鳥類用語 (生態 繁殖の項)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E9%A1%9E%E7%94%A8%E8%AA%9E#.E7.B9.81.E6.AE.96
エクリプス(英:eclipse)
カモ類の雄は派手な体色をするものが多いが、繁殖期を過ぎた後、一時的に雌のような地味な羽色になるものがおり、その状態を指す。もともとは日食や月食などの食を意味する。
3 goo辞書 英和辞書
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=eclipse&kind=ej&mode=0&kwassist=0
e・clipse
━━ n. 【天文】食(しょく); (名声の)失墜.
━━ vt. 食を起す; 光をさえぎる; …の名声を失わせる, (他を)しのぐ.
井の頭公園には電車に乗ると私の駅から15分くらいですよ。
鳥の宝庫と言われていますが
私は・・・?です。でも本当に来ているのですね。カラスの話も面白かったです。
可愛い目をして害鳥ではないですよね~~
カラスではちょっとした事がありました。
通勤途中のバッグの中にロールパンが空から落ちてきたのです。なんとカラスくんが落してしまったようでした
きれいな写真にため息が出ました。
こちらではあまり見かけないオナガガモ。
いや、私が気が付かないだけかも知れません。
カラスとpoloさんの交流、楽しいですね。
そんな風にカラスとも友達になってしまうpoloさんが好きです。
そっか・・・からすはこっちの気持ちが読めるんですね。
ビスケットを投げると石かと思って逃げる・・・人との付き合いで覚えてしまった悲しい習慣ですね。
前回のブログ、素晴らしい生き方をなさっている先輩を教えて下さってありがとうございます。
とてもマネできない事だけど、心意気は見習いたいと思いました。
ようするに、繁殖期以外では雄が雄である必要がなくなる。よって”雌化”が起きると考えれば、納得がゆきます。あるいは、雄としての特徴が剥げ落ちると考えてもよいでしょうね。ご親切に有難うございました。
カラス君はとても知能が高くて時々面白いことをして見せます。新宿御苑では、おにぎりを与えたら、おねだりして私の後を追ってきました。芝生に座って、少し投げてやると、グワグワァとおじぎをして、さらに付いてくる。門を出るまで追いかけてきたことがあります。パンが空から落ちてきた!おおおお、折角の獲物を落としたのですね。それは気の毒に。
カラスには投げる行為は駄目です。そっと塀の上にのせてやると、舞い降りてきます。視力は驚異的ですよ。とても光沢の良いハシブトガラスでした。頭が良いんですね。ワンワン・ウーを繰り返し繰り返し続けていました。黒くて鳴き声の悪い嫌われ者のカラスですが、美しいと思うことがあります。能城律子さんの記事を読んで下さったのですね。ありがとう。彼女と同じ様なことは出来ませんね。でも、その精神からは学ぶことができます。いっしょに、頑張りましょう。
ハシブトガラスのハナシも面白いです。烏も鳴きまねをするのは知りませんでした。
これで思い出すのですがブルージェーは声が悪いので有名です。でもいい声で鳴くときもあるのを知らない人が多いのです。二羽で愛の賛歌を歌うときなんかとてもきれいな声です。最近知ったのですがこのブルージェーは鷹の鳴き声を真似たりするのだそうです。良く観察しているバーダーが言ってました。
九官鳥だけではないということなんですね。
カラスの鳴き真似は以前から知ってはいました。でも、あの犬の声は完璧でしたよ。繰り返しくりかえし、何度も鳴いていました。おそらく遠くのイヌと会話をしていたのでしょう。
そうですか、ブルージェーも鳴き真似をするんですね。鳴き真似ではありませんが、こちらのオナガはその悪い鳴き声で有名です。でも、興奮が冷めると、とても綺麗な声で鳴くのを知っています。シチュエーションに会わせて鳴き分けることができるのでしょう。
鷹の鳴き声ですか。トリは知能の高い動物だと思います。