
ヒメジョオン(キク科・ムカシヨモギ属) 姫女苑と書く
北米原産の帰化植物で一年草 雑草扱い。
さて、敢えてこれを取り上げたのは他でもありません、ハルジオンとの
区別の仕方が決定的に判明したからです。
二点あります。 これさえ押さえておけば混同することはありません。
第一は、花期が異なることです。ここ関東では、ハルジオンは
春先から5月の下旬まで咲きます。その間は、ヒメジョオンは
ほとんど見られません。
6月に入って気温が上昇してくるとハルジオンはだんだん弱ってきて
消滅してゆきます。
そして、それに代わってヒメジョオンが咲き始めます。
現在では、全てがヒメジョオンに取って代わられています。
第二は、茎です。ハルジオンの茎は先端まで中空です。
指で押さえて見れば柔らかいので直ぐに凹みます。
それにひきかえ、ヒメジョオンの茎は中がギッシリ詰まっていて
指でつまんでも潰れることがありません。
その他にも、いろいろと相違点がありますが、上記の二点さえ
知っていれば、確実に区別がつくと思います。

ハンゲショウ(ドクダミ科・ハンゲショウ属) 半夏生とかく。
半夏生とは二十四節気をさらに三つに区分けした七十二候の一つ。
今の、7月2日ごろのことを言う。
その頃に咲く花という意味らしい。
東アジアに広く分布する多年草。
水湿地を好む植物なので、生育地が失われて絶滅危惧種に
指定している県が多いらしい。
植物に興味を持つ前は、この葉っぱは病気だろうと思っていた。

ヒメヒオウギズイセン(アヤメ科・クロコスミア属) 姫檜扇水仙と書く
お姫様が使う扇のような形をしているのでしょうか
南アフリカ原産の耐寒多年草 球根で増える
どう見ても、雑草化していた
※横浜のおーちゃんのご指摘で、
ヒメオウギズイセンをヒメヒオウギズイセンと訂正しました。
ヒメオウギズイセンはヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)のほうが一般的ではないでしょうか。
ご親切に、間違いを指摘くださって、有難う御座いました。ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)のほうが正しい名前だと納得しました。
ヒメジオンは夏の暑さに耐えうるように強固なくきにできているんでしょうね。
それに引き換えハルジオンは5月下旬までで比較的気候が温暖向きに作られているものと思います。
植物って本当に面白いですね。
私もヒメジオンは夏に咲く、と思っていました。
ハンゲショウは私も好きな葉、でも生け花にするとすぐにしおれてしまうのが難点です。
ヒオウギスイセンはこれまた強い植物で私は毎年子の球根を整理するのに大変です。
夏の間、どんどん子孫を増やしていきます。
でも花は可愛いですね~
poloさんが撮られると一層引立って可愛いです。
半化粧とも言われています。いろいろ名があって、困りますね。
両方ともとても綺麗に撮れていますね。
ですね。我が家のは少ないどれも先の葉だけが白く
成っているだけでした。来年を期待します。
姫檜扇水仙、これも一応昔植え込んだのですが、何しろ
ほったらかしの庭ですので「好きにして頂戴」って
感じで咲く年や咲かない年とほんとに好きにしてくれて
います(笑)
半夏生は、今年になってから覚えました。それまでは、変な植物だなと思っていました。ヒメヒオウギズイセンは、確かに見るからに強そうな植物ですね。
さすが、花ぐるまさん、何でも知っていますね。驚きです。
半化粧については、ネットで見ましたが、どうも葉っぱの半分ではなくて全部が化粧をするようなので、また、半夏生(7月2日)の頃に咲くから、と、そのいわれの通り覚えた方が、私としては楽です。笑
いろいろな名前があって、困りますよ。
姫檜扇水仙も、私は今日初めて知った花です。なんだか、丈夫そうな植物です。どんどん、増えるタイプの花じゃないでしょうか。花や蕾が扇のような形をしていました。