買い物からの帰り、お向かいのご主人と会い、蝙蝠の話をする、数年前にお向かいさんの家にも蝙蝠がきたとのこと、横浜に住んでいた頃は、トンボの群れを網で捕まえると蝙蝠が混じっていた時もあったという、結構身近にいるものと改めて感じた、5年位前には60、70センチくらいの蛇が来たとのこと、この地域は、マムシ、青大将、などがいるという、私も何回か、道路上でどくろを巻いているところ、蓮池の石垣、道路の石垣で日光浴をしている蛇を見ている、ただ住宅地まで来るのは珍しい、6、7年前の真夏、野生のクサガメが自宅の前を歩いていたことがあった、いろいろの生き物と共存している、素晴らしいことだ、見渡すと、毎日ちょっとした驚きに満ちている
まさか、予想もしていなかった、二階のトイレの壁の中で、木をかじる音がする、どこからか新聞紙が燃えるにおいがするので、漏電火事でご近所に迷惑をおかけするわけにはいかないので、すっかりネズミと思い、粘着剤のネズミ捕りを設置、忌避剤を壁の中に噴霧したところ、ネズミ捕りに蝙蝠がかかっていた、まだ生きている、慌てて、外して、体から粘着剤を洗い流そうと、固形石鹸、液体石鹸、中性洗剤を使用したが、わずかに洗い流せたが、死んでしまった、とんでもないことをしてしまった、先入観で物事を進めてしまった、結果、命を奪ってしまった、あまりにもあさはかだった、学生時代の教訓が生きていない、愛してくれた彼女を、宴会の時に先入観で誤解して、そして今度は彼女が誤解して、お互いに将来結婚しようと思っていたのに、結果、話もせず、確認もせず、会うこともなく、別れていた、的確な判断をできなかった、友人を装った男を遠ざけるべきを彼女を遠ざけてしまった、あの時と同じだ、彼女にふられたと思い込み、それ以外の可能性を考えなかった、ネズミ以外の可能性を全く考えなかった、命までを奪ってしまった、取り返しのつかないことをしてしまった、