社交ダンスをメインに食事のアップ等の徒然日記

誰かに何かを感じてもらえてダンスについて・切っ掛け、ヒントになれば!!本質は自己学習&自己向上が目的です

社交ダンス ムーブメントの準備 NO.8

2024-12-04 06:00:00 | 社交ダンス・基本

●プレパレーション to ムーブメント
 (動き出す前の準備)



(1)運動の面


           (画像はお借りしました)


人体は3つの面に分けられます。

すなわち、矢状面、前額面(前頭面ともいう)、水平面です。


・矢状面・・・人体を真正面から右と左に分ける面。
       特に、左右二等分する矢状面を正中矢状面といいます。
       ※ダンススポーツではエクステンションという

・前額面・・・人体を横から見て、前と後ろに分ける面。
       ※ダンススポーツではスウェイという

・水平面・・・地平と平行な面で、人体を上下に分けます。
       水平面は矢状面と垂直に交わります。
       ※ダンススポーツではローティションという




2)運動の軸


       (画像はお借りしました)


軸とは、(1)で述べたこれらの面に対して垂直に走る軸のことをいいます。

・垂直軸・・・地面(水平面)に対して垂直の軸です。
       垂直軸を中心に、体幹や前腕の回旋運動などが起こります。

・水平矢状軸・・・前頭面に対して垂直の軸です。
         また、水平面と水平です。
         水平矢状軸を中心にして起こる運動は、横から上下する運動です。
         例えば、肩を横から上げる運動(外転)、頭を横に倒す運動などです。

・水平前頭軸・・・矢状面に対して垂直の軸です。
         また、水平面とは水平です。
         水平前頭軸を中心にして起こる運動は、縦に上下する運動です。
         例えば、肩を上げる運動(屈曲)、膝を曲げる運動などです。

このようにして、人間の体の動きは、面と軸によって表されます。



ドライブ・アクションを行うときに
矢状面(エクステンション)に
前額面(スウェイ)と
水平面(ローティション)を
使って踊る。


ムーブメント(動き出す前の準備)の時に
足元自体がスィベルしたり
足元が動いては駄目。
動いた時点でアライメントが立った位置から変わってしまうので。


ロアートルソーゾーンを変えずに
ショルダーを動かす事で、うねりの有る動きが出来る。


スウェイの種類は3種類
テクニカル・スウェイ
コスメティック・スウェイに
リリーシング・スウェイ(ブロークン・スウェイ)
と有りますが、ムーブメントの時に
足元が動いたりターンアウトしては
スウェイが使えなくなる!!


3つの面を使う事で
相手とのスペースを変えて踊れると言うことになる
相手とのボディのギャップを避けるためにも
この3つの面を使う事。


例::スロー・フォックストロットのフェザー・フィニッシュ


男子、右足を斜め後ろに後退して右足に着床した時に
   体が向く前にショルダーが左回り(ローティション)
   ターンではないからトルソーゾーンは回さずに
   左足を抜いて着床して顔が進行方向に向いたときに
   そのまま足が出る体勢になる。
   アライメントを確りと変えて、
   次の方向へ向けているのでボディの捻れは出ません。
   
※リヴァース・ターンからフェザー・フィニッシュでは
 股を割って絞る様な動きをしていた。
 がローティションをする事でアライメントが変えやすくなった。


女子、左足を前進して左足に着床した時に
   ショルダーを先に左回り(ローティション)
   腕が先に回っているので
   体のアライメントを変える事が遣り易くなる。




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