スケッチブック

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リビングからのバードウオッチ

2014-01-31 00:56:33 | 政治



プラスティックトレイの水を毎朝妻が取り替えている。鳥たちは飲むし、水浴びもする。彼らは恵まれているな。



ここに来れば餌は豊富にあるし、いろいろな種類が揃っている。メジロにウグイス、シジュウカラとヒヨドリ。
それに、キジバト。そうそう、スズメもやってくる。スズメは乱暴者だから少々困っている。
ひまわりの種を食い散らかすのだ。シジュウカラは、一つずつ持って行ってはどこかで食べてくる。
とても行儀がいいのだ。



右のトリかごの中に入り込んでミカンを食べます。すっかり安心していて恐れを知りません。



中にミカンを置いて、メジロが出たり入ったり出来るようにしてあります。ヒヨドリは大きいので入れません。




以下は政治的発言です。コメント欄を閉じます。意見の衝突を避けたいからです。

太古の昔、山火事で焼け死んだ動物の肉を食べて人間はその味を知った。
つまり、生肉を食べるよりは火であぶった方が美味しいことを学習したのだった。
そのことから、我々は火を用いるようになったと言われている。
火を制御すれば冬の寒い日の暖房に用いられるし、部屋の明かりともなる。
打製石器も磨製石器も火と同様に技術の一つである。その移行期間は100万年から数十万年である。

石炭、木炭、石油へと進んできて、キュリー夫人と夫のピエール・キュリーによってラジュウムの放射線が
発見され、その研究が始まる。不幸にも核分裂による原子の火が実用化されたのは原子爆弾であった。
1951年には原子力潜水艦用の原子炉が完成してその実用化が始まる。人類はここに
制御可能な「原子の火」を手に入れたのだ。これより、各国による研究が盛んとなり、平和利用として
原子力発電が行われるようになった。我が国では1963年に東海村で最初の原子力発電に成功する。

ほぼ600年前の李氏朝鮮で、大まかに言って両班と下人との階級に分けられて、2,3%の支配階級であった
両班が、技術者である下人を蔑み忌み嫌うようになる。そして、それまで伝わってきた車輪を作る技術を
失ってしまう。同時に樽を作る技術をも失う。これによってその後の数百年を御輿に乗って移動し、土の甕に
水や酒を入れて運ぶこととなる。つまり、技術というものは一端失うと自力では決して復活しないということなのだ。

今、福島第一原子力発電所で、メルトダウンを起こした原子炉からデブリ(溶融した核燃料)を取り出す技術を
探って居る。日本人は必ずこれに成功するだろう。その技術は他国の次の事故に役立てることが出来るのだ。
いわんや、原子炉そのものを廃絶してしまったら、二度と自力ではそれを取り戻すことは出来ない。
李氏朝鮮の二の舞を演じることになるのだ。日本から原子の火を消してはならない。
第三、第四の次なる火を手に入れるためにも、原子炉は必要なのだ。




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