スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

おっとり

2007-08-29 15:57:54 | 水鳥



午後2時頃、所用を終えて多摩川に出てみた
つい先日までとはうって変わって曇天、しかも深く重く垂れ込めている
昨夜来の雨で、遊歩道はまだ濡れていて、草の葉には水滴が宝石のよう

2年ほど前から水鳥の観察を始めて、今も続いている
飽きっぽく気短な私としてはこれほど長く続くのは極めて異例なことだ
それは、トリの撮影が難しいことと関係しているのかもしれない

ちょっとした視点の変化でまるで違った表情の写真が得られる
自分で満足できる作品はこれまでに1枚あるかなしかだ
出来不出来は、偶然に依るところが大きい

「あのトリのあの状態の写真を撮りたい」と思って待ったとしても
それが叶えられる可能性はゼロに近いと言えるだろう
しかし、その蓋然性がゼロではないところに、トリ撮影の楽しさがある

上は、ある幼鳥が一人で楽しそうに餌を啄んでいるところへ
体の大きいダイサギが現れて追い払われる図です
表題を「おっとり」としたのは、このチェイスにしても、本気ではないからです

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24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
紫陽花さん、こんにちは (polo181)
2007-09-01 14:34:53
コメントを有難う。同じサギ同士でも餌場の争いはあります。でも、後輩が先輩に席を譲るようなやりかたです。激しい争いには発展しません。
写真を誉めて下さってありがとう。いえいえ、これは本気で撮影しているのですよ。それでも、満足な作品が出来ないというお話しです。笑
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ダイサギ (紫陽花)
2007-08-31 22:27:38
同じサギ同士でもやはり餌は取りっこするのですか?それも幼鳥なのに、本気でなくてこんなに素敵な写真を撮れるなんて凄いですね。本気になったらどんな写真になるのでしょう。楽しみです。
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熊子さん、こんにちは (polo181)
2007-08-31 11:14:36
コメントを有難う。昨日今日とつづけて涼しい日で、とても過ごしよいです。このまますんなり秋になってくれれば、八ヶ岳での避暑も”成功”といえましょう。アオサギは大型の水鳥なので、すらりと立つと存在感がありまう。格好いいでしょう。まことに、立派な水鳥です。ダイサギよりはちょっと性格が荒っぽい。でも、悠々としている態度には惹かれます。北海道のアオサギのアップを楽しみにして待っています。
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水鳥 (熊子)
2007-08-30 23:44:21
涼しくなってきて良かったですね。吹く風も心地いいでしょうね。先日ね初めてアオサギ?を見ました。川の中央にすくって立っていてビックリでした。パパラッチしましたが目いっぱいズームにしたので鮮明ではなくアップするのに遠慮していますが立派な水鳥だなって思いました。今度出会ったときはもう少し近づいて写してみたいです。さて、いつ会えるかな。
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じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2007-08-30 21:22:45
コメントを有難う。暑さが和らいできましたから、外に出ることが出来ます。ですから、水鳥再開です。
北海道はアオサギが多いと聞いていますが違いましたか。
お互いに、体には気を付けましょう。睡眠、運動、食事の三つか揃っていれば、元気で長生き出来ることでしょう。
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poloさん今晩は (じゃこしか)
2007-08-30 21:13:00
 いよいよ水鳥シリーズの再開ですね。
 こちらでは、ダイサギばかりで、ダイサギなどの他のサギ類は見られません。
 今後の写真が楽しみです。ただまだまだ暑い日が続きますので、くれぐれも気をつけて下さい。
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SUBさん、こんにちは (polo181)
2007-08-30 10:45:32
コメントを有難う。仰るとおり、水鳥観察やその撮影には忍耐と努力が必要です。でも、植物や風物の撮影にしても、同じ事でしょう。時間をかけてその場所へ行かなければ、希望する写真は手に出来ませんから。私の写真をお褒めいただいて恐縮です。まだまだ、手習い中ですから、これからより自らの希望にそった作品を入手できることと願っています。
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忍耐、努力 (SUB)
2007-08-30 10:28:59
こんにちは、ご無沙汰ばかりでごめんなさい。
野鳥観察、素晴らしさを堪能させて頂いてます。
私には、遠い夢の様な世界です。
忍耐と努力には敬服しています。見るたびに、この好奇心が羨ましく、楽しく拝見しています。有難うございました。
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のんのんさん、こんにちは (polo181)
2007-08-30 10:22:03
コメントを有難う。そうですね、久々にトリを撮りました。笑 同じ水鳥でも、おとなしそうに見えるカモ達のほうが餌をめぐる争いは激しい。ダイサギはおっとりしていて、目に余る争いはありません。生まれ持った性格でしょうね。ですから、私はこのトリが大好きです。
これから、木の葉が落ちるので、トリたちの撮影に適した時期となります。一回に500枚も撮ることがあります。それでも、納得の行く写真はなかなかありません。それだけに、より惹かれるのだと思います。
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おはようございます (のんのん)
2007-08-30 07:09:13
鳥!久しぶりに見る光景です。
ダイサギ、小さな幼鳥と大きなダイサギの餌の交代劇は考えさせられる舞台のようです。
むやみな殺生もせず自然に交代するのは
鳥の世界だからか?
ダイサギは大人しい性格なのでしょうか?
まだ納得のいかない写真ですとpoloさん・・
トンデモナイ
私だったら大成功!と喜んでしまいますよ。
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燦さん、こんばんは (polo181)
2007-08-29 22:02:59
コメントを有難う。高原風景はもう季節的にオシマイです。代わって、ここ多摩川は徐々に水鳥が増える頃です。トリたちは、人間のようにイライラするからとか、カッとなったからとかが原因で喧嘩することはありません。上下関係がはっきりとしているので、”掟”に従うだけです。幼鳥は、この絵のようにして、学んで行きます。争うことはしません。
こちらは、もう秋の始まりです。9月に入って、2,3回、暑い日があるだろうけれど、せいぜい31,2度でしょう。そして雨が降るとぐ~んと気温が下がります。今夜は短パンではちょっとヒンヤリという感じですよ。
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ラベンダーKさん、こんばんは (polo181)
2007-08-29 21:54:57
コメントを有難う。夏の間は、釣り人が大勢いましたから、水鳥の撮影が出来ませんでした。いまは、鮎の友釣りだけが認められる時期ですから、それほと釣り人が多くありません。ですから、私にとっては楽しみな時期がやって来たという訳です。
埼玉も熱帯夜から開放されましたか。こちらは、今夜なんかはヒンヤリするほど気温が下がっています。やれやれと一息ついています。
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Lunaさん、こんばんは (polo181)
2007-08-29 21:50:47
コメントを有難う。ダイサギは非常に温和な性格のトリですから、このようにすんなり場所を譲ります。そして、追う方もそれほど真剣ではありません。
まったく仰るとおりでして、人間も見習いたいほど、おっとりしています。これから、寒くなれば色々な水鳥が登場しますから、今から楽しみにしています。
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おッ鳥! ()
2007-08-29 21:21:09
高原風景から鳥に変わりましたね。
自然界では無闇やたらに喧嘩をすることは嫌うんですね。
一応テリトリーは主張しながらも幼鳥には諭すように教えているようですね。

こちらではまだ暑いですが、
そちらではもう秋風が川面を渡って来ているんですね。
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ダイサギ (ラベンダーK)
2007-08-29 21:19:29
久しぶりに見たような気がするダイサギ。(私が休んでたからかな)
今日はやっと涼しくなったから多摩川も涼しかったですか?
埼玉も今夜は熱帯夜から開放されて涼しく眠れそうです。
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久しぶりの飛翔 (Luna)
2007-08-29 20:58:08
相変わらず美しい姿の白いダイサギを見せていただきました。そうなんですね。若い者は年配者に敬意を表し、また新しい場所を目指すのですね。しかも年配者が威張る風でもなく。
人間も見習いたいものです。
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あまもりさん、こんばんは (polo181)
2007-08-29 20:18:40
コメントを有難う。写真を誉めて下さって、とても嬉しいです。遠方だったので、トリミングで拡大しました。
そうですね、無為な争いや、逆上した争いはサギの仲間ではありません。賢いですね。ヒトとは違うようです。幼鳥もいろいろと経験をして、大人になるのでしょうね。
多摩川のこの辺りは小魚が沢山いるので、彼らはゆったりと暮らすことができます。ヒラヒラもなくなったし、天気さえよければ、多摩川に通います。
川面をなでて通る風は、もうすっかり秋を告げていました。
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スイポテさん、こんばんは (polo181)
2007-08-29 20:10:56
コメントを有難う。ダイサギもアオサギも深刻な争いはしません。ひじょうに、おっとりしています。
先輩がふわりと飛んできて、若鳥を追い出す。ただ、それだけのことです。性格が非常に鷹揚だと思います。もう少し光があれば、より鮮明な写真が撮れたのだけれど。生憎、今日は全くの曇天でした。それに、いまは涼しい。今夜は冷房がいらないくらいです。
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花ぐるまさん、こんばんは (polo181)
2007-08-29 20:05:12
コメントを有難う。ここは浅瀬になっているので、魚を見付けやすい。だから、ダイサギ達はここに集まります。でしょうね、幼鳥はいくらでもある支流のほうへ飛び去りました。深刻な争いにはけっしてなりません。鷺は”平和主義者”だと思います。餌をめぐっての争いは見たことがありません。このように追い払う行為はありますが。だから、私はダイサギがダイスキなのです。笑
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横浜のおーちゃん、こんばんは (polo181)
2007-08-29 19:59:57
コメントを有難う。私がトリを追いかける三つの場所のうち、ここが最もよく採れる場所です。充分広いのだけれど、同居を許す個体もあれば、このように追い払う個体もあります。性格なのでしょうね。
お遊びの類かもしれません。絶対に深追いはしませんから、本当におっとりしたトリですよ。
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懐かしい (あまもり)
2007-08-29 18:48:15
久々のpoloさんのダイサギ。もう嬉しくなってきます。相変わらず鮮明な写真にうっとりしてます。
人のように本気で仲間を攻撃しないサギたち。負ける喧嘩はしない、これ大事ですよね。
幼鳥もこうして逞しく大人になっていく。
自然豊かな多摩川がこのサギたちを育んでいるんですね。
久々の多摩川の流れにも爽やかさを感じます。
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おっとり・・・いいですね。 (スイポテ)
2007-08-29 17:14:17
若いダイサギともう1羽のダイサギ。
2羽が餌場を交代する。
おっとりというのがいいですね。
ふうわりと場所を代わる若い鷺。
先輩に場所を譲ったのかな。
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久しぶりのサギさん (花ぐるま)
2007-08-29 16:51:08
分かったのです。
サギは浅い所の魚をゲットしようとするのでこういうところにいつも構えているんですね。
幼鳥は鋭い眼差しで餌を追っていたのに大きなダイサギが来て追っ払われてもまた、違う所で見つけよう~と言って飛んで行ったようですね。
サギって仲間同士では喧嘩はしないのかな?
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十分に (横浜のおーちゃん)
2007-08-29 16:30:14
広い川だから、追い払わなくてもよさそうですが、絶好の餌場なのでしょうか。
それともコミュニケーションか遊びのたぐいかもしれませんね。
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